【LIVE REPORT】聖飢魔II vs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる〜 メタル界の悪魔とメタルの神“キツネ様”が遂に激突!
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2025.10.07
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【LIVE REPORT】聖飢魔II vs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる〜 メタル界の悪魔とメタルの神“キツネ様”が遂に激突!

report by KAZ HIROSE/EDITOR IN CHIEF  pic:Takahide“THUNDER”Okami

悪魔教の布教のために魔暦前14(西暦1985)年9月に地球デビューした悪魔集団、聖飢魔II。彼らは予告どおり魔暦元(1999)年12月29日〜31日に行なわれた解散大黒ミサで地球征服を完了し解散したが、その後も約5年おきに人類の悪魔化を視察するために再集結している。  魔暦24(2022)年10月にスタートした地球デビュー35周年期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアー』が魔暦25(西暦2023)年2月の国立代々木競技場第一体育館で千秋楽を迎え再解散した聖飢魔IIは、地球デビュー40周年に当たる今年、再び期間限定再集結を果たし、4月12日の東京ガーデンシアター公演から大黒ミサツアー『THE END OF SEASON ONE』に突入。さらに新譜大教典「Season II」を、まずはアナログ盤として6月6日、さらにCDとして7月2日に発布した。前回の新譜大教典「BLOODIEST」から3年の時を経て発布された「Season II」は聖飢魔IIが“次のステージ”に移行したことを示す傑作だ。個人的には“最高傑作”と言い切ってしまいたい名盤である。 「最新作が最高傑作」というのはアーティストにとっての理想だが、実際にそれを果たすことは極めて困難だ。聖飢魔IIは「Season II」でそれを実践したのみならず、本解散後も信者の数は増え続け、期間限定再集結を行なう度に活動のスケールが大きくなっている。こういう例は世界的にも稀有だろう。 一方、2010年結成されたBABYMETALは2023年4 月よりSU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALからなる新生BABYMETALとして新章をスタート。2024年には初の南米ツアーを含めたワールド・ツアーを敢行、世界22カ国、国内外通算51公演を行ない、スペシャル・ゲスト出演を除いた公演総動員数は約101万人に及んでいる。そして結成15周年を迎えた2025年、2月・3月にメルボルン、ブリスベン、シドニーで開催された『KNOTFEST AUSTRALIA』への出演、5月には初のUK & ヨーロッパでのアリーナ・ツアー(全8ヵ国12公演)を行ない、ツアー・ファイナルでは『The O2 Arena』でのワンマンをソールドアウト。6月〜7月に行なわれた過去最大規模の北米ツアーでは25公演で11万人超を動員し、米『Capitol』とのワールドワイド契約によって8月8日にリリースした通算4枚目のオリジナル・アルバム「METAL FORTH」は『BILLBOARD』の全米アルバム総合チャートで初登場9位という快挙を成し遂げている。 地球デビュー40周年の聖飢魔IIと結成15周年のBABYMETAL。キャリアは大きく異なる両者に共通するのは、HM/HRという枠を超えた存在であること。聖飢魔IIが創り上げた悪魔教の世界観は、その優れた音楽性に裏打ちされて信者達の絶大な支持を集めており、その在り方はどんなHM/HRバンドとも異なっている。一方、世界的にも類を見ない画期的な発想がグローバルに支持されているのがBABYMETALだ。言うなればどちらもその在り方そのものが見事な総合エンターテインメントであり、それぞれ“聖飢魔II”“BABYMETAL”というユニークなジャンルを創設した唯一無二の存在なのである。 その二組の“対決”が今年、遂に実現した。8月30日(土)と31日(日)にKアリーナ横浜で開催された『聖飢魔II vs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる』だ。聖飢魔IIは人類を悪魔化するために地獄からやって来た集団であり、地球征服後も期間限定再集結を行なっているのはその視察のためであるのに対し、BABYMETALには「メタルの神“キツネ様”が3人の少女にメタルのパワーを与え、メタル界の救世主(メシア)となるべく召喚された」というストーリーがある。つまりこれは単なる“対バン”ではなく、悪魔と神との直接対決という構図なのである。 