落語家・桂ざこばさんが死去 12日午前に自宅でぜんそくのため 76歳
落語家・桂ざこばさんが死去 12日午前に自宅でぜんそくのため 76歳

落語家・桂ざこばさんが死去 12日午前に自宅でぜんそくのため 76歳

落語家・桂ざこばさんが死去 12日午前に自宅でぜんそくのため 76歳 2024年6月12日 14時47分スポーツ報知

 上方落語家の桂ざこば(本名・関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日午前3時14分、ぜんそくのため、自宅で亡くなった。76歳だった。所属する米朝事務所が同日、発表した。通夜、葬儀は故人と家族の意向により、家族葬にて営まれる。

 ざこばさんは2017年5月に大阪松竹座の舞台公演の稽古前に、体調不良のため緊急搬送。左中大脳動脈閉鎖症、塞栓(そくせん)性脳梗塞と診断され、入院した。約2か月後には仕事復帰したが、以後はネタの記憶や発声と闘いながら高座を務めた。21年暮れには持病のぜんそくと慢性閉塞性肺疾患(COPD)を併発して、入退院を繰り返していた。

 ざこばさんは1947年9月21日、大阪市生まれ。中学時代から桂米朝さん(15年死去)に弟子入りを懇願し、卒業後の63年5月に入門。桂朝丸の芸名を授かった。65年から米朝さんが司会を務めた演芸番組「お笑いとんち袋」(関西テレビ)で活躍し、自作ネタ「動物いじめ」で人気者に。75年に始まった日本テレビ系「ウィークエンダー」では、ちまたに起こった事件を大阪弁でまくしたてるように解説するレポートがウケて、全国的に名を知らしめた。

 88年に、兄弟子・桂枝雀さん(99年死去)の勧めもあり、二代目桂ざこばを襲名。92、2003年に2度、上方お笑い大賞を受賞した。落語家としては「すべて、ちゃーちゃん(米朝さん)と兄ちゃん(枝雀さん)にこしらえてもろうてる」と話していた。

 92~98年放送のABCテレビ「ざこば・鶴瓶らくごのご」では三題噺(ばなし)の即興ネタで腕前を披露した。08年には大阪・動物園前に自ら寄席小屋「動楽亭」をオープン。後進の育成に力を入れ、15年には枝雀さんの長男・桂りょうばを弟子に迎えた。

 高座と並行してタレント業も精力的に活動。03年からレギュラー番組化された読売テレビの討論番組「たかじんのそこまで言って委員会」(現「そこまで言って委員会NP」)では、かつては犬猿の仲でもあったMC・やしきたかじんさん(14年死去)の進行もあって、歯に衣着せない本音トークが支持され「ざこびっち」の愛称が定着した。

 今年4月には弟子の桂ひろば、桂ちょうば、桂そうばのトリプル襲名発表会見に出席。「ぜんそくで苦しいんですわ」と話しながらも「同時襲名で、ありがたいこと。3人をよろしくお願いします」と頭を下げていた。

 同事務所の滝川裕久代表取締役社長は「あまりにも突然の事で、ご家族も今は悲しみにくれるばかりです」とコメント。自宅住所、葬儀会場、喪主等は非公開とし、「ご親族の心中をお察しいただき、静かに見守ってくださいますよう伏してお願い申し上げます。我々スタッフにもお気遣いくださる、とても素敵(すてき)な師匠でした。追ってお別れの会を執り行う予定です」とした。

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