「ナイトスクープ」ヤングケアラー指摘巡り「教育委員会含め丁寧に対応」前衆院議員が注意喚起
小林史明前衆院議員のXから衆院選当選5回の自民党、小林史明前衆院議員(42=広島6区)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。23日放送のABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の放送内容をめぐって、出演した一般家庭への誹謗(ひぼう)中傷を控えるよう呼びかけた。
同日の放送では、探偵を務めるお笑いコンビ、霜降り明星のせいやが、6人兄弟の世話をする広島県在住の小学6年生の長男からの「1日だけ長男を代わってほしい」との依頼に答える様子が放送された。放送終了後、ネット上では「ヤングケアラー状態」などと批判の声が上がり、出演した一般家庭への誹謗中傷にまで発展した。また、せいやが依頼を終え、小学生の家から立ち去った後に、家の中の音声を流したこともあって、同局の意図を勘ぐる推察もあった。
小林氏は広島県内の一般家庭が誹謗中傷を受けている状況を受け「探偵!ナイトスクープで放送された家庭状況について、ヤングケアラーではないか、という心配の声をいただきました」とした上で「行政機関と共有し、教育委員会含め丁寧に対応していただくことになりましたので、今後、ご本人や家族に対する接触、誹謗中傷は控えていただくようお願いします」と注意喚起を行った。このポストに対し、多数の反応が寄せられていた。
同局は25日、公式サイトを通じ声明を発表。「1月23日放送回に関して」と題し、「当該放送をめぐり、取材対象者やご家族に対して、SNS等で強い批判や誹謗(ひぼう)中傷が広がっている状況を重く受け止めています。取材対象者やご家族への誹謗中傷、詮索や接触は厳にお止めいただくようお願い申し上げます」と訴えた。
続けて「ヤングケアラーは重要な社会的課題として強く認識しております。一方、家族の事情や日常のあり方は多様であると考えています。番組では、取材にご協力いただいたご家族の家事・育児に関わる様子を紹介しました。このご家族では父親が家事・育児を担当されており、長男がそれを手伝っておられます。番組制作にあたっては取材趣旨の説明と同意確認を行い、関係者の尊厳・プライバシーに配慮して編集・放送しましたが、結果として取材対象者個人に対する強い批判や誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止めています」とし、「今後も取材対象者をはじめ、番組に関わる皆様の安全と尊厳を守ることを第一に番組作りを続けてまいります」と結んだ。
現在、TVer(ティーバー)で同放送回は再生不可となっている。
ABCテレビ、23日放送の「探偵!ナイトスクープ」について声明、「ヤングケアラー」と炎上
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