常緑樹おすすめ20選【庭木向きの低木・中木・高木を一覧で紹介】
常緑樹おすすめ20選【庭木向きの低木・中木・高木を一覧で紹介】

常緑樹おすすめ20選【庭木向きの低木・中木・高木を一覧で紹介】

庭に植える木を選ぶとき、花や新緑、紅葉まで楽しめる落葉樹が気になる一方で、種類が多くてどれを選べばよいか迷いやすいものです。

落葉樹は、やわらかな樹形で庭になじみやすい木もあれば、花や実、紅葉で季節の変化をはっきり楽しめる木もあります。さらに、落ち葉の量や成長の早さ、剪定のしやすさによっても、自宅の庭に合う種類は変わってきます。

そこでこの記事では、庭におすすめの落葉樹20種類を、中木・低木・高木・実や収穫を楽しめる木に分けて紹介します。選び方や植える前の確認ポイントもあわせて整理しているので、自宅の庭に合う落葉樹を見つけやすくなります。

- この記事の執筆者 菅間勇 -埼玉県生まれ。外構エクステリア業界20年以上(現在も現役)。2級建築士・2級建築施工管理技士。戸建て住宅の外構、庭づくり、植栽を中心に、現場経験をもとに情報を発信しています。 ≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

この記事の内容

  1. 常緑樹とは?庭木に選ばれやすい理由
  2. 常緑樹は「目隠し・見た目・手入れ」で選ぶと失敗しにくい
  3. 庭におすすめの常緑樹20選
  4. 常緑樹20種類が比較しやすい一覧表
  5. 常緑樹を植える前の確認ポイント
  6. よくある質問5つ(FAQ)
  • まとめ

1. 常緑樹とは?庭木に選ばれやすい理由

常緑樹は、1年を通して葉が残りやすい庭木です。

冬でも葉が落ちきらないため、庭の景色が寂しくなりにくいのが魅力です。外からの視線をやわらげたい場所にも使いやすく、目隠しや背景づくりにも役立ちます。季節ごとの変化は落葉樹より穏やかですが、その分、庭全体の印象を安定させやすいです。

  • 庭の緑を1年中保つ
  • 外からの視線をやわらげる
  • 庭の背景を整えやすくする

常緑樹なら何でも庭に向くわけではなく、葉の量や成長の早さには差があります。ですが、使いたい場所と目的に合う木を選べば、庭づくりではとても扱いやすい存在です。だからこそ常緑樹は、庭木として選ばれやすいのです。

2. 常緑樹は「目隠し・見た目・手入れ」で選ぶと失敗しにくい

常緑樹は、目隠し・見た目・手入れの3つで選ぶと考えやすくなります。

まず、道路や隣地からの視線を遮りたいなら、葉の付き方や枝の密度を見たいところです。次に、シンボルツリーとして植えるなら、樹形や葉色が家まわりに合うかが大切になります。さらに、成長の早さや剪定の回数まで確認しておくと、植えた後の負担を抑えやすくなります。

  • 目隠ししやすい木を選ぶ
  • 外観になじむ樹形を比べる
  • 手入れの負担を確かめる

見た目だけで選ぶと、思ったより大きくなったり、剪定の手間が増えたりすることがあります。逆に、管理のしやすさだけで選ぶと、庭の印象が物足りなく感じることもあります。3つの視点を一緒に見ることが、失敗しにくい選び方につながります。

3. 庭におすすめの常緑樹20選

常緑樹といっても、背が高く映える木もあれば、低木や生け垣向きの木、花や実を楽しめる木もあります。見た目だけで選ぶと、庭の広さや使い方に合わず、植えたあとに扱いにくさを感じることがあります。

ここでは、庭で使いやすい常緑樹20種類を、中木・低木・高木・花や実を楽しめる木に分けて紹介します。庭の役割に合わせて見比べやすくしているので、自宅に合う常緑樹を絞り込みやすくなります。

ここでのポイントはこちら!
  1. 中木で使いやすい常緑樹3選
  2. 低木や生け垣に向く常緑樹10選
  3. 高木で映える常緑樹5選
  4. 実や花も楽しめる常緑樹2選
3-1. 中木で使いやすい常緑樹3選

中木の常緑樹は、高木ほど大きくなりすぎず、低木よりも存在感を出しやすいバランスのよい種類です。玄関前や庭の中心など、見せたい場所にも使いやすく、目隠しと景色づくりを両立しやすいです。

