エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳&チャンク解説(10/8)
このブログでは、NHKの英語ラジオ番組「Enjoy Simple English」の内容をもとに、
- 本文和訳
- チャンク&単語解説
- 英語での要約
を毎日更新しています。
10月度からは、これまでの内容と異なり、2021年4月に放送されたものの再放送になります。毎週水曜日は「世界の偉人伝”Heroes and Giants”」です。日本を、世界を動かした偉人たちの誰もが知るその偉業を、ちょっと意外なその素顔を、英語で味わうことができます。
本日のHeroes and Giantsのストーリーは「Coco Chanel ~ A Revolutionary Designer ~」です。
「聞き取れなかったところを確認したい」「ストーリーを理解してからもう一度聞きたい」そんな方の学習補助として活用していただけたら嬉しいです。
また、チャンク&単語解説は、日常会話で役立つものやESEで頻繁に出てくるものをピックアップして解説しています。隙間時間の学び直し等にも有効に活用できると思います。
ではさっそく、今日の内容を見ていきましょう!
目次- Coco Chanel ~ A Revolutionary Designer ~(ココ・シャネル 〜 革命のデザイナー 〜):和訳
- 1ページ目
- 2ページ目
- 3ページ目
- 日常生活で使えるチャンク&単語解説
- チャンク&単語帳
- チャンクPickUP
- 構成パーツの解説
- 日常会話への応用
- PickUP長文読解
- 構成パーツの解説
- 読解のポイント
- “is because” は口語的。フォーマルなら “is that”
- 関係代名詞と代名詞の照応を一気に処理する
- 本日の記事の要約
- 先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
- ESEの放送について
Coco Chanel ~ A Revolutionary Designer ~(ココ・シャネル 〜 革命のデザイナー 〜):和訳
1ページ目シャネルは多くの人に愛されているハイファッションのブランドです。1910年に創設され、100年以上にわたって人気が続いています。人気の理由の一つは、シャネルが女性たちがそれを必要だと気づく前から、必要な服を作り続けてきたからです。このブランドを作ったのはココ・シャネルでした。2008年と2009年には、彼女の生涯を題材にした映画が3本製作されました。人々は、デザイナーとしての彼女の才能だけでなく、とても独特なライフスタイルの話も好んで聞きました。
2ページ目ココはフランスでガブリエル・ボヌール・シャネルとして生まれました。母親が亡くなり、彼女は両親のいない子どもたちのための施設である孤児院で育ちました。彼女はそこで裁縫の仕方を学びました。しかしココはファッションデザイナーになることを夢見ていたわけではありませんでした。彼女は歌手になりたかったのです。彼女は時々「ココ」という名の女性について歌い、その歌はファンの間で人気となりました。人々はしばしば彼女に「ココ」を歌うよう頼み、その結果それが歌手としての彼女のニックネームになりました。歌手としてのキャリアは成功しませんでしたが、その後の人生ではずっと皆に自分を「ココ」と呼ぶように言っていました。こうしたのは、舞台に立っていた頃を覚えていたかったのかもしれません。あるいは、うまくいかなかった時期を忘れずにいたかったのかもしれません。1900年ごろ、ココがデザイナーとして働き始めた当時、働く女性はほとんどいませんでした。ココは自分の店を持ちたいと望みましたが、女性が金を稼ぐのは難しかったため、彼女は裕福な男性たちの助けを必要としました。こうした事情から、彼女は「すぐ恋に落ち、多くの男性を手玉に取った女性だ」と見なされることもありました。貧しい少女がなぜそれほど成功したのでしょうか。ココは自分について「私はいつも自分が勝つと確信している。それが私に力を与え、成功の秘密なのです」と語っています。
3ページ目第一次世界大戦以前、女性はドレスの下にコルセットを着用していました。コルセットのせいで女性は動きにくくなっていました。戦争中、多くの男性が戦地へ行かなければならず、女性が働く必要が生じました。ココはコルセットのない服をデザインしました。これらの服は着飾るためではなく、日常の生活のためにデザインされていました。デザインは、ココが育った孤児院の修道女たちが着ていた服に少し似ていました。彼女はまた、軍の将校の制服や、外国人の恋人たちの服装からもヒントを得ました。服はエレガントでありながら実用的で、変化する女性のライフスタイルにぴったりでした。彼女は「リトル・ブラックドレス」も生み出しました。それ以前、黒いドレスは葬式の時にしか着られていませんでした。黒いドレスはどんな場面にも合うというのがココの発想でした。今日でも、ココが1920年代に初めてデザインしたシャネルスーツは多くの人に着られています。そしてリトル・ブラックドレスも、今なお女性たちの定番の選択肢です。ココはこう語りました。「シャネルを“ファッション”とは呼ばれたくない。ファッションは色あせる。変わらないのはスタイルだけ。だからシャネルは“スタイル”なのだ。」
日常生活で使えるチャンク&単語解説
ここでは日常生活で使えるチャンク(言葉のひとまとまり)や単語の解説をします。
チャンク&単語帳以下のチャンクや単語をタップすると、日本語訳が出てくるので、訳を見ずに意味がわかるか挑戦してみてください!
