映画『パピヨン(1973)』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『パピヨン(1973)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パピヨン(1973)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『パピヨン(1973)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『パピヨン(1973)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『パピヨン(1973)』の結末までのストーリー
  • 『パピヨン(1973)』を見た感想・レビュー
  • 『パピヨン(1973)』を見た人におすすめの映画5選

目次
  1. 映画『パピヨン』の作品情報
  2. 映画『パピヨン』の登場人物(キャスト)
  3. 映画『パピヨン』のネタバレあらすじ(起承転結)
    1. 映画『パピヨン』のあらすじ【起】
    2. 映画『パピヨン』のあらすじ【承】
    3. 映画『パピヨン』のあらすじ【転】
    4. 映画『パピヨン』の結末・ラスト(ネタバレ)
  4. 映画『パピヨン』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
  5. 映画『パピヨン』を見た人におすすめの映画5選
    1. ショーシャンクの空に
    2. 大脱走
    3. ミッドナイト・エクスプレス
    4. アルカトラズからの脱出
    5. 告発

映画『パピヨン』の作品情報

製作年:1973年 上映時間:151分 ジャンル:ヒューマンドラマ、伝記 監督:フランクリン・J・シャフナー キャスト:スティーヴ・マックィーン、ダスティン・ホフマン、ヴィクター・ジョリイ、アンソニー・ザーブ etc

映画『パピヨン』の登場人物(キャスト)

パピヨン(スティーブ・マックイーン) フランス領ギアナのサン・ローラン刑務所に移送された囚人。胸に蝶の入れ墨がある。けちな金庫破りだったが、無実の殺人罪を着せられ終身刑となった。脱獄に執念を燃やす。 ルイ・ドガ(ダスティン・ホフマン) 偽札作りの名人で、1928年の偽国債事件の犯人。パピヨンと同じくサン・ローラン刑務所に移送される。看守らとの取引資金を作れるため、パピヨンに協力することに。 クルジオ(ウッドロー・パーフリー) サン・ローラン刑務所でパピヨンが出会った囚人。ボートの運転ができ、情報通。 マチュレット(ロバート・デマン) サン・ローラン刑務所の病院で働く囚人。同性愛者で、他の囚人の慰みものにされそうになり脱獄計画への参加を願い出る。

映画『パピヨン』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『パピヨン(1973)』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。 映画『パピヨン』のあらすじ【起】

フランスのとある刑務所が、ギアナ刑事局の管轄となった。刑務所の囚人たちは、船で植民地ギアナに移り、そこでの労働を言い渡される。8年以上の刑期の者は、ギアナで植民地労働者として一生を終えることになる。囚人の中には、無実の罪を着せられた終身刑囚パピヨンや、偽金や偽国債づくりのプロ、ルイ・ドガがいた。パピヨンはルイに、ギアナまで身の安全を守る代わりに、偽金で脱獄計画に協力してほしいと交渉する。

船がギアナに到着した。ギアナは沼地が多い熱帯気候の地だ。ギアナのサン・ローラン刑務所には看守の他、脱獄者を捕まえる「ハンター」になった元受刑者たちもいる。ルイとパピヨンは看守に金を握らせて島での作業を逃れようとするが、あいにく上役の1人が偽国債事件で大損をしていた。2人は島送りになり、沼地での過酷な作業を命じられる。

パピヨンとルイは同じ囚人のルイに出会う。彼はボートの運転ができるため、脱獄計画に乗る。月に1度、島の蝶を買いに来る男がやってくる。パピヨンは男に大金を提示し、1週間後ボートを手に入れる約束を取り付けた。最初は逃げる気のなかったルイも、ここにいたら死んでしまうと悟り、自分もボートに乗せてほしいと頼む。

映画『パピヨン』のあらすじ【承】

パピヨンとルイは殺された囚人を運ぶ仕事を命じられるが、ルイが吐いて看守に暴行される。パピヨンはそれを止めようとし、脱走。しかしハンターに捕まり独房に入れられてしまう。