戸建ての庭で取り入れやすい高さに収まりやすいため、初めて常緑樹を選ぶときにも候補にしやすいです。圧迫感を抑えながら、庭に主役やアクセントをつくりたいときに向いています。

ソヨゴ|手入れしやすく庭になじみやすい中木

ソヨゴは、育てやすさと上品な見た目を両立しやすい常緑樹です。

成長が穏やかで、庭木を大きくしすぎたくない人にも合わせやすいです。つやのある葉がきれいで、株立ちにするとやわらかな印象も出しやすくなります。赤い実が付く時期は景色に変化が生まれ、秋冬の庭にも表情をつくりやすいです。

  • 株立ちの樹形で庭を整える
  • 赤い実で秋冬の景色を彩る
  • 成長の穏やかさで管理を抑える

華やかさが強い木ではないため、遠目で目立たせたい人には控えめに映るかもしれません。ですが、その落ち着いた見え方が住宅まわりにはよくなじみます。長く付き合いやすい常緑樹を探すときに選びやすい1本です。

ソヨゴはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

常緑ヤマボウシ|自然な樹形で使いやすい庭木

常緑ヤマボウシは、見た目のやさしさと使いやすさを両立しやすい庭木です。

自然な樹形が出やすく、ナチュラルな庭にも住宅まわりにも合わせやすいです。葉の量感があり、目隠しを兼ねて植えたい場所にも使いやすくなります。花や実の楽しみもあり、常緑樹の中では季節の変化を感じやすい種類です。

  • 自然な樹形で庭になじませる
  • 葉の量感で視線をやわらげる
  • 花や実で季節感を楽しむ

ヤマボウシ全体の印象で考えると、落葉種と混同しやすいことがあります。ですが、常緑種として見れば、使い方はかなり整理しやすいです。目隠しも見た目も大切にしたい庭に向いています。

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キンモクセイ|香りの印象まで楽しめる中木

キンモクセイは、香りで季節を感じやすい常緑樹です。

秋に咲く花の香りは印象が強く、玄関まわりや通路沿いにも使いやすいです。樹形も整えやすく、シンボルツリーとしても生け垣としても活用しやすくなります。葉がしっかりしているため、常緑樹らしい安定感も出しやすいです。

  • 花の香りで季節感を伝える
  • 玄関まわりの印象を整える
  • 生け垣として葉量を生かす

香りの好みが分かれるため、植える場所には少し配慮したい木です。ですが、秋の印象を強く残したい庭にはよく合います。花の存在感も楽しみたい人に選びやすい常緑樹です。

キンモクセイはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

3-2. 低木や生け垣に向く常緑樹10選

低木の常緑樹は、庭の足元を整えたり、玄関まわりにやわらかさを足したりするときに使いやすい種類です。背丈を抑えやすいぶん、圧迫感を出しにくく、狭めの庭でも取り入れやすくなります。

葉の密度がある種類は生け垣にも向いており、境界まわりや目線の高さをやさしく整えたいときにも役立ちます。主木を引き立てる脇役としても、単独で使う庭木としても活躍しやすいカテゴリです。

マサキ|生け垣にも使いやすい丈夫な常緑樹

マサキは、生け垣にも取り入れやすい実用性の高い常緑樹です。

葉がしっかりしていて、刈り込みにも強く、形を整えやすいのが魅力です。つやのある葉は通年で見栄えが安定し、境界まわりにも使いやすくなります。斑入り品種を選べば、緑一色になりすぎず、庭に明るさも足しやすいです。

  • 生け垣として葉量を生かす
  • 刈り込みで形を整え続ける
  • 斑入り葉で明るさを加える

庭木としての個性は控えめなので、主役感を強く求める人には物足りなく感じるかもしれません。ですが、使いやすさと安定感では強みがあります。目隠しや境界整理を考えるときに選びやすい種類です。

マサキは生垣や庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

アオキ|日陰でも使いやすい常緑低木

アオキは、日陰の場所でも取り入れやすい常緑低木です。

つやのある葉が通年で残るため、庭の見え方が安定しやすいです。日当たりが限られる場所でも育てやすく、建物の北側や木陰にも合わせやすくなります。赤い実が付くと景色に変化が出て、単調さも抑えやすいです。