orphanage孤児院
sew縫い物、針仕事をする
nun修道女、尼僧
military officer陸軍将校、軍当局者
funeral葬式
チャンクPickUPBut Coco did not dream of being a fashion designer.(日本語訳)しかし、ココはファッションデザイナーになることは夢にも思っていなかった。
構成パーツの解説 パーツ意味機能補足Butしかし逆接の接続詞前文との対比を示す。フォーマルには However, でも可。Cocoココは主語人名。did not〜しなかった過去の否定助動詞 do を使った過去否定。dream of〜することを夢見る/想像する句動詞of + 動名詞で「抱負/志望」の慣用。否定で「夢にも思わない」。being a fashion designerファッションデザイナーであること動名詞句(目的語)being は「〜であること」。becoming に替えると「なること」。どちらも可。did not dream of + V-ing は、「〜するなんて思いもしなかった」「〜になろうなんて考えていなかった」という強めの否定を、英語らしく自然に表す型です。ここでは dream of being として「(当時)デザイナー“である”ことを想像すらしていなかった」という含みになります。現在の志望を表現するなら I dream of + V-ing でOK。語法の注意は、dream of + 動名詞の形を守ること、そして“将来なりたい”なら being より becoming が自然になりやすい点です。
日常会話への応用– I didn’t dream of being a manager at 25.(25歳で管理職になるなんて、思ってもみなかった。)– I dream of starting a small café by the sea.(海辺で小さなカフェを始めるのが夢だ。)
PickUP長文読解Enjoy Simple Englishでは関係代名詞等を用いた長い一文がよく出てきます。そこで、ストーリーに出てきた長文の構造や意味などを確認する中で、関係代名詞などの構文に強くなって、長文読解への抵抗をなくしましょう!
今回の一文“One of the reasons for its popularity is because Chanel has always created clothes that women needed before they knew they needed them.”(日本語訳)その人気の理由の一つは、シャネルが常に、女性たちが「必要だと気づく前」に必要としていた服を作ってきたことにある。
構成パーツの解説 パーツ意味機能補足One of the reasons for its popularityその人気の理由の一つは主語(名詞句)its=Chanel(ブランド)を指す。is because ……だからだ連結(理由提示)会話では自然だが、文体的には is that … が簡潔。Chanel has always createdシャネルは常に作ってきた現在完了1910年から今に続く反復・継続を示す。clothes that women needed女性たちが必要としていた服を関係代名詞節(限定)that は clothes を受け、目的語位置(省略可)。before they knew they needed them彼女たちが必要だと知る前に時を表す従属節them=clothes。knew (that) they needed の that は省略。 読解のポイント “is because” は口語的。フォーマルなら “is that”One of the reasons … is because … は会話や記事でよく見ますが、“is” と “because” が意味的に重複するため、論文調では One of the reasons … is that … がよりすっきりします。意味は同じです。
関係代名詞と代名詞の照応を一気に処理するclothes that women needed の that は目的語なので省略可(clothes women needed)。後半 they knew they needed them の them は一貫して clothes を指します。them = women と誤読しないよう、代名詞の参照先は「数(複数)」と直前の名詞で確認しましょう。
本日の記事の要約
今回の記事をAIが要約しました。ぜひリーディング練習にご利用ください!
Summary:Chanel is a luxury brand founded in 1910 and admired for over a century. Coco Chanel, who grew up in an orphanage, first dreamed of singing and kept the nickname “Coco.” As a designer she created practical, elegant clothes without corsets, drew on uniforms and simple lines, and introduced the versatile little black dress. Her belief in winning drove her success. Today her suits endure, because, as she said, fashion fades—style remains.要約 日本語訳:シャネルは1910年創業の高級ブランドで、1世紀以上にわたり称賛されている。孤児院で育ったココ・シャネルは当初は歌手を夢見て「ココ」の愛称を名乗り続けた。デザイナーとしてはコルセットのない実用的でエレガントな服を作り、制服やシンプルなラインから着想を得て、万能なリトルブラックドレスを広めた。「必ず勝つ」という信念が成功を後押しし、彼女のスーツは今も健在。彼女の言う通り、流行は消え、スタイルは残る。
先週のESEチャンク解説まとめ記事のご紹介
毎日の放送を追いかけている方も、ちょっと復習したい方も必見です!先週の放送でピックアップしたチャンクをまとめて解説した【週末まとめ記事】を公開しています。このまとめ記事では、ESEの内容を思い出しながら、日々の英語学習に役立つ重要なチャンクを一気に振り返ることができます。
「チャンクをしっかり覚えたい」「英語表現力を高めたい」「1週間分を効率よく復習したい」という方には特におすすめです。再放送のタイミングでの復習や、苦手なチャンクの再確認にも便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
エンジョイ・シンプル・イングリッシュ チャンク解説まとめ|2025年10月第1週(9/29~10/3)この記事はEnjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)の2025年10月の第1週(9/29〜10/3)放送分のチャンクをまとめて解説しています。ESEを使って英語を勉強したい方、中学英語の学び直しがしたい方、英会話を習得したい方などの英語学習をサポートするために記事を作成しています。テキストで本文を確認したい方は、ESE10月号をご確認ください。また、日々の記事ではESEの和訳、単語やチャンクの解説をしています。ぜひご覧ください。www.ese-listener-honyaku.com2025.10.04ESEの放送について
NHKのラジオ番組「Enjoy Simple English(ESE)」は、月曜〜金曜の毎朝6:00〜6:05(再放送あり)に、NHKラジオ第2で放送されています。
※最新の放送スケジュールや放送内容の詳細は、NHKの公式サイトをご確認ください。
👉 NHK Enjoy Simple English 公式ページ(外部リンク)
また、聞き逃してしまった場合も、「NHKゴガク」サイトや「らじる★らじる」アプリを使えば、放送から1週間以内であれば何度でも聞き直すことができます。
番組の内容をより深く理解したい方には、公式テキストの利用もおすすめです。テキストには、毎日の英文スクリプトや語彙リストが掲載されており、学習効果を高めるのに非常に役立ちます。
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