メダカの卵を見つけた・取ったら!産卵とカビ対策、稚魚の育て方
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メダカの卵を見つけた・取ったら!産卵とカビ対策、稚魚の育て方

アクアリウムテクニックメダカ飼育

飼育方法繁殖初めてのアクアリウム淡水

投稿日:2021.10.18|更新日:2026.01.27

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水温が20度をこえると、メダカたちは産卵を行います。 水質や水温、日照時間などの要素によって、孵化までの時間は変化しますが、おおよそ14日ほどで稚魚が泳ぎ始めます。

メダカの卵を孵化させる際に、障害の1つになるのがカビの存在です。カビは主に無精卵に発生しますが、水が淀み続けると有精卵にも発生してしまいます。 そして、稚魚が生まれたら稚魚が食べられる細かな餌を与えるのも、育成の大切なポイントです。

メダカの卵を孵化させる方法と管理について、稚魚育成のポイントなどを解説していきます。

目次

  • プロアクアリストたちの意見をもとにメダカの卵を育てる方法を解説
  • メダカが卵を産んだら!育成方法を動画で解説!
  • メダカの卵を孵化させる方法
    • メダカの卵を育てるおすすめ容器と管理方法
    • メダカの卵には日光を当てよう
  • メダカの卵にカビが生える理由
    • メダカの有精卵と無精卵の見分け方
    • 卵の塊はほぐそう
  • メダカの卵のカビ対策
    • 水道水をそのまま使用する
    • メチレンブルーを使用する
  • メダカの稚魚が孵化したら
    • 飼育容器や水流に注意!
    • 餌を工夫して育成しよう
  • メダカが卵を産む条件
  • まとめ:メダカの卵を見つけた・取ったら!産卵とカビ対策、稚魚の育て方

プロアクアリストたちの意見をもとにメダカの卵を育てる方法を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

  • メダカの卵を見つけたら隔離しよう!成魚に食べられてしまうことが多いよ!カップやタッパーに隔離するのがおすすめ
  • メダカは条件を整えれば約10~14日で孵化する!水温約25度なら10日、20度なら13日ほどで生まれるよ!
  • メダカの卵を育てる方法!孵化の促し方や、カビ対策まで解説します!
  • 卵がかえったら!メダカ稚魚の飼育方法!餌など飼育ポイントをご紹介!

メダカは自宅で繁殖を楽しめる魚です。 しかし、卵を孵化させるには日光を当てるなどの条件が必要で、水槽内でほっておくと成魚に食べられてしまうことも珍しくありません。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカが卵を産んだ時の対処や稚魚の育て方などを解説します。

メダカが卵を産んだら!育成方法を動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

メダカの孵化と稚魚育成についてを音声付きで解説します。

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メダカ飼育の疑問や病気、稚魚のより良い育て方を動画でわかりやすく解説しています。

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メダカの卵を孵化させる方法

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メダカの卵を発見したら、まずは孵化用の容器に移動させましょう。 容器は大きめのプリンカップほどのサイズがおすすめです。

しかし、産卵した親魚などの情報を管理せず普通に孵化させる場合は、タッパーにまとめて容れても問題ないです。 まとめて管理する場合は、2Lほど水量が入るタッパーを選びましょう。

メダカの卵を育てるおすすめ容器と管理方法

まずはメダカの卵と稚魚を保護するために、採卵・隔離を行いましょう。 採卵しても隔離容器の水が古くなると、カビが生えてしまうことがあるため注意が必要です。

水質維持のために飼育水は毎日交換しましょう。 卵の量に対して、大きめの容器に卵を入れて管理すれば、卵に対して水量が多いので悪化速度を緩和できますが、水量が多くても2日に1回は水換えを行います