  • 日陰の場所に緑を足す
  • 赤い実で冬の景色を彩る
  • 常緑の葉で目線をやわらげる

日陰向きの木は地味に見られやすいことがあります。ですが、植えにくい場所で役割を持てる木は意外と貴重です。条件の限られる場所で常緑樹を使いたいときに助けになる種類です。

アオキは庭木におすすめの陰樹【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

ツツジ|花色の豊富さが魅力の常緑低木

ツツジは、春の花色を楽しみやすい代表的な低木です。

日本の庭になじみやすく、育てやすさでも選ばれています。花色が豊富なので、庭の雰囲気や家の外観に合わせて選びやすいです。背丈も抑えやすく、まとまった植栽にも単独使いにも向いています。

  • 春の花色で庭を明るくする
  • 低木のまとまりで景色を整える
  • 色違いで庭に変化を出す

花の時期以外は落ち着いた見え方になるため、通年の華やかさを求める人には物足りないかもしれません。ですが、花の季節の印象はとても強いです。春の景色を楽しみたい庭に取り入れやすい常緑樹です。

ツツジは花が美しいおすすめ庭木【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

クチナシ|白い花と香りが映える低木

クチナシは、花の美しさと香りを近くで楽しみやすい低木です。

初夏の白い花がよく映え、庭の足元や玄関まわりを明るく見せやすいです。甘い香りも印象に残りやすく、見るだけでなく感じる庭づくりにも向いています。低木なのでほかの植栽とも合わせやすく、名脇役になりやすい木です。

  • 白い花で庭を明るく見せる
  • 花の香りを通路沿いで楽しむ
  • 低木の高さで足元を整える

香りが強めなので、好みが分かれることがあります。ですが、印象に残る低木としては魅力がわかりやすいです。花を身近に感じたい場所へ取り入れやすい常緑樹です。

クチナシは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

ジンチョウゲ|早春の香りを楽しめる低木

ジンチョウゲは、早春の花と香りを身近に楽しみやすい低木です。

高さが出すぎにくく、玄関まわりや主木の足元にも合わせやすいです。花の時期にはやわらかな華やかさが出て、寒い季節の庭にも表情をつくりやすくなります。香りの印象も強く、通るたびに季節を感じやすい木です。

  • 早春の花で庭に彩りを足す
  • 香りで季節の変化を伝える
  • 足元の植栽を上品に整える

大きな主役になる木ではないため、遠くから見せる庭木には向きません。ですが、近くで楽しめる低木としては魅力がはっきりしています。香りを大切にしたい庭に取り入れやすい1本です。

ジンチョウゲは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

ナンテン|縁起の良さも取り入れやすい低木

ナンテンは、縁起の良さと扱いやすさを兼ねやすい低木です。

高さを抑えやすく、玄関先や建物まわりにも取り入れやすくなります。赤い実が付く時期は冬の景色に彩りが加わり、常緑の葉も通年で庭を支えてくれます。昔から親しまれてきた木なので、和の雰囲気にもよく合います。

  • 玄関まわりに縁起を添える
  • 赤い実で冬の彩りを出す
  • 低木の高さで庭をまとめる

昔ながらの印象を持たれやすく、古く見えないか気になることがあります。ですが、植える位置と周囲の素材で印象は変えやすいです。控えめでも実付きのある木を探すときに選びやすい種類です。

ナンテンは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

アセビ|枝ぶりと花を楽しめる常緑低木

アセビは、枝ぶりの美しさと花のやわらかさが魅力の低木です。

常緑の葉が残るので、花のない時期も庭が寂しくなりにくいです。釣り鐘状の花が咲くと印象がやさしくなり、和の庭にも自然風の庭にも合わせやすくなります。背丈を抑えやすいため、低木の主役にも向いています。

  • 枝ぶりで庭に風情を加える
  • 花で足元にやさしさを出す
  • 常緑の葉で景色を安定させる

華やかさを強く出す木ではないため、目立つ色味を求める人には控えめに映ります。ですが、その落ち着きが庭になじみやすさにもつながります。上品な低木を探すときに候補にしやすいです。

アセビは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

アベリア|生け垣にも使いやすい花木

アベリアは、花も葉も楽しみやすい使い勝手のよい低木です。

こんもりした樹形をつくりやすく、生け垣や境界まわりにも使いやすいです。小さな花が長く楽しめるので、低木の中でも景色に変化を出しやすくなります。寄せ植えにもなじみやすく、脇役としてのまとまりも出しやすい木です。

