ただいま鉄道写真スキャン中
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昭和58(1983)年3月26日 川島駅

会社の同期で「川島」という男がおりました。ある日、何気なく時刻表を見ていると、水戸線に川島という駅を発見。そこで川島に「お前の駅に行ってみるか」と誘うと「行く」と答えたので、それから数日後の土曜日に川島行を決行。早朝、清水から東京行きの各駅停車に乗車し、東京で乗り換えて上野に降り立ちました。少し時間があったので上野公園を散策し、それから早めの昼食を取りました。国鉄線で川島へ向かうには、常磐線経由と東北線経由の二通りがありますが、距離が近い方の東北線経由の小山回りを選択します。一人旅だったら常磐線経由の友部回りにしたかもしれません。こうして川島には13時半過ぎに到着。するとEF80牽引の貨物列車が駅に停車していたので、もう川島のことは放っておいて、鉄ちゃん剝き出しで写真を撮った次第。EF80が停車する駅の北側には側線が何本も並んでいます。ストリートビューを見ると、今は線路が全部引き剥がされて、ただの空き地になっているんですね。EF80が停車していた3番線もすでに無く、更に駅は無人化され駅舎は建て替えられ、跨線橋までもが別な場所に新たに設置されており、もはや当時の面影はほとんど残っていないようです。時間を戻して、川島駅の改札を出ると、いよいよ町の中の散策です。「川島」という名前を見つけると、そのたびに川島を看板の前に立たせて写真を撮ってあげます。「川島郵便局」「川島地区公民館」「川島都市下水路」「ホープ川島」など、「川島」と書かれた看板を捜しまくりました。けれども、今となってはどこをどう歩いたのか、さっぱり思い出すことができません。わずか40分ほどの滞在時間だったので、そう遠くまで歩くことはできませんでしたが、延命寺というお寺を見つけ、そこでも写真を撮ってあげました。「これでお前も長生きできるな」などと軽口を叩いてシャッターを切ったものです。しかしその川島さえも既にこの世にはおらず、写真やビデオの中だけで永遠に笑顔を振りまいているだけです。8歳年下の川島でしたが、亡くなってから17年が経ち、今は25歳も年下になってしまいました。こんにゃろ。

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