独房にルイから食べ物が差し入れられる。しかし差し入れがばれてしまった。パピヨンは差し入れした人物の名を言うまで、もともと少ない食べ物を半分にされ、明かりも消されてしまう。

ルイはサン・ローラン刑務所での比較的楽な仕事に移っていた。半年以上がたってもパピヨンはルイの事を明かさず、死にかけていた。パピヨンは死んだ囚人仲間の夢を見る。彼らに駆け寄ろうとしたところで目が覚めた時、独房での刑期が満了となる。

サン・ローラン刑務所にパピヨンが戻ってきた。パピヨンは刑務所内の病院に入れられる。ルイは彼の友情に感謝し、パピヨン宛に肉入りのスープを届けさせる。ルイは刑務所長に金を握らせて楽な仕事に付けたこと、自分の妻が弁護士とともに釈放運動に奔走していることを明かす。その夜パピヨンは、同じ病院にいる同性愛者のマチュレットが、見回り役の囚人に狙われていることを知る。

クルジオからの情報で、刑務所の医者がボートを手配してくれることになった。パピヨンはマチュレットに見回り役の囚人の気を引いていてくれるよう頼む。するとマチュレットは自分の身を守るため、自分も脱獄計画に入れるよう交渉した。

映画『パピヨン』のあらすじ【転】

今夜は音楽会、いよいよ脱獄計画の決行だ。パピヨンはルイを脱獄に誘うが、ルイはここに残って妻の釈放運動を信じることを決める。見回りに来た囚人をマチュレットが油断させて殴り倒す。パピヨン、クルジオ、マチュレットは看守の目をかいくぐりながら脱獄を試みる。しかしクルジオが見つかり殴り倒されてしまった。パピヨンに銃を向ける看守をルイが殴り倒す。脱獄に加担してしまったルイは、パピヨンとともに脱獄しボートへ向かう。ルイは塀をとびこえた際に足をくじいてしまった。

パピヨンたちは医者の協力者に金を渡し、ボートを手に入れる。しかしボートはぼろぼろで使いものにならなかった。しかも、ルイの足は骨折していたことが分かる。そこに顔に入れ墨をした男が銃を手に現れる。彼はボートが壊れていることを知っていた。しかも待ち伏せしていたハンターを始末してくれていた。男はボートを買うことができるよう、ハンセン病患者の住むピジョン島へ3人を案内する。

ピジョン島に着き、パピヨンは1人集落を訪れる。集落のリーダーは、自分の吸っている葉巻を吸うようパピヨンに勧め、パピヨンの人柄を試す。パピヨンはそのテストに合格し、ボートを譲ってもらえることになり、金までカンパしもらった。パピヨンはリーダーに深く感謝し、島を去る。

ボートが嵐に遭い、ルイの足のけがはさらにひどくなった。ルイは壊死した片足を切ることになる。

映画『パピヨン』の結末・ラスト(ネタバレ)

3人はホンジュラス島にたどり着いたが、警備隊に見つかってしまう。ルイは歩けず逃げられない。パピヨンは林に逃げ込むが、追手の吹き矢に撃たれ川に落ちてしまう。

パピヨンが目覚めると、そこは海沿いの原始的な集落だった。パピヨンは住民から歓迎され、現地女性と愛をはぐくむ。しかし、ある日突然住民たちはパピヨンに真珠を残し、皆いなくなってしまった。

パピヨンは合い乗りバスに乗って内陸に向かう。検問を逃れるため修道院の馬車に乗せてもらい、真珠を修道院長に渡す。しかし修道院長は刑務所に連絡し、再びパピヨンは捕えられてしまった。

5年がたち、パピヨンは独房から釈放された。マチュレットも独房に入れられていたが、亡くなってしまう。パピヨンはサメと激しい潮流に囲まれた島につれてこられた。そこでパピヨンはルイに再会する。ルイは女房に弁護士と駆け落ちされ、この島で妄想と戦いながら暮らしていた。