  • 生け垣として形を整える
  • 小花で庭に軽やかさを足す
  • 低木同士を自然につなげる

主役級の強い存在感はないため、単独で見せる庭木には向かないことがあります。ですが、ほかの植栽と組み合わせたときの使いやすさは高いです。庭全体をなじませる低木として取り入れやすいです。

アベリアは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

コニファー|洋風の庭に合わせやすい常緑樹

コニファーは、洋風の外構に合わせやすい常緑樹のグループです。

とがった樹形や整った形が出しやすく、住宅まわりをすっきり見せやすいです。種類が多く、目隠し向きから鉢植え向きまで選び方の幅もあります。名脇役として使いやすく、ほかの植栽とも組み合わせやすいのが魅力です。

  • 樹形で洋風の印象を整える
  • 種類ごとに役割を選び分ける
  • 脇役として庭をまとめる

種類が多いぶん、雰囲気だけで選ぶと合わないことがあります。ですが、使いたい場所を決めてから選べば整理しやすいです。洋風の庭に合う常緑樹を探すときに見ておきたいカテゴリです。

コニファーおすすめ20選【庭で使いやすい種類を目隠し・低木・這性・アクセント別に紹介】

アブチロン|花の個性が映える低木

アブチロンは、個性的な花姿を楽しみやすい低木です。

花の形に特徴があり、ほかの低木とは違う表情を庭に加えやすくなります。洋風の庭にも合いやすく、少し遊びのある植栽をつくりたいときに向いています。つる性の種類もあり、使い方に変化をつけやすいのも魅力です。

  • 個性的な花で視線を集める
  • 洋風の庭に彩りを足す
  • つる性を生かして変化をつける

庭全体になじむ木というより、好みに合わせて選ぶタイプの低木です。ですが、見た目の面白さははっきりしています。少し特徴のある花木を取り入れたい人に向いています。

アブチロンは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

3-3. 高木で映える常緑樹5選

高木の常緑樹は、庭の主役をつくりたいときに選びやすい種類です。高さや枝ぶりが出るぶん、玄関まわりや庭全体の印象を大きく変えやすく、シンボルツリーとしての存在感も出しやすくなります。

その一方で、狭い場所では圧迫感が出やすいため、植える位置や成長後の大きさまで見ておくことが大切です。広さに余裕がある庭や、外からの見え方まで整えたい場所で力を発揮しやすいカテゴリです。

シマトネリコ|軽やかな葉が映える人気の常緑樹

シマトネリコは、軽やかな葉姿で庭を明るく見せやすい常緑樹です。

細かな葉がやわらかく広がり、圧迫感を抑えながら緑量を出しやすいです。株立ちにすると見た目がやさしく、シンボルツリーとしても人気があります。目隠しや木陰づくりにも使いやすく、庭の使い方が広がりやすい木です。

  • 株立ちの姿で庭を軽やかに見せる
  • 葉の量感で目線をやわらげる
  • 木陰をつくり庭に奥行きを出す

成長が早めなので、放っておくと大きさが気になることがあります。ですが、剪定を前提に選べば、見た目と使いやすさを両立しやすいです。人気が高いのは、庭へのなじませやすさがあるからです。

シマトネリコはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

ユーカリ|シルバーリーフが映えるおしゃれな庭木

ユーカリは、シルバーリーフで庭の印象を引き締めやすい常緑樹です。

葉色が明るく、ほかの緑と組み合わせたときにも変化を出しやすくなります。樹形もすっきり見えやすく、ナチュラルにもモダンにも寄せやすいです。切り枝として室内に飾りやすいのも、暮らしに取り込みやすい魅力です。

  • 銀葉で庭に軽さを加える
  • 樹形で外構をすっきり見せる
  • 枝葉を飾って室内を彩る

生長の仕方や品種差があるため、雰囲気だけで選ぶと扱いにくさを感じることがあります。ですが、置きたい場所に合う種類を選べば、おしゃれさは出しやすいです。葉色に特徴のある常緑樹を探すときに候補にしやすい木です。

ユーカリの木は庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

アカシア(ミモザ)|花と葉色で庭を明るく見せる木

アカシアは、花の華やかさと葉色の軽さを楽しめる常緑樹です。

黄色い花が咲く時期は印象が明るく、庭の見せ場をつくりやすくなります。銀葉系の品種は葉色そのものがきれいで、植えるだけで雰囲気が変わりやすいです。高木の中では重く見えにくく、洋風の外構にもなじみやすい木です。

