【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲
【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲

【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲

【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲favorite_border最終更新:2026/1/14【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲
  • 音楽ライターKOH-1レコードショップ勤務時代より副業で音楽ライターを開始、音楽雑誌やディスクガイド本、ムック本にwebメディアなどへの寄稿を18年以上担当。ライターとしては洋楽が主戦場ですが、音楽リスナーとしては35年以上「好きなものが好き」をモットーに好奇心を忘れないことを常に心がけています。バンド活動歴あり、作詞作曲を担当するベーシストという立ち位置でした。演奏経験のある楽器はベース、ギター、ピアノ。40代半ばから英語の勉強を開始、現在も継続中です。

「エレクトロニカ」と呼ばれるジャンルは電子音楽のサブジャンル的な扱いではありますが、その実態は曖昧でクラブ・ミュージック系のアーティストに限らず、とくに2000年代以降は多くのミュージシャンが「エレクトロニカ的」手法を取り入れた音楽を模索しています。

意識せずとも、私たちは自然とエレクトロニカ的な音を耳にしているのですね。

そこで今回は、いわゆるIDMと呼ばれる90年代初頭の代表曲を皮切りに、ポストロックやエレクトロ・シューゲイザー、ヒップホップの領域に至るまでさまざまな名曲を一挙ご紹介!

エレクトロニカ入門編のプレイリストとしても、ぜひ参考にしてみてください。

【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲(1〜10)

OnAphex TwinAphex Twin – On

1990年代以降のテクノ・シーンにおいて、最も重要かつ天才の名にふさわしいアーティストと言えば、やはりイギリス出身のエイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェームスさんでしょう。

複数の名義を使い分け、驚くほど美しいアンビエント・ミュージックから暴走するハードなトラックに至るまで、その才能から生まれた革新的な音楽は時代もジャンルも超越したオリジナリティを誇り、2020年代を過ぎても高く評価され続けています。

今回取り上げている楽曲『On』は、1993年にエイフェックス・ツイン名義でリリースされた同名のEPに収録されたエレクトロニカ~IDMの大名曲!

悪趣味ギリギリの顔ジャケや、ハードなドリルンベースといったパブリックなイメージとはまた違った、どこから来たのか分からないほどに美しい音世界が表現されており、前年にリリースされた大傑作アルバム『Selected Ambient Works 85–92』とともに、エレクトロニカの歴史を知る上でも、初期のエイフェックス・ツインを知る上でも重要な楽曲だと言えましょう。

同日発売だったリミックス版『On Remixes』も名盤ですから、合わせてチェックしてください!

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げるKOH-1問題を報告するfahrenheit fair enoughTelefon Tel AvivTelefon Tel Aviv – fahrenheit fair enough

おそらく、2000年代以降の美メロが際立つ叙情系エレクトロニカの中では、最も有名かつ人気の高い楽曲の1つではないでしょうか。

アメリカはシカゴを拠点とする2人組として1999年に結成されたTelefon Tel Avivは、2009年にメンバーの1人であるチャールズ・クーパーさんが亡くなられるまでに3枚のオリジナル・アルバムをリリース、ここ日本においても高い評価と人気を誇る音楽ユニットです。

本稿で紹介している楽曲は、2001年にリリースされた傑作ファースト・アルバム『Fahrenheit Fair Enough』のタイトル・トラック。

当時、このアルバムを聴いてエレクトロニカ~IDMといったジャンルの美しさを知った、というロック畑の音楽ファンは結構多いのではないでしょうか。

一時期は廃盤となって中古市場で高騰していた時期もありましたが、2016年にはボーナストラックも追加されたリマスター盤が再発されています。

この楽曲を聴くだけでもわかるように、イントロから耳に飛び込んでくるセンチメンタルなメロディ、自由奔放ながらも耳当たりのいい電子音、浮遊する音世界はまさに夢見心地の時間をリスナーに提供してくれるものです。

在宅ワークなどの作業用のBGMとしても、リラックス・タイムを過ごすときに流したいBGMとしても、大推薦の楽曲ですよ!

