KANIの光害カットフィルターLPRFを星空撮影に使用した感想【レビュー】
KANIの光害カットフィルターLPRFを星空撮影に使用した感想【レビュー】

KANIの光害カットフィルターLPRFを星空撮影に使用した感想【レビュー】

KANIから発売されている光害カットフィルターLPRF( Light Pollution Reduction Filter )を購入しました。

購入理由や使用した感想などを記事にします

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目次
  • 1. 光害カットフィルターって何?
  • 2. KANI LPRFの購入理由
    • 2.1. ケンコーのスターリーナイトと悩んだ
  • 3. KANI LPRFの開封
  • 4. KANI LPRFを星空撮影に使ってみた
    • 4.1. LPRF使用例①
    • 4.2. LPRF使用例②
    • 4.3. LPRF使用例③
  • 5. 星雲がよく映る
  • 6. KANI LPRFを使用した感想
    • 6.1. RAW現像が楽になった
    • 6.2. AWBで撮影する方が良い?
    • 6.3. LPRFを使うことで1段分ほど暗くなる
  • 7. KANI LPRFのまとめ

光害カットフィルターって何?

都会の照明の光源、ナチリウムランプ、水銀燈の光色による影響をカット出来るフィルターです。

光害のある場所で星空撮影を行うと、夜空が黄色やオレンジっぽい写真になります(色カブリ)。そういった色カブリを低減させて、スッキリした星空を撮影する事が出来るのが、光害カットフィルターです。

KANI LPRFの購入理由

光害のある場所での星空を撮影をする機会が多く、そういった場所ではNiSi Soft nano GND(32)を利用し、明るい部分を減光させて撮影していました。

それだけでもかなりの効果があったのですが、夜空の色カブリが気になるため、光害カットフィルターを試そうと思いました。

ケンコーのスターリーナイトと悩んだ

光害カットフィルターというと、最初に知ったのはケンコーのスターリーナイトでした。知り合い数名もスターリーナイトを使用しており、その効果を絶賛していました。

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しかし、スターリナイト150mmは、KANI LPRF Light Pollution Reduction Filterと比べても高価であり、購入を躊躇ってしまいました。

スターリーナイト、LPRFの効果を調べていますとそこまで大きな差が無いようでしたので、KANI LPRFを選定しました。

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KANI LPRFの開封

お馴染み、ペンギンのマークの黒い箱です。高級感があります。

中はしっかりと梱包されていました。

ソフトケースに紙に包まれた角型フィルターが入っていました。

フィルターは青みのある透明なフィルターです。ドイツ製のガラスで割れにくい設計だそうです。

KANI LPRFを星空撮影に使ってみた

下記写真は、効果が分かりやすいようにすべてJPEG撮って出しです。使用機材はカメラCANON EOS5DmarkⅣ、SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ARTです。

LPRF使用例①

星空の撮影する方向の真下には外灯の明かりがあり、かなり厄介な場所です。LPRFなしISO2000 F2.8 SS20秒 4100k(AWB)

LPRFあり ISO2000 F2.8 SS20秒 3050k(AWB)

AWBで撮影(色温度3050k)

かなり暗い写真になりました。1段ほど暗くなっているようです。AWB(オートホワイトバランス)で撮影すると、色温度がかなり変わりました。

LPRF使用例②

こちらは夜景と星空の撮影です。LPRFなしISO1600 F2.8 SS15秒  4250k(AWB)

LPRFあり ISO1600 F2.8 SS15秒  5700k (AWB)

使用例①の時、AWBで撮影すると色温度は小さくなりましたが、こちらは大きくなりました。 夜景の色カブリを抑えてスッキリとした星空になりました。

LPRF使用例③

もう一つ、夜景の綺麗な、光害のある場所での撮影です。こちらは色温度は4450kで固定。LPRF使用時はISOを一段上げて明るさを揃えました。

LPRFなしISO800 F2.8 SS25秒 色温度4450k

LPRFあり ISO1600 F2.8 SS25秒 色温度4450k

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星雲がよく映る

光害カットフィルターを使うことで、星雲が映りやすくなるらしい。実際使ってみてると、確かに赤い星雲が分かりやすく映っていました。

下記の写真はオリオン座付近を切り抜いたもの。バーナードループが少し強調されて映っているのが分かります。

右がLPRFを使用した写真

KANI LPRFを使用した感想

RAW現像が楽になった

普段はadobeのLightroomで現像していますが、それでもかなり現像が楽になりました。光害のある所での撮影は、色かぶりを修正するのに少し時間が掛かる事がありましたが、露出、ハイライト、シャドウを少し弄るだけで良い具合になることが多くなりました。というか、下記はJPEG撮って出しですが割と良い感じに写ります。(下記の写真はハーフNDフィルター(NiSi Soft nano GND(32))も併用。もう少し明るめに撮影した方が良さげでしたが。ちなみに、夜景と星空の撮影ではハーフNDと光害カットフィルターの使用がオススメです。下記に効果を纏めていますのでご参考に。参考記事:夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?

AWBで撮影する方が良い?

RAW現像をするならばホワイトバランスはそこまでに気にする必要はないと思いますが、ホワイトバランスはAWB(オート)での撮影が良さそうです。(上記の写真もAWBで撮影)また、ケンコーのスターリーナイトについては AWB で効果が出る、と記載されていましたので、LPRFもAWBで良いかも知れません。

LPRFを使うことで1段分ほど暗くなる

使用例③で1段明るくして撮影すると、未使用の時とほぼ同じ明るさになりました。つまり、1段ほど暗くなるようです。星空撮影において1段、というと結構大きい差のようにおもいますが、光害のある様な場所では極端に明るい設定で撮影する事はないので、1段分暗くなってもそこまで致命的ではないかなぁと思っています。

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KANI LPRFのまとめ

光害のある場所での撮影は、後処理が大変だったり、かなり厳しい撮影結果になりがちですが、KANI LPRFを使えば光害のある場所でも積極的に撮影していけるのではないかと思っています。個人的に、光害のある場所での撮影が多いので、この効果はありがたいなぁと思いました。また、星空だけでなく、夜景などでも効果を発揮するということで、これから色々な場所で使用していくのが楽しみです。参考記事:夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?

今回紹介したのはこちら

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角型フィルターの使用には専用のフォルダーが必要です。私が使用しているのは下記のホルダーです。星空撮影で定評のあるSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ARTに適合したものですが、SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTでも使えるので重宝しています。

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参考記事:KANI 角フィルターホルダー(150mm幅)のSIGMA 14-24 F2.8への装着方法

丸形のレンズフィルターもあるようです。お値段もお求めやすく、良いですね。

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