  • 黄色い花で庭を華やかにする
  • 銀葉で庭に抜け感を出す
  • 洋風の外構になじませる

花の時期の印象が強いぶん、好みが分かれることはあります。ですが、見た目の華やかさを求める庭では存在感を出しやすいです。花も葉も楽しみたい人に向いている常緑樹です。

ミモザ(アカシア)はシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

シラカシ|目隠しにも使いやすい常緑高木

シラカシは、しっかりした葉量で目隠しに向く常緑高木です。

枝葉がよく茂るため、道路沿いや隣地境界の視線対策にも使いやすいです。高木らしい安定感があり、庭の骨格をつくる木としても役立ちます。生け垣や防風の役割まで持たせやすく、実用面でも頼りになる種類です。

  • 葉の密度で視線を遮る
  • 庭の骨格をしっかり整える
  • 境界まわりに安心感を出す

やや重厚感が出るため、軽やかな庭にしたい場合は置き方を考えたい木です。ですが、役割がはっきりした場所では、とても使い勝手が良くなります。目隠しも兼ねた常緑樹を探すときに候補に入れやすいです。

シラカシは目隠し用の庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

ニオイシュロラン|南国風の印象をつくりやすい庭木

ニオイシュロランは、南国風の雰囲気を出しやすい常緑樹です。

細長く伸びる葉が印象的で、1本でも庭に個性を出しやすくなります。枝分かれした姿にも動きがあり、モダンな外構やリゾート感のある庭とも合わせやすいです。高さが出るわりに幹まわりは重く見えにくく、抜け感を保ちやすいのも魅力です。

  • 庭に南国風の印象を加える
  • 細長い葉で縦の動きを出す
  • 主木として個性を際立たせる

好みが分かれる樹形なので、どの庭にも合う木ではありません。ですが、外構の雰囲気が合えば、ほかの庭木では出しにくい印象をつくれます。個性のある常緑樹を探すときに選びやすい1本です。

ニオイシュロランはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

3-4. 実や花も楽しめる常緑樹2選

常緑樹の中には、葉が残る安心感だけでなく、花や実まで楽しめる種類もあります。庭の景色を整えながら、収穫や季節の変化も感じたいときに選びやすいカテゴリです。

シンボルツリーとしての見た目を保ちつつ、暮らしの中で楽しみが増えるのもこのタイプのよさです。実用性と観賞性を両立したいときに候補にしやすい常緑樹を紹介します。

オリーブ|洋風の庭によくなじむ実もの常緑樹

オリーブは、見た目のおしゃれさと実りを両立しやすい常緑樹です。

銀緑色の葉が軽やかで、洋風の住宅やモダンな外構とも合わせやすくなります。樹形もすっきり見えやすく、玄関前のシンボルツリーとしても人気があります。実がなる楽しみもあり、庭木としてだけで終わらない魅力があります。

  • 銀葉で庭をすっきり見せる
  • 玄関前をおしゃれに整える
  • 実りで暮らしの楽しみを増やす

見た目の印象が先に立つため、育て方まで考えずに選ばれることがあります。ですが、置きたい場所と大きさを整理しておけば扱いやすいです。見た目も実用性も大切にしたい人に向いている常緑樹です。

オリーブはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

レモン|収穫も楽しめる人気の常緑樹

レモンは、収穫の楽しさを庭に取り入れやすい常緑樹です。

黄色い実がよく映え、庭に明るさと季節感を加えやすくなります。常緑の葉もきれいで、果樹でありながらシンボルツリー感覚でも取り入れやすいです。低めに保ちやすく、戸建ての庭にも合わせやすい実ものです。

  • 黄色い実で庭に明るさを出す
  • 収穫して暮らしを豊かにする
  • 常緑の葉で景色を安定させる

果樹らしさが強いため、植える場所しだいでは生活感が出ることがあります。ですが、テラスまわりや玄関脇に置くと見た目も楽しみやすいです。花も実も楽しめる常緑樹を探すときに人気があるのも納得できる木です。

レモンの木はシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】

4. 常緑樹20種類が比較しやすい一覧表

常緑樹は種類が多いため、文章だけで比べると違いが見えにくくなります。花が印象に残る木もあれば、葉や樹形が魅力になる木もあり、庭に植えたときの見え方はかなり変わります。