孵化容器サイズの目安は、卵1塊に対して500ml程度の水が入る容器です。

このことから、100円ショップで販売されているプラカップ・大サイズなどでもメダカの卵は孵化できます。

酸素が溶け込みやすくなるように、孵化容器はタッパーやプリンカップなどの、開口部が広いものを選ぶようにしましょう。

容器が小型になるほど水質管理の難易度は上がりますので、毎日の換水して、新鮮な水にするように意識します。

カビを発生させないためには、水の鮮度を維持するのがポイントですが、2L以上の大きな容器でたくさんの卵を管理する場合は、ある程度の水流を付けるのがおすすめです。

大きな孵化容器では、エアレーション(ぶくぶく)を使い、ゆるやかな水流が発生する環境を作ります。

エアレーションを使用すると、孵化率は上昇傾向になります。

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メダカの卵には日光を当てよう

メダカの卵を孵化させるためには、光量や水温も重要な要素です。熱帯魚用のLEDライトなどでも良いですが、卵の成長を促すためには日光を当てることが1番です。

メダカの卵の理想的な日照時間は13~14時間です。

窓辺やベランダに置いておくだけでも孵化は可能ですが、日光の確保が難しい場合は、熱帯魚用や植物育成用のLEDライトを使用します。

また、水温は25℃前後が適温です。

メダカの卵は積算温度250度で孵化します。水温25度なら約10日、20度なら約13日ほどかかります。

水換えの時は水温が低くなり過ぎないように、日光を当てる時は水温が高くなり過ぎないようにご注意ください。 特に、小型容器で管理する場合は水量も少なくなり、日光を当てるとすぐに水温が上昇するので、気温計や水温計は用意しておくとトラブルを防げます。

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メダカの卵にカビが生える理由

メダカの有精卵と無精卵の見分け方 無精卵は産卵から数日以内に、白く濁ってくるので有精卵と見分けが可能です。

産み付けられたメダカの卵には有精卵と無精卵があります。これは、生き物ですので仕方のないことです。

適切に管理していても無精卵にはカビが生えます。無精卵はいくら待っても孵化することは無いので、カビが有精卵に付着することがあるので取り除きます。 後述する『メチレンブルー』を使用すると簡単に見分けられます。

卵の塊はほぐそう

メダカの卵には、産卵床に卵を保持させやすくするために、「付着糸」と呼ばれる糸が付いています。

この糸が他の卵に付着したり、互いに絡むなどして卵塊の状態になることがありますが、卵同士がくっついて塊になっていた場合は、ほぐしてバラバラにします。 塊になった状態だと通水性が悪く、カビが生える確率が上がるからです。

また、付着糸が付いたままだとゴミや雑菌などもくっつきやすくなるので、ガーゼの上で卵を転がすなどして付着糸を取り除く方法もあります。 受精卵はある程度の強度があるので、乱暴に扱わなければ簡単には潰れません。

ただし卵の扱いに慣れないうちは、特に手を加えないか、軽くほぐす程度に控えておきましょう。

メダカの卵のカビ対策

水道水をそのまま使用する

水道水には殺菌・消毒のために、カルキ(塩素)が含まれています。そのため、カルキ抜きしていない水道水をそのまま使用すれば、カビや雑菌の発生を抑制することが可能です。 卵への害を心配に思われるかもしれませんが、卵の状態であれば耐性があるので問題は生じません

ただ、カルキは放っておくと1日程度で抜けてしまうので、毎日水換えをする必要があります。

カルキは生まれた直後の稚魚には毒になるので、目玉がはっきりと確認できるなど、孵化の時が近づいてきたらカルキを抜いた水と交換しましょう

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メチレンブルーを使用する

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カビの発生を確実に防止する方法として、魚病薬の1つである『メチレンブルー』を使用します。

メチレンブルーは着色性の薬ですので無精卵は青く染まりやすいです。 この性質を利用すると、有精卵との見分けが容易になります。

ただし、メチレンブルーの濃度が高すぎると、有精卵まで染色してしまうためご注意ください。 薄めの濃度で使用しましょう。

また、同薬剤は光が当たると分解してしまうので、孵化までに水換えを行い、再添加を行いましょう。

水道水と同様にメチレンブルーを使用する場合も、孵化直前にはカルキ抜きした水と交換をおこないます

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メダカの稚魚が孵化したら

飼育容器や水流に注意!

