新人保育園看護師さんにおすすめ書籍・資料
保育園に就職が決まったけど、どんなことを勉強しておいたらいいの?というご質問を頂くので、私のおすすめの書籍や資料をご紹介します。ちなみに、保健関連の書籍は内容が薄くて個人的にはあまり活用できなかったので、省庁・学会が無料で公開しているガイドラインの方が内容が濃くて勉強になって、なおかつ費用もかからないのでお勧めです。
スポンサーリンク 目次- 厚生労働省のガイドライン
- やさしい予防接種BOOK
- 保育所保育指針
- Injury Alert(傷害速報)
- 保健指導・よくある相談がまとまっている本
- まとめ
厚生労働省のガイドライン
「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」は必ず確認しておいてください。
感染症の拡大防止や体調不良児への対応など今まで保育園での対応で困っていたことがたくさんの医師の監修の下、作成されています。消毒剤の希釈、登園基準、出席停止期間…実践に即した内容が解説されているので困ったら読み直す感じです。詳細はブログ記事をご参照ください。
【保育園看護師は全員必読!】「保育所における感染症対策ガイドライン」で重要なところはココ!すべての保育園で、厚生労働省が2018年3月に発表した保育所における感染症対策ガイドラインって基本になっていますよね。※2023(令和5)年10月が最新です。もちろん、全部読んだら勉強になりますが、このガイドラインを読むべき人って看護師だけ...www.hoikuennurse.com2020.07.13やさしい予防接種BOOK
リンク副反応が怖い!水銀が入ってるの?ワクチンが自閉症の原因になるってホント?などなど保護者からよく質問される内容や自分でもよくわかっていなかったことをエビデンスに基づいて説明してくれているので自信をもって、予防接種の必要性について保護者や保育士へ伝えることができるようになります。
色々な予防接種の本を読んだのですが、保育園で必要な知識が網羅されていなかったりトンデモ科学本などもあるので、どうせ本を買うならおすすめです。そして、保育園看護師になると園児の予防接種歴の確認をしないといけないですよね。どの月齢でどのワクチンが打てるのかどのワクチンが定期で、どれが任意なのかなど一覧でわかる表をフリーダウンロードできるサイトがあります。Know★VPD!
この表は、カラフルで見やすいだけでなく、年に2回(4月、10月)で更新されているので最新のワクチン接種スケジュールがわかります。
保護者から予防接種済み連絡がない場合は、この表で対象月齢を確認してから「〇〇(ワクチン名)の接種は終わっていますか?」など確認するときによく使います。
保育所保育指針
この指針を元に保育園は運営されているので、必ず一度は読んでおきましょう。保育園の目指すところが分かります。
ウェブ上で無料で全文見られます。第3章が保健分野について書かれていますが、保育園でどういう「保健業務」が求められているのかが分かります。また、保育で何を大事にしているのかも理解できるので、看護師としては、衛生管理でここまでやってほしいけど、こどもの成長発達のために、この活動は削れないよね、とか病院と保育園でできることの違いが分かるようになります。
保育所保育指針の看護師業務について書かれたところだけを知りたい方は、以下のブログ記事をご参照ください。
【看護師に必要な所だけ抜粋】保育所保育指針全国の保育園では「保育所保育指針」をもとに保育が行われています。みさきもちろん保育園職員全員が理解しておかないといけませんが、文章が長すぎるし、抽象的でざっくりしすぎなので、特に保健業務関連については補足情報が必要です。看護師今回は保育所保...www.hoikuennurse.com2020.08.23Injury Alert(傷害速報)
日本小児科学会ホームページでこどもの事故の情報が掲載されています。園児が給食で出たブドウが詰まって窒息死した事故がニュースで話題になっていましたね。ブドウで窒息するなんて知らなかったという意見もたくさん見られたのですが、以前から丸い形状の食べ物やおもちゃの窒息事故事例はたくさんありました。今までの事故・事件を確認しておくことで悲しい事故が防げるので、必ず確認しておきましょう。
保健指導・よくある相談がまとまっている本
リンク小児の一般的な発達とか、乳幼児健診で見るポイントとか、よくある体調不良や疾患について1冊にまとめられているので、網羅的な情報が知りたい方にお勧めです。
各項目ごとに、1ぺーじもしくは見開き1ページに概要+イラストで分かりやすくまとまっていて、もっと詳しく知りたければ詳細文章(文字が細かく詰まっています)を読む構成になっているので、サクッと知りたいときにもじっくり勉強したいときにも使えます。
私のおすすめポイントは、命に関わらない疾患やちょっとした育児の困りごとについてもしっかり解説されているところです。看護師ってその辺の知識が薄くないですか?でも、保育園だとガンガン質問されるので爪かみ、指しゃぶり、夜泣きなどそこまで解説するんだ!っていう驚きがあります。
ちなみに看護師が日頃からお世話になっている出版社のひとつ南山堂の本なので、中身の信頼性も確かです。
まとめ
私の経験からですが、だいたいの分からないことはgoogle検索したら答えが出てきます。なので、検索して概要を知って詳しく知りたければ書籍を購入してみるという方法がよいと思います。
「保育保健」の書籍もあるのですが、内容が薄いことと、書籍の特性上、記載内容が古いことも多いので私は買ったのですが、あまり役に立ちませんでした。
他にもたくさん勉強になる書籍、サイトがあるのですが、「まずこれだけは!」というところをまとめてみました。