そこでここでは、常緑樹20種類の分類と魅力、果実の有無を比較表で整理しました。気になる木を絞り込みたいときや、自宅の庭に合う常緑樹を見比べたいときに役立ちます。

庭木名 分類 魅力 果実 ソヨゴ 中木 葉・実 ○ 常緑ヤマボウシ 中木 花・葉・樹形 おいしい キンモクセイ 中木 花・香り × マサキ 低木 葉・生け垣 × アオキ 低木 葉・実 ○ ツツジ 低木 花・葉 × クチナシ 低木 花・香り ○ ジンチョウゲ 低木 花・香り × 南天 低木 葉・実・縁起 ○ アセビ 低木 花・葉・枝ぶり × アベリア 低木 花・香り・生け垣 × コニファー 低木〜高木 葉・樹形 × アブチロン 低木 花 × シマトネリコ 高木 葉・樹形 × ユーカリ 高木 葉・樹形 × アカシア 高木 花・葉 × シラカシ 高木 葉・樹形 × ニオイシュロラン 高木 葉・樹形 × オリーブ 果樹 葉・樹形 おいしい レモン 果樹 花・果実 おいしい

5. 常緑樹を植える前の確認ポイント

常緑樹は、植える場所と成長後の姿を先に確認することが大切です。

葉が1年中残るぶん、目隠しや景色づくりには役立ちますが、植える位置によっては圧迫感が出ることもあります。日当たりや風通しに合わない場所では、生育が不安定になる場合もあります。枝の広がり方や高さまで見ておくと、庭全体の使いやすさを保ちやすいです。

  • 植える場所の日当たりを確かめる
  • 成長後の大きさを見積もる
  • 庭全体とのバランスを確認する

苗木のうちは小さく見えても、数年後には印象が大きく変わることがあります。ですが、最初に植える目的と必要な大きさを整理しておけば、後から困りにくくなります。植える前の確認が、常緑樹を長く楽しむ土台になります。

6. よくある質問5つ(FAQ)

Q1. 常緑樹は落葉樹より手入れが楽ですか?

落ち葉が少なく感じやすい分、掃除の負担は抑えやすいです。ただし、成長の早さや枝葉の量によっては剪定が必要になるため、種類ごとの特徴を見て選ぶことが大切です。

Q2. 目隠しに向く常緑樹はどう選べばよいですか?

葉の付き方が密で、枝の広がり方が安定している木が選びやすいです。高さだけでなく、植えたい場所の幅や圧迫感まで含めて考えると失敗しにくくなります。

Q3. 狭い庭でも常緑樹は植えられますか?

植えられますが、成長後の高さや枝張りを先に確認することが大切です。株立ちや低木など、圧迫感を出しにくい種類から選ぶと取り入れやすくなります。

Q4. 常緑樹は虫が付きやすいですか?

種類や環境によって差がありますが、風通しが悪い場所では状態が乱れやすくなります。植える位置を整え、剪定しやすい木を選ぶと管理しやすくなります。

Q5. シンボルツリーと目隠しを両立したいときはどう選べばよいですか?

樹形がきれいで、葉の量感もある常緑樹を選ぶと両立しやすいです。庭の主役として見せたいのか、背景としてなじませたいのかを決めると、自宅に合う1本へ絞りやすくなります。

まとめ

常緑樹を庭木に選ぶときは、目隠し・見た目・手入れの3つを一緒に見ておくことが大切です。葉が1年中残る安心感は大きいですが、種類によって庭とのなじみ方や管理のしやすさはかなり変わります。

選ぶ前には、植える場所の日当たりや風通し、成長後の高さや枝張りまで確認しておくと安心です。低木・中木・高木の違いだけでなく、庭のどこでどう使いたいかまで整理しておくと、選びやすさがぐっと変わります。

常緑樹は、庭との相性が合う1本を選べると、景色を整えながら暮らしにもなじみます。見た目の好みだけで決めず、長く無理なく付き合えるかまで考えることが、満足しやすい庭木選びにつながります。

常緑樹は、葉が落ちにくいぶん扱いやすそうに見えますが、庭に置いたときの圧迫感や枝葉の広がり方で印象が変わりやすいです。最初に目隠しにしたいのか、見せる木にしたいのかを決めておくと、選びやすくなります。

写真ではきれいに見えても、自宅の庭に入れると大きさや葉の量が気になることがあります。だからこそ、植える場所と成長後の姿を先に想像しておくと、あとで後悔しにくいです。

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更新:2026年04月01日|公開:2021年05月03日

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