メダカの稚魚は小さく繊細です。 小型容器で孵化させた稚魚は、大きめの飼育容器に周囲の水ごと掬って移動させます。 孵化すると残った卵の殻などの影響で水質の悪化が早くなるため、稚魚を保護します。

また、孵化直後の稚魚は遊泳力をほとんど持たないので、ろ過フィルターなどを設置すると吸い込まれてしまいます。そのため、成長するまでろ過フィルターは設置せずに、大きめの飼育容器で育成しましょう。 少し成長したら、下記のような水流が穏やかなスポンジフィルター付きの水槽で飼育するのもおすすめです。

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多めの水量を確保して、水質悪化を緩和することがポイントです。

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餌を工夫して育成しよう

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メダカの稚魚の死因に多いのが餓死です。誕生直後の稚魚はかなり小さいため、親魚が口にしているような餌は大きすぎて食べられません。 そこで、稚魚が口にできるような微細な餌を用意する必要があります。

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稚魚用の餌としては、パウダー状の人工飼料だけでなく、ゾウリムシなどの動物プランクトンやクロレラなどの植物プランクトンが有名で、培養している飼育者も多いです。

プランクトンの培養には、プランクトン用の餌が必要ですが、成長率はかなり上昇します。 とはいえ、植物プランクトンは太陽光とメダカの排出するフンなどの養分があれば自然と増えますし、ゾウリムシは「米のとぎ汁」や「イースト菌」などの身近な材料でも培養可能です。

植物プランクトンが豊富な飼育水の状態を『グリーンウォーター』と呼びます。

いつでも餌を食べられる飼育環境を作ることが、稚魚育成にとって最も大切なポイントです。

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メダカが卵を産む条件

メダカは1日の日照が13時間以上、水温20度を超えると産卵をはじめます。

メダカにとって日光は欠かせない生活の一部です。 1日のなかで13~14時間ほど日光浴をすると、水温20度以上でよく産卵するようになります。

しかし、近年の猛暑では、直射日光を当ると水温が高くなりすぎます。 屋外飼育やビオトープ飼育では、すだれや水草などで程よい日陰を作り、高水温になりすぎるのを防ぎながら管理するのがおすすめです。

産卵の条件が揃ったら、ホテイソウやマツモ、アナカリスなどの水草や、産卵床を配置すると、卵を産み付けます。

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屋外で飼育しているメダカたちは季節を敏感に感じ取るため、産卵・繁殖は主に初夏~秋口までの間に行われます。 調子が良いと、毎日卵を見つけられます。

秋以降は無理に産卵させず、来年の繁殖と冬眠のために、栄養を蓄えさせる準備期間に充てましょう。

室内の水槽で飼育している場合は、水槽用照明を使用します。照明の種類は自由ですが、こちらのような太陽光に近い強めのものを採用するのがおすすめです。

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鑑賞性も上がるので、一石二鳥です。

室内飼育では水槽用ヒーターを使って保温すれば、いつでも繁殖に適した環境に保てます。 それでも、室外飼育と同じようにメダカたちの健康を考えて、休息期間は必ず作りましょう。

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まとめ:メダカの卵を見つけた・取ったら!産卵とカビ対策、稚魚の育て方

メダカの卵は、十分な光と水温、新鮮な水があれば約10~14日前後で孵化します。 カビや水の悪化に注意するなど注意点もありますが、回数を重ねるうちによりよく育成することができるようになっていきます。

カビは無精卵がある・通水性が悪くなっていると発生しやすくなるので、適度に水流を発生させるとともに、カビが生えてしまった卵はすみやかに取り除きます。

また、生まれた稚魚はかなり小さいため稚魚用の餌を準備しましょう。

おすすめはゾウリムシなどのプランクトン類で、グリーンウォーターでの飼育も一般的です。繁殖ができると飼育の楽しみ方の幅が広がるので、ぜひメダカの繁殖に挑戦してみてください。

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執筆者:アクアガーデン

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