「敗戦国に権利はない」反日派のロシア外相の交代で、高まる"2島返還"の現実味 「プーチン外交」の体現者が退陣か
#国際政治 #ロシア 2020/10/31 9:00 「敗戦国に権利はない」反日派のロシア外相の交代で、高まる"2島返還"の現実味 「プーチン外交」の体現者が退陣か PRESIDENT Online- 名越 健郎 +フォロー 拓殖大学客員教授
ラブロフ外相退陣説は9月以降ロシアのメディアで浮上。ジャーナリストのアンドレイ・カラウロフ氏は、同外相が3月に労働英雄勲章を受けたとし、「通常、閣僚らはこの勲章を受けた後、退陣する」と指摘した。
ロシアの情報サイト「ネズイガリ」も、ラブロフ外相は家庭の事情などで退陣し、プーチン大統領によって上院議員に指名されるとし、後任にはナルイシキン長官が有力だが、ショートリリーフで外交官から選ばれる可能性もあると伝えた。クレムリン人事に詳しい政治評論家のアレクセイ・ベネディクトフ氏は外相交代説に、「可能性は排除できない」とコメントした。外相交代が政権幹部の大型人事につながるとの報道もあった。
ロシアの外交ジャーナリスト、ミハイル・フィシマン氏も「外相交代の噂は10年前からある。ラブロフ氏はあまりに長期間外相を務め、『ロシアの疲れた外交トップ』のイメージが定着してしまった」とし、大統領が外交刷新を図るとの見方を示した。
ただし、一連の報道後もラブロフ外相はアルメニア・アゼルバイジャン紛争の調停など精力的な外交活動を続けている。10月末に新型コロナウイルス感染者と接触したことから自主隔離措置に入ったが、今のところ退陣する気配はみられない。人事でバランスを重視するプーチン大統領も、有力閣僚をなるべく据え置いており、続投説もある。
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