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げるKOH-1問題を報告するFlutterAutechreAutechre – Flutter

2015年に英FACT Magazineが選出した「IDMのベスト・トラック」において、1位を獲得した楽曲がこの『Flutter』です。

ビョークさんやレディオヘッドといった名だたるアーティスト、バンドが影響を公言するイギリスの老舗テクノ・ユニットであるオウテカが、1994年にリリースしたEP作品『Anti EP』のラストを飾る楽曲です。

EP自体のコンセプトが「反復するビートを使ったエレクトロ・サウンドの規制」に対する反対表明であり、風刺の意味も込めて「反復するビートを含まない」楽曲として生まれたという経緯があるのですね。

単に享楽的な時間のためだけに生まれた、反復するビートで構成される安易なダンス・ミュージックに対するカウンターにもつながり、オウテカの素晴らしい創造性を余すところなく表現した楽曲だと言えましょう。

複雑に絡み合うブレイクビーツが少しずつ変化していく楽曲展開、浮遊するメロディの比類なき美しさ……いつ聴いても新しい発見がある名曲中の名曲です。

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げるKOH-1問題を報告するBlackbox Life Recorder 21fAphex TwinAphex Twin – Blackbox Life Recorder 21f (Official Video)

電子音楽界の奇才、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェームスさんは、90年代からテクノやアンビエントの歴史を更新し続けてきたエレクトロニカの象徴的な存在です。

そんなリチャードさんが2023年に発表したEP『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』の表題曲である本作は、5年ぶりの公式新曲として話題を呼びました。

乾いた質感の変則的なビートと哀愁を帯びたシンセサイザーの旋律が絡み合うサウンドは、激しいブレイクコアとは異なる抑制された美しさをたたえています。

第66回グラミー賞にノミネートされたことでも知られる名曲で、じっくりと音の細部に耳を傾けたい夜や、心静かに没入したい時に最適な一曲ではないでしょうか。

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げる問題を報告するBirdKelly Lee OwensBird

ウェールズの自然豊かな土地で育ち、後にロンドンへと拠点を移した実力派プロデューサー、ケリー・リー・オーウェンスさん。

彼女が2017年3月に発売した記念すべきデビュー・アルバム『Kelly Lee Owens』の中でも、ひときわ異彩を放っているのが本作です。

シューゲイズ系のバンドメンバーだったキャリアも納得のドリーム・ポップのような淡い浮遊感と、フロアを揺らすテクノのビートが絶妙なバランスで同居しており、言葉のないインストゥルメンタル曲でありながらも聴く者の心を捉えて離しません。

2018年にはリミックス盤も登場するなどクラブ・シーンでも愛され続けている1曲なんですよ。

鳥の羽ばたきを思わせる繊細な音響は美しく、夜のドライブや一人静かに集中したい時間のBGMとしてもうってつけではないでしょうか。

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げる問題を報告するZodiac ShitFlying LotusFlying Lotus – Zodiac Shit

ロサンゼルスのビート・シーンを象徴する存在であり、アリス・コルトレーンを親族に持つことでも知られるフライング・ロータスさん。

彼が2010年に発表したアルバム『Cosmogramma』に収録され、今もなお絶大な人気を誇る名曲を取り上げます。

ジャズ由来の和声感と変則的なビートが絡み合うサウンドは圧巻で、ダンスミュージックの機能性と実験的な要素を見事に融合させた彼ならではの楽曲といえるでしょう。

キャリア初期には米カートゥーンネットワークの深夜枠Adult Swimで楽曲が放送されるなど、映像との親和性も高いフライング・ロータスさんですが、本作もその独創的な音響設計で聴く者を惹きつけます。

夜中に一人、緻密に構築された音の洪水に身を任せてみてください!

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げる問題を報告するlovers’ carvingsBibioBibio – lovers’ carvings

イングランド出身のスティーヴン・ウィルキンソンさんによるソロ・プロジェクト、ビビオをご存知でしょうか?

ローファイなギターの音色、温かい歌声、ヒップホップ由来のビートが融合したサウンドは、フォークトロニカ好きにも響くはず。

こちらの『lovers’ carvings』は、名門WARP契約後の2009年に発表された名盤『Ambivalence Avenue』に収録されています。

2012年頃にGoogle Glassのプロモーション動画に使用され、そのノスタルジックな響きが話題となりました。

陽だまりのような優しさと切なさが同居する本作は、穏やかな午後のひとときや散歩のお供にぴったり。

エレクトロニカ入門としても、ぜひ聴いておくべき一曲ですよ!

expand_lessランキングを上げるexpand_more下げる問題を報告する続きを読むchevron_rightAwakeTychochevron_left前へ1/8次へchevron_right
📎📎📎📎📎📎📎📎📎📎
BOT