この『悪魔が来たりてベビメタる』は初日が『遭遇 -Encounter-』、2日目が『衝撃 -Impact-』と題されており、初日『遭遇 -Encounter-』の冒頭では「決戦」と題した映像が流れ、「敵なのか? 味方なのか? 勝ち残った方がこの世の真の支配者となるのか?」と対決ムードを盛り上げる。会場を埋め尽くした信者(聖飢魔IIファン)とTHE ONE(BABYMETALファン)が見守る中、最初に登場したのは聖飢魔IIだった。 暗転から轟音と共に構成員達が姿を現わし、いつものとおり“創世紀”でオープニング。そこから“1999 Secret Object”“Jack The Ripper”と代表的なナンバーが立て続けに繰り出された後、新譜大教典「Season II」からの“老害ロック”へ。新曲がすっかり浸透しているのが「今こそ最大の信者数を獲得している」聖飢魔IIらしい。デーモン閣下がお約束MCでBABYMETALファンを巻き込んだ“アダムの林檎”では、中間部で“BABYMETAL Is Dead”(“HMID”の替え歌)が披露されるという意表を突いた展開が会場をさらにヒートアップさせた。普通に考えればBABYMETALに対する挑発だが、これは聖飢魔II流のエールの贈り方なのだ。 “アダムの林檎”に続いては再び“Kiss U Dead Or Alive”“Next Is The Best!”と新曲を披露。改めて新譜大教典「Season II」の強力さを実感させられる。 閣下の長い前振りが入るお馴染みの展開で“蝋人形の館”が披露された後、ラスト・ナンバー“Fire After Fire”では炎のようにうねるLED演出がステージを赤く染め上げ、場内は熱狂に包まれた。 聖飢魔IIが去っていった後、今度はBABYMETALがステージに姿を現わす。オープニングを飾ったのは“BABYMETAL DEATH”。ここで既に最高潮の盛り上がりを見せるBABYMETALファン。続く“ヘドバンギャー!!”では文字どおりヘドバンの波が広がり、“PA PA YA!!(feat.F.HERO)”では観客が一斉にタオルを回す。パイロやレーザーが熱狂を煽り、フロアが大ジャンプで揺れた。 “PA PA YA!!”“BxMxC”と2019年の「METAL GALAXY」からのシングル曲が続いた後は、今年リリースされた「METAL FORTH」から“METALI!! (feat.Tom Morello)”“Sunset Kiss (feat.Polyphia)”“Song 3 (feat.Slaughter To Prevail)」と新曲3連発。これらコラボ曲ではステージ後方に海外アーティストのパフォーマンスが映し出される。 “RATATATA”“ギミチョコ!!”とヒット曲で畳みかけた後は再び「METAL FORTH」から“from me to u (feat. Poppy)”。攻めるセットリストでいよいよ初日の大詰めを迎え、“イジメ、ダメ、ゼッタイ”へ、ここでなんとデーモン閣下がBABYMETALのステージに乱入! BABYMETALを苛めに来たかのように振舞う閣下にBABYMETALは「悪魔、ダメ、ゼッタイ」と反撃。「悪霊退散!」とデーモン閣下を追い払うと、ステージから去っていった。クライマックスでの閣下サプライズ登場で大いに盛り上がったまま『遭遇 -Encounter-』は幕を閉じた。  『遭遇 -Encounter-』で歴史的な邂逅を果たした聖飢魔IIとBABYMETALだが、決着は持ち越された。2日目『衝撃 -Impact-』で公開されたストーリームービーで明かされたのは、聖飢魔IIの創始者ダミアン浜田陛下とキツネ様との10万年前の“因縁”だった。10万年前、傷ついたキツネ様を救ったのはダミアン陛下だったのだという。ダミアン陛下の目指した地球征服とキツネ様の標榜する“THE ONE”は、実は同じことなのだと両者は意気投合、共に地球に向かうと、そこで目にしたのは人類による環境破壊や戦争で荒廃していく世界だった。「嘆かわしい!」と異口同音に発した陛下とキツネ様は、聖飢魔IIとBABYMETALは対立する必要はなく、共に手を携えて地球を1つにするべきだというメッセージを届けようとする。 だが、そのメッセージが届かぬうちに2日目のステージが始まった。先陣を切ったのはBABYMETALだ。暗転と同時に地を揺るがす重低音。巨大スクリーンに「BABYMETAL」の文字が赤黒く浮かび上がると、雷鳴のようなリフが炸裂、ステージ全体から火柱が立ち上がり、BABYMETALが登場した。オープニングはやはり“BABYMETAL DEATH”。観客は早くも最高潮の盛り上がりを見せる。SU-METALの魅力的な歌声、MOAMETAL & MOMOMETALの鋭いダンス、そして観客の熱烈なコールが重なり、Kアリーナはこの人のタイトルどおりの“衝撃”に包まれた。 続きはBURRN! 2025年11月号で!

THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINEBURRN! 2025年11月号〈EXCLUSIVE COVER STORY:巻頭特集〉IRON MAIDEN 『RUN FOR YOUR LIVES WORLD TOUR』欧州レグを終えたスティーヴ・ハリスがバンドの現状と未来を赤裸々に明かした独占ロング・インタビュー! <EXCLUSIVE INTERVIEW:インタビュー記事>HALESTORM 過去最高地点へと歩みを進める3年ぶりの新作「EVEREST」リリース!TESTAMENT ベイエリア・スラッシュのヴェテランが13作目のオリジナル・アルバム発表!AMORPHIS フィンランドのメランコリック・メタルの最高峰、2ヵ月連続露出のパート2!PARADISE LOST 英国ゴシック・メタルの元祖が悲哀と絶望の中に一筋の光が見える新作を完成!LIV MOON AKANE LIV率いるシンフォニック・メタル・バンドが7thフルをリリース!GUS G. 歴代2番目に長くオジー・オズボーンのギタリストを務めたガス・Gが語る思い出!DAVID ELLEFSON オジー逝去の翌日、“最終公演”に参加したデイヴィッド・エレフソンを緊急直撃!MANTAS VENOM JAPAN VENOM結成メンバーのマンタスと日本ブラック・メタル界の精鋭が集結!LORDS OF NWOBHM 来年1月、伝説の英国メタル・ミュージシャン達が一堂に会して日本公演を敢行!CERVETERI 群馬を拠点とするメロディアスなハード・ロック・バンドが3rdアルバム発表!AZNIG 日本人とインドネシア人がオーストラリアで出会って誕生したバンドがデビュー!明日の叙景 独自の美学をもって激情を体現する話題のバンドの音楽的背景と素性を探る!〈特別企画〉 ①回想1975:増田勇一×広瀬和生 今からちょうど50年前──ハード・ロックが転機を迎えていた時代を検証!②再考:NWOBHM HM/HRの多様化と極端化が更に顕著になったあの時代を振り返る! 〈特別連載〉『Remembering Ronnie James Dio : Brother, Father, Teacher, Friend.』 シャリー・フォグリオ記者が周辺の人々に取材して綴るロニー回想録、第62回!『TALES FROM THE FRONTLINE』 英国人記者ハワード・ジョンソンの回顧録:CHEAP TRICK <SPECIAL LIVE REPORT IN JAPAN:ライヴ・リポート>聖飢魔Ⅱvs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる メタル界の悪魔とメタルの神“キツネ様”が遂に激突! 世紀の対決の結末とは!?!HOT MILK 英国のエモ・パワー・ポップ4人組、1年9ヵ月ぶりの再来日で『サマソニ』出演!BEAT 80年代KING CRIMSONを超絶プレイヤー陣が蘇らせる“真夏の夜の夢”!DIZZY MIZZ LIZZY デンマークのトリオ、一夜限りのライヴでデビュー・アルバムの全曲を披露!ULI JON ROTH 天空からの使者ウリ・ジョン・ロートが美しく壮大な唯一無二のライヴを披露!GENKI SESSION 2025 年に一度の恒例イベントで人見元基の“世界最高峰のヴォーカル”を堪能!〈POSTER:ポスター〉Michael Schenker ※ウイリアム・ヘイムス氏の撮影裏話『Man Of Two Lands』、元BURRN!編集部員の奥野高久氏がHM/HRの歴史について綴る『WAKE UP AND SMELL THE RECORD』といった新コラムも好評連載中! 増田勇一氏のコラム『MUSIC LIFE』、喜国雅彦氏の『ROCKOMANGA!』、落語家・立川談四楼師匠の『そこでだ、若旦那!』、オーディオ専門店『ザ・ステレオ屋』店長・黒江昌之氏の『THE STEREO XXCKING』、梶原崇画伯の部屋、書評(古屋美登里氏)・映画評(岩沢房代氏)やアーティスト(ARCH ENEMY/SPIRITUAL BEGGARS他のマイケル・アモット、元CATHEDRAL/『Rise Above Records』主宰のリー・ドリアン、BE THE WOLF/FROZEN CROWN他のフェデリコ・モンデッリ)によるコラムなど、読みものコーナー充実!! ニュースやアルバム・レビューほか情報も満載です!BURRN! 2025年11月号 A4判/144頁/定価1,200円(税込)/2025年10月3日発売

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