美しいドアの開け方(接客マナー)
美しいドアの開け方(接客マナー)

美しいドアの開け方(接客マナー)

「美しい所作を身に付けたくてレッスンを受講しました!」というSさま。Sさまのお仕事は、役員秘書です。「お客さまをご案内するときのドアの開け方を教えてください!」というので、日本サービスマナー協会さまが掲載している動画をご案内します。

外開きのドアの場合、内開きのドアの場合の大きく2パターンについて紹介されています。1つ1つの動きを詳しくみていきましょう!

目次
  1. ドアを開ける前に「ノックを3回」、ドアノブは両手で扱うと好印象
  2. 外開きのドアの場合
  3. 内開きのドアの場合
  4. ルール通りにやったのに、動画の先生と生徒さんのエレガントさが違う?
    1. 先生の動きのポイントは「別々・ゆっくり・止める」
    2. 対して、生徒さんの動きは「同時・スピーディ・止めない」
    3. エレガントの差は「分離動作・スロー・ストップ」から生まれる

ドアを開ける前に「ノックを3回」、ドアノブは両手で扱うと好印象

応接室についたら、中に誰もいないとわかっている場合でも、必ずノックをします。 ノックの回数は「3回」です。 ※「2回」はトイレのノックを意味しますので回数に注意しましょう。

ドアノブを両手で開ける。 この先生のように、まず右手でドアノブを回し、左手は指を揃えてドアノブの上に添えるようにすると、たいへん品がよくてお客さまに好印象を与えられそうですね! 手の触れ方は他にもあると思いますが、両手でドアノブを引く・押すようにすると美しいですね。

外開きのドアの場合

ドアを両手で自分の方に開いたら、ドアノブを持っていない方の手で、部屋の中を指し示して「どうぞお入りください」とご案内します。 このときも指し示す手は指先を揃えるとエレガント! ご案内したあとは、その手は再度ドアの上にそっと置きます。

内開きのドアの場合

内開きのドアは、ドアを両手で開いたら、先に自分が部屋の中に入ります。

  1. ドアを背にするパターン ドアを背にしてドアに体を沿わせたら、片手でドアを押さえて、部屋の内側の方の手で「どうぞお入りください」と指し示してご案内します。
  2. ドアの後ろに回り込むパターン ドアの奥に回り込んで、片手でドアノブを持ち、部屋の内側の方の手で「どうぞお入りください」と指し示してご案内します。

1.ドアノブもしくはドアに両手で触れる 2.ドアから体を離さない などがポイントですね。いつも後ろに回り込んでいましたがドアを背にするパターンもあるのですね。(Sさま)

ドアの開閉には3パターンあることがわかって、勉強になりましたね。

ルール通りにやったのに、動画の先生と生徒さんのエレガントさが違う?

「ドアを開けてご案内する」ルールはわかったけれど、何かモヤモヤ?

みなさんも動画をみてお気づきかと思いますが、動画の先生と生徒さん(?)は、同じ動作をしているのに与える印象が大きく違いませんか?それはいったい何でしょうか?よ~く動画を見比べてみてください。

先生の動きのポイントは「別々・ゆっくり・止める」

  1. ドアノブを開ける前に、「いったん止まる」。止まってからドアノブに手をかけて、ゆっくりとドアを開ける。
  2. 手で部屋の中を指し示したあとに、笑顔でアイコンタクトをとる。そのあとに「どうぞお入りください」と発する。
  3. 〔外開きの場合〕指し示した手は、ゆっくりと動かし、ドアに添えたままにする。 〔内開きの場合〕指し示した手を、その位置にキープする。
対して、生徒さんの動きは「同時・スピーディ・止めない」

  1. 歩きながらその勢いのままドアを勢いよく開ける。
  2. アイコンタクトをあまりとらずに、言葉と、指し示す手の動きがすべて同時。
  3. 指し示した手は、一瞬指し示すだけで、すぐにだらんと下ろす。

いかがですか?この観点でもう一度、先生と生徒さんの動きを見比べてみてください。

エレガントの差は「分離動作・スロー・ストップ」から生まれる

先生がされていたように、「言葉」と「指し示す」など1つ1つの所作を別々にすることを「分離動作」といいます。分離動作をすると、相手に伝わる印象がとても丁寧に見えます。

その他、生徒さんのように、歩く勢いのままドアノブを開けにいくと、ちょっぴり雑な印象になってしまいまいますね。また、指し示した手を、すぐにだら~んと体の脇に落としてしまうと、これもまたなんとなく丁寧さがないような印象ですね。

このような観点で、「エレガントなドアの開け方・ご案内の仕方」をルール以外の点で細かく棚卸しすると・・・

  1. ドアの前に歩み寄る
  2. いったん止まる
  3. ドアノブを両手でゆっくりと開ける
  4. 手で指し示す
  5. 声でご案内する・アイコンタクトをとる
  6. 指し示した手は、その場でキープ。戻すときはゆっくりと

ドアを開けてご案内するという、いたってシンプルな所作ですが、こんな風に「分離動作・スロー・ストップ」を心がけると、この動画の先生のように、美しさや丁寧さの差が際立ちます。とても面白いですね。ついつい焦ってお客さまをご案内してしまいがちですが、ご案内の言葉やアイコンタクトもしっかりと分離して、「おもてなしの心」を伝えいきましょう♪

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