内線規程の解釈と解説【024】|架空ケーブル(メッセンジャーワイヤー)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります スポンサーリンク出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
contents- 架空電線路・メッセンジャーワイヤの施設ポイント|低圧・高圧ケーブルの注意点まとめ
- ✅ 1. 配線構成の基本|2200-5図「施設例」の解説
- ✅ 2. 接地線に関する重要なルール
- 🧰 3. 架空ケーブルの設置方法|2200-10表より
- 💡 4. メッセンジャーワイヤの規定|2200-16より
- 📐 5. 安全率の考え方|メッセンジャーワイヤの張力管理
- ✅ まとめ|施設時のチェックポイント
架空電線路・メッセンジャーワイヤの施設ポイント|低圧・高圧ケーブルの注意点まとめ
屋外配線や構内の引き込みなどで使用される架空電線路。その設置には「安全性」と「機能性」を確保するため、さまざまなルールが内線規程に定められています。
✅ 1. 配線構成の基本|2200-5図「施設例」の解説
まずは、低圧・高圧電線やケーブルの配置図に注目しましょう。
📘 表示されているケーブル種別 区分 種類例 低圧引下線 絶縁電線、ビニル線など 弱電流線 TEL線、LAN線、制御線など 光ファイバ 通信系統用の架空線 高圧電線 CVT、CVなど耐圧・絶縁強度の高いケーブル✅ 2. 接地線に関する重要なルール
⚠ 架空接地線の注意点-
使用する電線は OW電線または同等以上の絶縁効力を持つもの
-
低圧と高圧/弱電と光ファイバなど異種回路の接地線は分けて設置
これは、相互干渉や感電リスクを防ぐために極めて重要です。
🧰 3. 架空ケーブルの設置方法|2200-10表より
📦 使用可能なケーブルの種類 電圧区分 使用可能ケーブル 低圧 鉛被、アルミ被、クロロプレン、ビニル、ポリエチレン、MIケーブル等 高圧 上記+保護被覆付きタイプも可 🪝 ちょう架方法(ハンガーの取付け)-
メッセンジャーワイヤにハンガーを用いて設置
-
高圧:ハンガー間隔は 50cm以下必須
-
低圧:50cm以下が望ましい
💡 4. メッセンジャーワイヤの規定|2200-16より
🔧 強度条件-
引張強さ:5.93kN以上
-
または断面積:22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線
📐 5. 安全率の考え方|メッセンジャーワイヤの張力管理
高圧回路では、安全率2.5以上が求められます。
✅ 安全率の算出式- 安全率 = E / T
- T = WS² / 8D
記号 意味 E メッセンジャーワイヤの引張り荷重(N) T 最大使用張力(N) W 単位長さあたりの合成荷重(N/m) S 径間(m) D 最大の弛度(m)
✅ まとめ|施設時のチェックポイント
チェック項目 内容 ケーブルの種類 電圧に応じて2200-10表に準拠 接地線の施工 OW線または同等以上+異系統で分離接地 ハンガー間隔 高圧は50cm以下、低圧も50cm以下が望ましい メッセンジャーワイヤ 規定強度&D種接地工事を実施(条件により省略可) 安全率の確保 2.5以上を目標に計算式で張力を管理この記事のカテゴリー 関連 スポンサーリンク スポンサーリンク
BOT