伊藤若冲の犬作品を知らずにアートは語れない
伊藤若冲の犬作品を知らずにアートは語れない- 2018年10月25日
- 2021年2月5日
- アート
- 日本犬
今回ご紹介する画家は「伊藤若冲」。
アートと犬が好きな方にとっては有名な「百犬図」と呼ばれる作品を描いた人物です。
アートの興味がない方に簡単に説明すると、
伊藤若冲は、ロックな画家。(たぶん)
「狩野派の弟子→宋元画(特に濃彩の花鳥画)の模写→実物写生」という遍歴で絵の道を進み、若冲ブランドを創り上げた人物です。
その生き様をうつした作品に惚れろ!!
目次- 1 伊藤若冲ってどんな人?
- 1.1 略歴
- 1.2 画風
- 1.3 代表作
- 2 伊藤若冲の犬作品
- 2.1 百犬図
- 2.2 狗子と蝶図
- 2.3 箒に狗子図
- 2.4 仔犬に箒図
- 2.5 樹花鳥獣図屏風
- 3 さいごに
伊藤若冲ってどんな人?
『若冲居士像』 / 相国寺名前伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)生没年1716年 – 1800年影響を受けた画家大岡春卜代表作『動植綵絵』(1766)『仙人掌群鶏図』(1789)近世日本の画家の一人。
江戸時代中期の京にて活躍した絵師。
写実と想像を巧みに融合させた「奇想の画家」として曾我蕭白、長沢芦雪と並び称されます。
近年再評価されている画家の一人で、2016年、東京都美術館で開催された「生誕300年記念 若冲展」では入館待ち時間320分を記録しました。
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略歴年年齢出来事1716年0歳京都に錦小路に生まれる。1739年23歳4代目枡屋(伊藤)源左衛門を襲名する。1755年39歳家督を弟に譲り隠居する。1771年55歳帯屋町の町年寄を勤める。1788年72歳自宅を焼失する。1800年84歳逝去画風写生画のようでありながら、実物とは異なる鮮やかな色彩と細かな描写が特徴的な画風。
こうなった理由は、若冲が、「狩野派の弟子→宋元画(特に濃彩の花鳥画)の模写→実物写生」という遍歴を歩んできたものによる。
若冲オリジナルの画風は、どこか近代のシュールレアリスムにも通ずる。
代表作作品名動植綵絵(どうしょくさいえ)製作年1757年 – 1766年所蔵宮内庁三の丸尚蔵館サイズ–作品名仙人掌群鶏図襖絵(さぼてんぐんけいずふすまえ)製作年1789年所蔵西福寺サイズ–伊藤若冲の犬作品
百犬図『百犬図』伊藤若冲 / INU MAGAZINE(イヌ マガジン)作品名百犬図(ひゃっけんず)年代1799年所蔵個人蔵寸法たて 142.7 × 84.2 cmおびただしい数の子犬たち!
作品名は「百犬図」ですが、実際は約60匹です。
一匹一匹違った模様、行動をしていますが、表情は何故か同じように見える少し不気味な作品。
若冲が描く犬の作品の中では一番、若冲らしい画風の作品だと思います。
狗子と蝶図『狗子と蝶図』伊藤若冲 / 古美術 景和作品名狗子と蝶図(くしとちょうず)年代18世紀所蔵–寸法たて 97.4 × よこ 27.2 cm飛んでいる蝶が気になり、前足を竹にかけた仔犬を描いた作品。
仔犬の目はチョンチョンと曖昧な形で描かれています。
これは、飛び回る蝶の動きをとらえきれず、目がきょろきょろとなっていることにこだわって表現しています。
箒に狗子図『箒に狗子図』伊藤若冲 / Fsの独り言・つぶやき作品名箒に狗子図(ほうきにくしず)年代18世紀所蔵–寸法–なぜ、ほうきと犬の組み合わせかと言うと、「ほうき=ははき」、から母(はは)にかけて、母親に安心して寄り添う仔犬の姿を描いたと言われています。
顔は見えませんが穏やかな表情を浮かべていることでしょう。
箒と犬をモチーフにして描いた作品は2つあり、これが1つ目の作品です。
仔犬に箒図『仔犬に箒図』伊藤若冲 / artculture作品名仔犬に箒図製作年–所蔵–サイズ–寒山というお坊さんの箒に、仔犬が戯れている絵。
このことから、「仔犬に仏性を問うものではない」ということを表してるようです。
箒と犬をモチーフにして描いた2つ目の作品。
☆参考サイト
仔犬に箒図 | artculture
樹花鳥獣図屏風『樹花鳥獣図屏風』伊藤若冲 / 静岡県立美術館作品名樹花鳥獣図屏風製作年18世紀所蔵静岡県立美術館サイズ右隻 たて 137.5 × よこ 355.6 cm左隻 たて 137.5 × よこ 366.2 cm「升目描き」と言われる手法で描かれている作品。
「升目描き」とは、1cm間隔の方眼を描き、その方眼1つ1つに何度も色を重ねる手法です。
この作品の方眼は、なんと11万6千個あるらしいです。
左隻は鳳凰を中心とする「鳥尽くし」、右隻は白象が中心とする「獣尽くし」と呼ばれています。
『樹花鳥獣図屏風』伊藤若冲 / Canon Global犬はこちら。
右隻「獣尽くし」の右下にいる狛犬です。
この作品のおもしろいところは、実在する動物から、空想上の動物まで描かれていることです。
さいごに
円山応挙といい、長沢芦雪といい、この時代の犬が好きな絵師は変な人が多かったんですね。
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(さらに…)
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