【初心者向け】クイックリリースの正しい向きと締め方。今さら聞けない基本をおさらい
自転車の整備で意外と悩むのが、クイックリリースの操作ではないでしょうか?
「レバーの向きがわからない」「締め方が緩くて不安」「外し方がわからない」などなど…
初心者の方なら、誰もが一度は経験する悩みです。
そこで今回は、クイックリリースの正しい向きや締め方を、写真付きでわかりやすく解説します。
今さら聞けない基本をしっかりおさらいして、安全で快適なサイクリングを楽しみましょう!
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目次- クイックリリースの構造を知ろう!
- クイックリリースの部品構成
- バネの向き
- レバーの仕組み
- クイックリリースの固定方法
- レバーは回して締めるものではない
- 90度のときを目安にする
- レバーを締める強さ
- クイックリリースの取り外し方
- レバーを解除する
- シャフトを抜き取る
- レバーの位置は左右どっち?
- 通常は左側をレバーにする
- 折りたたみ自転車は右側にレバーがある
- 前輪のレバーの向き
- レバーを前方に向けるのはダメ
- フォークにレバーを沿わせる
- フォークに当てないようにする
- レバーが起こせないときは
- 後輪のレバー位置
- フレームに沿わせる
- 後方に向けてセットするのはダメ
- ハブ軸をエンドの奥まで入れる
- ホイールの外し方
- シャフトを抜く必要なし
- 前輪の外し方
- 後輪の外し方
- おわりに
クイックリリースの構造を知ろう!
最初に、クイックリリースの構造を簡単に紹介します。
クイックリリースの部品構成クイックリリースは、シャフト(軸)が付いたレバーと、ナット、バネの3つの部品から構成されています。
バネの向きタケノコ型のバネは、内側に小さい方、外側に大きい方が来るようにセットします。
レバーの仕組みレバーは、倒すことで締め付け、起こすことで緩める仕組みになっています。
この動作を可能にするのが、レバーの根元部分にある「カム機構」と呼ばれる構造です。
レバーを内側に倒すと、金具が押し込まれ、ホイールを確実に固定できるよう設計されています。
クイックリリースの固定方法
クイックリリースの固定は、以下の手順で行います。
- レバーは動かさず、ナット側を締めていきます。
- ナットを締めながらレバーを動かし、固定力を確認します。
- レバーが90度あたりまで来たときに、動作が重くなるように調整します。
- 最後にレバーを完全に倒すと固定が完了します。
この手順を守ることで、ホイールの過剰な締め付けを防ぎ、安全な状態で固定することができます。
レバーは回して締めるものではないレバーを工具のようにぐるぐる回しても十分な固定力は得られません。
初心者の方がよくやりがちな間違った使い方なので、避けてください。
90度のときを目安にするレバーが90度あたりに来たとき、レバーを離しても下に倒れないギリギリの締め付け加減が理想です。
この感覚は言葉では伝えられないので、慣れるしかありません。はじめて外すときは、一度正しく締められたレバーの感覚を体験しておくと、よりよいです。 レバーを締める強さほどよい固定力が得られたら、レバーを倒して固定します。
指一本で倒せるようなら、確実にトルク不足です。
手のひらにレバーの跡が残る程度の固さが、固定の目安です。
もしくはレバーを起こしたとき、指をしっかりと引っかけて、ようやく開くくらいに締め付けます。
クイックリリースの取り外し方
レバーを解除し、シャフトを抜き取る方法を紹介します。
レバーを解除する閉じているレバーをゆっくり上げて固定を緩めます。最初の抵抗を越えれば、あとは簡単に開きます。
シャフトを抜き取る開いたレバーを押さえながら、反対側のナットを緩めます。
ナットを外してしまえば、あとはシャフトを抜くだけです。
このときバネを無くさないように注意しましょう。
レバーの位置は左右どっち?
レバーの位置は、左右どちらに取り付けるのが正しいのでしょうか?
通常は左側をレバーにする一般的なスポーツバイク、例えばロードバイクやクロスバイクでは、ほとんどの場合レバーが左側に配置されています。つまり、スプロケットやリアディレイラーとは反対側になります。
これは、自転車の乗り降りがおもに左側から行われることに関連しています。左側にレバーがあれば、降車直後にすぐレバーへアクセスできるため、ホイールの取り外しが容易になります。
折りたたみ自転車は右側にレバーがある一方、DAHONなどの折りたたみ自転車では、レバーが右側に配置されているのが一般的です。
この理由としては、折りたたみ時の利便性を考慮した配置になっていること、左側にマグネットが取り付けられているためです。
他にもディスクブレーキ採用車は、例外的に右側に取り付けることがあります。
前輪のレバーの向き
前輪の正しいレバー位置について紹介します。
レバーを前方に向けるのはダメレバーを前方に向けて固定すると、走行中に「枝」や「ツル」といった異物を引っかける可能性があるので危険です。
フォークにレバーを沿わせるフロントフォークにレバーを沿わせることで、障害物に接触してもレバーに引っ掛けて開いてしまう可能性を少なくできます。
レバーの位置は、通常、後ろ寄りがいいですが、フォークの形状によっては前寄りでも問題ありません。
フォークに当てないようにするフォークにレバーが当たってしまうと、レバーが完全に閉じられていない状態です。
また、この位置では指でレバーを開くことが難しくなります。
フォークにレバーを重ねすぎず、指でレバーを起こせるくらいの余裕を作りましょう。
レバーが起こせないときはどうしてもレバーを起こせなくなってしまったら、タイヤレバーなどを使ってこじ開けます。その際、塗装に傷をつけないように注意してください。
後輪のレバー位置
後輪の正しいレバー位置について紹介します。
フレームに沿わせる基本はシートステーとレバーが平行になるように倒します。
ただし、レバーがフレームに接触するようだったら、上の画像のようにセットしても問題ありません。
後方に向けてセットするのはダメレバーを後方に向けてセットすると、集団走行で後ろのライダーの前輪が引っかかることがあるので危険です。
ハブ軸をエンドの奥まで入れるまた、ハブ軸がエンドの奥まで、しっかり入っているか確認してください。
少しズレただけでも変速が上手くいかなかったり、異音が出ることがあります。
ホイールの外し方
ホイールを外すときの操作について紹介します。
シャフトを抜く必要なし実はホイールを外すだけなら、シャフトを抜く必要はありません。ナットを緩めるだけで外すことができます。
前輪の外し方前輪には「脱落防止のツメ」が付いているので、ツメにナットが引っかからないところまで緩めます。
このツメは、誤ってクイックリリースが開いたときに、ホイールが外れないようにするためのものです。
あとはフォークを持ち上げるだけで、ホイールを外すことができます。
後輪の外し方後輪にはツメがないので、レバーを解除するだけでホイールを外すことができます。
レバーを解除してフレームを持ち上げれば、自然とホイールが外れます。
関連記事:リアホイールの脱着方法をマスターしよう!
おわりに
クイックレバーは手軽なだけに、ちょっと使い方を間違えると、うまく固定できなかったりします。
意外と勘違いしたまま使っていることも多く、雑に扱われている例もあるので、この機会に間違った点がないか、見直してみてください。
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