「高市首相が応援すれば勝てると計算したのだろうが…」馳浩知事の再選失敗で自民「痛手」
高市早苗自民党総裁(2026年2月撮影)自民党の西村康稔選対委員長は8日、石川県知事選で党が推薦した現職馳浩氏の敗北を受け「激戦の中あと一歩及ばなかった。県民の審判を厳粛に受け止め、敗因をよく分析して今後の各級選挙に臨む」とのコメントを出した。保守分裂の選挙で、高市早苗首相(自民総裁)が馳氏支援のため金沢市入りするなど異例の態勢で臨んだが、奏功しなかった。
首相は2月28日に金沢市内の会合に出席し、応援演説した。3月2日の党役員会でも「依然、激戦であり、役員各位の支援をお願いしたい」と呼びかけ、西村氏や有村治子総務会長、林芳正総務相が石川県入りし、党を挙げて支援した。
自民中堅は「そもそも首相が知事選の応援に入るのはめったにないことだ。先の衆院選のように首相が応援すれば勝てると計算したのだろうが、それで負けたのは痛手だ」と指摘した。
自民関係者は「組織や団体に衆院選の選挙疲れがあったのかもしれない」との見方を示した。
木原稔官房長官は9日の記者会見で、選挙結果についてコメントは差し控えるとした上で「被災地の実情を丁寧に伺いながら一日も早い復旧・復興に全力で取り組む」と強調した。首相の応援演説に関しては、党総裁の立場で対応したと説明した。(共同)
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