ホホジロザメを襲うシャチの群れ、肝臓食べる様子をドローンで撮影 メキシコ
若いホホジロザメを襲うシャチの群れを上空から捉えた動画の静止画像/from Erick Higuera/Marco Villegas
(CNN) シャチの群れが若いホホジロザメを集団で襲い、栄養豊富な肝臓を分け合って食べる様子をメキシコの研究チームが撮影した――。そんな研究結果が昨年、学術誌に発表された。
この研究は昨年11月3日の海洋科学誌に発表された。ホホジロザメを襲うシャチの群れは南アフリカ、オーストラリア、米カリフォルニア州沖でも確認されているが、メキシコで記録されたのは初めてだとしている。
メキシコの研究チームが2020年8月、メキシコ西部のカリフォルニア湾でドローンを使って上空から撮影した映像では、メスのシャチ5頭が連携して1頭の若いホホジロザメに襲いかかり、取り出した肝臓を分け合っていた。
この投稿をInstagramで見る数分後、この群れは別の若いホホジロザメを襲い、やはり肝臓を取り出した。
22年8月に撮影された映像でも、シャチの群れが若いホホジロザメを襲って肝臓を食べていた。
記録された3回の映像のうち2回は、身を守ろうとするサメに噛(か)まれないよう、シャチの群れがサメを仰向けにひっくり返して動けなくする様子が映っていた。
研究チームは今回の映像について、この場所では毎年、若いホホジロザメがシャチに捕食されていることをうかがわせると指摘。「カリフォルニア湾に生息するシャチの生態に関する情報が増えることで、ホホジロザメとシャチの両方の保全と保護に役立てることができる」と話している。
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本記事は2025年11月5日初出の記事を再編集して掲載したものです。
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