スマホカメラの画像が保存されるフォルダ名の「DCIM」とは?
よく使っているのに、よく知らない「DCIM」が気になり始めました。デジタルカメラやスマホで写真を撮ると、データが保存されるフォルダ名のことです。
これまでまったく気にかけていなかったノーマークの用語です。デジカメの登場から問題なく使えているので、その意味が曖昧なままでした。
筆者のような方は多いと思います。そこで「DCIM」についてまとめておきます。
目次- 「DCIM」とは
- DCF規格とは
- DCIMフォルダの場所
- 例①:デジタルカメラを接続したとき
- 例②:SDカードを接続したとき
- 例③:Androidスマホを接続したとき
- 例④:iPhoneを接続したとき
- DCIMフォルダ構成下のサブフォルダ
- 例①:デジタルカメラを接続したとき(CASIOの例)
- 例②:SDカードを接続したとき(CASIOの例)
- 例③:Androidスマホを接続したとき
- 例④:iPhoneを接続したとき
- おわりに
「DCIM」とは
DCIMとは、Digital Camera Imagesの略で、デジタルカメラの画像という意味です。
デジタルカメラ、スマホやタブレットなど、デバイスで撮影した写真や動画を保存するためのフォルダ名です。DCIMは業界標準として採用されているので、たいていのデバイスで見かけます。
DCIMフォルダは、デバイスの内部ストレージに自動的に生成されます。このフォルダが存在することで、ユーザーは異なるデバイス間でのデータ移動や管理が容易になります。たいていの写真管理ソフトやクラウドサービスは、DCIMフォルダによってデータをインポートする機能を有しています。
デジタルデバイスで写真を撮ると、保存先に「DCIM」名のフォルダが作られ、その構成下にサブフォルダが作られます。画像は、サブフォルダにExifと呼ばれるフォーマット形式で保存されます。ファイル名は「IMG_xxxx.jpg」といった名前で付けられていきます。
Exifとは、Exchangeable image file formatの略で、交換可能な画像ファイル形式という意味です。
DCF規格とは
DCIMは、DCF規格の一部です。
DCFとは、Design rule for Camera File systemの略で、カメラファイルシステム規格です。
DCFは、たいていのデジタルカメラメーカーに採用されている業界標準です。画像を保存するときのファイル名の付け方、ファイルフォーマット、フォルダーの構成、などを規定しています。
DCFに準拠している画像であれば、メーカーや機種が異なっていても画像の交換が可能となります。
アプリやソフトウェア、デジタルカメラやスマホのメーカーは、この規格を採用することでソフトや製品の利便性を高めています。
DCIMフォルダの場所
DCIMフォルダを見るには、デジタルカメラやスマホ、記録メディアをWindowsPCに接続しエクスプローラーを開きます。
外部ドライブが表示されたり、スマホ名やブランド名が表示されます。展開すると内部ストレージが見れて、この中にDCIMフォルダを確認できます。
PCのエクスプローラー表示
例①:デジタルカメラを接続したときUSBドライブが表示されます。
DCIMフォルダがあります。
例②:SDカードを接続したときSDカードドライブが表示されます。
DCIMフォルダがあります。
例③:Androidスマホを接続したときAndroidのスマホ名と「内部共有ストレージ」が表示されます。※ここでは「C330」のスマホ名
DCIMフォルダがあります。
例④:iPhoneを接続したときブランド名(Apple Phone)が表示されます。
「internal Storage」が表示されます。
DCIM名のフォルダは表示されず、サブフォルダが現われます。※サブフォルダ名は撮影年月「xxxxxx」※これはIOSのアップデート後の表示
DCIMフォルダ構成下のサブフォルダ
デジタルデバイスで写真を撮ると、保存先に「DCIM」名のフォルダが作られ、その構成下にサブフォルダが作られます。
サブフォルダ名は様々です。いくつか確認してみます。
PCのエクスプローラー表示
例①:デジタルカメラを接続したとき(CASIOの例)「100CASIO」名でサブフォルダがあります。
例②:SDカードを接続したとき(CASIOの例)「100CASIO」名でサブフォルダがあります。
例③:Androidスマホを接続したとき「Camera」名でサブフォルダがあります。
例④:iPhoneを接続したときPCのエクスプローラー表示は「DCIMフォルダの見方」の項と同じ※サブフォルダ名は撮影年月「xxxxxx」※DCIM名のフォルダが表示されず、サブフォルダが現われる
おわりに
「DCIM」と「DCF規格」の説明でした。
合わせて、DCIMフォルダの場所、DCIMフォルダ構成下のサブフォルダについて、PCのエクスプローラー表示を確認しました。
統一された規格といっても、デバイスの種類が違えば、PCでの見え方が異なることが分かります。
ルールがあるのは、利便性が高まって良いことです。ただ利用者は、なんとなく使っている状況だと思います。教わる場もないでしょうし、義務教育の現場でも知らないことでしょう。
仕組みを知っておくことは何かの役に立つと思い、まとめました。参考にしていただけたら幸いです。