パピヨンは波を観察して脱出法を思いついた。ヤシの実をつめた浮き袋を崖から落とし、自分も飛び込むのだ。ルイは、自分は行けないと、パピヨンと別れの抱擁をする。パピヨンは浮き袋を投げ込み、飛び降りた。大きな波に無事乗って泳いでいくパピヨンを、ルイはうるんだ瞳で見送った。

パピヨンはついに自由を手に入れ、その余生を自由人として送った。ギアナの刑務所はその後まもなく廃止された。

映画『パピヨン』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

本作の最大の魅力はパピヨンとドガの熱い友情である。パピヨンにとってのドガ、ドガにとってのパピヨンが次第にどういう存在になっていくのか。それを思い返すだけで涙が出てくる。

パピヨンを演じたスティーブ・マックイーン、ドガを演じたダスティン・ホフマン。両名の魅力も最大限に発揮されている。

暗くて辛いギアナ監獄の描写も凄まじい。正に地獄のような場所に見える。そんな地獄で、友情だけが彼らの救いとなってくれる。心を打つ映画とはまさしく本作のことであろう。

全ての人に観てもらいたい傑作である。(男性 20代)

脱獄映画は個人的に大好きで様々な作品を観てきたが、その中でも大きな衝撃を受けたのが本作である。気が遠くなりそうな刑務所での労働と脱獄の繰り返しは、観ている自分まで精神を抉られるような絶望感があるが、それでも生きようとするパピヨンの姿に感動した。

人間はこんなに必死に生きようとすることができるのだと知り、もっと自分の時間を大切にしようと思わせてくれる映画でもある。スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンのリアルな演技も忘れられない傑作だ。(女性 20代)

無実を訴えながらも終身刑となったパピヨンが、何度失敗しても脱獄を諦めない姿に圧倒された。特に独房での長期監禁シーンは、正気を失いかける極限状態がひしひしと伝わる。それでも最後、椰子の実を袋に詰めて断崖から海へ身を投げる決断は壮絶そのもの。自由を求める執念が全編を貫き、観終わった後もしばらく動けなかった。(30代 男性)

ドガとの友情がこの作品の核だと感じた。利害関係から始まった関係が、過酷な流刑地での歳月を経て本物の信頼へと変わる過程が胸を打つ。再会の場面や、最後にパピヨンだけが脱出を決行する展開は切なくも力強い。絶望の中でも希望を捨てない姿勢に、人間の尊厳を見た。(40代 女性)

南米の流刑地の過酷さが容赦なく描かれ、観ているこちらまで息苦しくなる。脱獄の失敗、裏切り、再収監と試練が続くが、独房生活を生き延びるパピヨンの精神力は凄まじい。老人囚人が海へ飛び込む姿を目撃する場面も印象深い。ラストの跳躍は、単なる脱走ではなく魂の解放のようだった。(50代 男性)

若い頃に観て衝撃を受けた一本。自由を奪われた人間が、いかにして生きる意味を見出すかが描かれている。ドガが金を守り抜きながらも友情を選ぶ場面に心が動いた。最後、パピヨンが崖から飛び込む瞬間は、成功か失敗かを超えた象徴的なシーン。強烈な余韻が残る作品だった。(60代 女性)

単なる脱獄劇ではなく、人間ドラマとして完成度が高い。特に独房で幻覚に苦しむ場面は、肉体よりも精神が削られる恐怖を描いていて圧巻。何度捕まっても「諦めない」と言い続ける姿勢が胸に刺さる。ラストの海へ飛び込む決断は、観客の心をも解き放つような力があった。(20代 男性)

長尺ながら緊張感が途切れない。ドガとの再会や、共に過ごした時間が後半の感動をより深めている。パピヨンが最後に一人で脱出を試みる姿は孤独だが、そこには揺るぎない意志がある。流刑地の荒涼とした風景と、自由を求める情熱の対比が印象的だった。(30代 女性)

