【エコー 】ばね指の診断に使える横断像
お仕事整形外科医です。 整形外科の小ネタです 最近整形外科医的な記事があまりにもなかったので自分が何者かわからなくなってきましたwwww。 原点にかえって、小ネタです。
参考 整形外科・災害外科 63: 1337- 2020 長谷川英雄ら おまえ、整形外科医だったのか??? プログラミングの勉強に追われてました・・・。 まとめ- ばね指の診断ではエコーは横断像が簡単
- 曲げた状態で評価する
- 健常像と異常像の違い
目次
ばね指の診断にエコーは使える!?
あきらかにスナッピングを再現できるような症例では、エコーの必要性は薄いかもしれませんが、診察室では再現できないような軽症のばね指症例や、PIP関節がすでに拘縮してそもそも曲げ伸ばしができないような症例(めったにないですが)では、エコーは強みがあります。 診療点数も部位は「その他」扱いで、350点となかなかの点数です。 エコーの最大の強みは「動的に評価が可能なこと」に尽きると思います。 これまで整形外科的な検査として代表的である、レントゲンやCT、MRIはすべて静的判断でした。 そもそも運動器は動いていることの方が多いわけですから、ダイナミック(動的)でないと診断がつかないこともあります。 また、筋肉を含めた軟部評価は、いい検査方法がなかったこともあり、整形外科医の苦手分野とも言えます。
ばね指の診断方法
左右があるものは健側と比較することが大事です。 ばね指のエコーの際の特徴として、
- 指によって健常でも腱鞘の太さは異なる
- 腱鞘はlowエコーで実は評価しにくい
- ビームの入り方により、腱の描出のされ方が異なる
実際どうよ
実臨床でやってみると、腱鞘の肥厚の左右左や、腱の肥厚を左右で比べるよりも屈曲時の腱の正円化の方が断然わかりやすい所見です。 腱鞘の厚さは指によって違うため、一概に肥厚かどうかわかりにくんです。 また、カラードップラーは引っ掛かりがあっても血流増加は見られないことが多いです。
腱鞘内注射は?
参考にした文献では、掌側からエコー、背側から注射をしていました。 神経血管束に注意が必要なようですが、確かに注射液が入っていくのをダイナミックに見れるメリットはあるかもしれません。 実際に、腱鞘内に入らなくても効果は同じという意見もあるようなので、ここまでリスクをとる必要があるかどうかは意見の分かれるところかもしれません。 2019年11月19日エコーガイド下 バネ指注射
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