自由とは何かを問いかける作品。流刑地の理不尽な暴力や不衛生な環境がリアルに描かれ、観ていて辛い。しかしその分、脱獄への挑戦がより意味を持つ。最後にドガを残して飛び立つ決断は複雑だが、それぞれの選択として納得できた。壮大な人間讃歌だと思う。(40代 男性)

過酷な環境の中で芽生える友情に心を打たれた。ドガの臆病さとパピヨンの大胆さが対照的で、二人の関係が物語を豊かにしている。独房から解放された後も挑戦をやめない姿勢は圧巻。最後の海へのジャンプは成功を確信させる演出で、観客に希望を残す締めくくりだった。(50代 女性)

映画『パピヨン』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『パピヨン(1973)』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。 ショーシャンクの空に この映画を一言で表すと?

希望を武器に、絶望の檻を打ち破る魂の物語。

どんな話?

無実の罪で刑務所に収監された銀行員アンディが、劣悪な環境の中でも知性と忍耐を武器に生き抜いていく。親友レッドとの友情を育みながら、長い年月をかけてある計画を実行する。抑圧された環境で希望を失わない姿を描く感動作。

ここがおすすめ!

理不尽な投獄、過酷な刑務所生活、そして執念の脱出という構図は『パピヨン(1973)』と響き合う。緻密に張り巡らされた伏線と爽快なラストは圧巻。自由を求める人間の強さを改めて実感できる名作。

大脱走 この映画を一言で表すと?

男たちの知恵と勇気が火花を散らす、脱走映画の金字塔。

どんな話?

第二次世界大戦下、ドイツ軍捕虜収容所に集められた連合軍兵士たちが、大規模な脱走計画を立てる。地下トンネルを掘り、仲間と連携しながら自由を目指すが、計画は思わぬ展開を迎える。実話に基づくスリリングな物語。

ここがおすすめ!

綿密な準備と仲間同士の絆が胸を熱くする。成功と失敗が交錯する緊迫感は『パピヨン(1973)』の脱獄劇と同様に見応え十分。スケール感ある演出と名場面の連続で、脱走映画の醍醐味を堪能できる。

ミッドナイト・エクスプレス この映画を一言で表すと?

異国の牢獄で味わう、極限の恐怖と渇望。

どんな話?

トルコで麻薬所持により逮捕された青年が、過酷な刑務所生活を強いられる。暴力と絶望が支配する環境の中で、彼は精神を追い詰められながらも脱出を模索する。実体験を基に描かれた衝撃的な監獄ドラマ。

ここがおすすめ!

理不尽な裁判と非人道的な収監生活の描写は圧倒的。精神が削られていく過程は『パピヨン(1973)』の独房シーンを想起させる。観る者の神経を揺さぶる緊迫感と、自由への渇望が強烈に胸に残る。

アルカトラズからの脱出 この映画を一言で表すと?

難攻不落の監獄に挑む、静かなる執念。

どんな話?

アメリカの孤島刑務所アルカトラズに収監された男が、周到な準備を重ねて脱獄を企てる。看守の目をかいくぐり、仲間とともに緻密な計画を実行に移すが、果たして成功するのか。実話を基にした緊張感あふれる物語。

ここがおすすめ!

派手さよりも計画のリアリティと心理戦が見どころ。静かに燃える執念は『パピヨン(1973)』の不屈の精神と重なる。抑制の効いた演出がかえって緊張を高め、最後まで目が離せない。

告発 この映画を一言で表すと?

闇に葬られた真実に挑む、怒りの法廷ドラマ。

どんな話?

刑務所内で起きた囚人への暴行事件をきっかけに、若き弁護士が国家の不正に立ち向かう。被告となった囚人の過酷な収監生活が明らかになるにつれ、法と正義の在り方が問われていく。実話を基にした重厚な物語。

ここがおすすめ!

閉ざされた監獄の闇と人間の尊厳を描く姿勢が印象的。理不尽な扱いに抗う姿は『パピヨン(1973)』と通じるものがある。単なる監獄映画にとどまらず、社会の構造まで問いかける骨太な作品。

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