どうしたらいい?子どもに「どうして産んだんだ」って言われたら・・・・。
どうしたらいい?子どもに「どうして産んだんだ」って言われたら・・・・。不登校の子に、「もう、しにたい」「なんで産んだの?」そう言われて、つらい。その度に話を聞いているけれど、落ちている時の子どもとの距離感って・・・・どうしたらいいの?
これは、今私が行っている講座で、受講生さんが発してくれた質問です。詳細は端折っているので、短くなっていますが。
私は、境界線を引くことが、不登校の子の関わりや、他の人間関係の改善にもかなり大事な割合を占めていると思っているので、とにかく最初の2ヶ月間は、境界線のことと、自己肯定感をあげることに取り組んでもらっています。そんな中での質問です。
かつて、私も通った道でもあり、それに対する他の受講生さんたちのコメントを見ても本当に共感が大きく、おそらく似たような苦しみを抱えている人もいると思ったので、質問した方の了解を得て、私なりのメッセージを書かせてもらいます。
私もね、そう言われて苦しみました。長男にも次男にも、「しにたい」と言われたことがあります。特に長男は、半年ほど前にも「なんで産んだんだよ」という怒涛のラインがきました。母親として、「しにたい」と言われるよりも、「産んで欲しくなかった」と言われる方が、私は心のダメージが大きかったです。
たとえば、長男が出先からラインを送ってきた時。その時は、もうこのまま帰ってこないんじゃないか、線路にふらっと飛び込んでしまうんじゃないか、そんな気持ちになったこともあります。今すぐ仕事を切り上げて、無事を確認しに行きたい。そう思ったこともある。帰宅して、生きている姿を確認して、ほっと息をついたことが過去に何度あっただろう。
正直な話、「お母さんじゃなかったら、きっと幸せだったのかもしれないね。ダメな親でごめんね」と、子供に言って目の前で泣いたこともあります。「そんなこと言って、困らせたいの?」と、怒りをぶつけたこともある。「そんなこと言わないで」と言ったことも、「産んでごめんね」と言ったこともある。「私のわがままで、生きていてほしい」と言ったこともあります。
そして、本当に二人で一緒に、生きることをやめようかと思ったこともある。喉元をすぎて、口の先までその言葉がでかかって、それを必死の思いで飲み込んだことも、何度もある。
境界線を引くことで、不登校の子との関わりは、かなりの割合が改善すると最初に書きました。ただ、この問題は、境界線を引くことでどうしようもない、少ない方の割合に入ることだと思います。
じゃあ、どうしたらいいのか?結局のところ、どうしようもない。身も蓋もないかもしれないけれど、どうにもならないことが、残念ながらこの世の中にはある。
できることなら、変わってあげたい。その辛さを引き受けて、なくしてあげたい。体のどこかに気持ちが切り替えらるスイッチがあるのなら、ポチッと押して、ポジティブな気持ちに変えてあげたい。
でも、どうしようもない。ポジティブスイッチはないし、辛さを変わってあげることも、今すぐ消してあげることもできない。「想像したことが現実になる」って言葉があるけれど、そんな状態で、明るい想像は難しかった。むしろ、息子の状態は、私が悪い想像をしているせいなのかと思って、明るい気持ちになれない私が悪いと言われているような気にすらなった。
どんなに心のことを学んで、実践して、身につけたと思っても、つらいものはつらいし、イヤなものはイヤ。
それは、殴られ続けても、痛みを感じなくなるわけではないのと同じだと思う。
でもね。どうか信じてほしい。
どうしようもないけれど、あなたがそうやって子どもに寄り添う気持ちは、いつかきっと伝わる。途方もなく、広すぎる砂漠にバケツで水を巻くような作業に感じるかもしれないけれど、乾いたように見える砂の下は、確実に命の水が染み込んでいる。今まさに、こうして話を聞くことが、最後の水撒きになるかもしれない。今までやってきたことが、少しずつ積もってきたものが、次にやっと効果を感じられるかもしれない。だから、そのことを信じて、きっといつか伝わると信じて、信じ続けてほしい。
でも一人だと限界がくるから、あなたもどこかに吐き出せるところを見つけてほしい。ほんのちょっとでも、辛い気持ちを置ける場所を見つけてほしい。子どもの苦しい気持ちを聞く時に、自分の後ろにたくさんのサポーターがいることを、信じられるつながりを、ひとつでも多く持ってほしい。
そしてね、「話を聞くことしかできない」「見守ることしかできない」と言うけれど、それって「〜〜しか」という言葉で軽く扱えるほど、簡単なことかな?
話を聞くこと、寄り添うこと、見守ることって、しんどいと思う。とってもつらいと思う。
話を聞くことも、寄り添うことも、見守ることも、本気でやっていると本当に大変。だから、「聞くことしか」「寄り添うことしか」「見守るしか」なんて言葉で、自分のやってることを軽んじないでほしい。それは、あなたにしかできない、特別なことだから。とっても難しいことに取り組んでいることに、どうか気がついてほしい。
あなたは、あなたにしかできないことをやっている。毎日毎日、大変なことをやっている。だから、「聞くことしか」できないなんて、自分の行動を下に見ないで。聞くことも、寄り添うことも、見守ることも、とっても尊い、難しい行為だから。
そうして、砂漠にバケツで水を撒くような作業も、いつかきっと報われる日がくる。ある日ふと、何かのきっかけでそれが芽吹くことがある。最後に、わたしがそれを実感したブログ記事を本日ご紹介して終わりにします。
昨日もご紹介した、今後、親の会を手伝わせてもらう、はまちゃんの記事。
「余裕がなく、常に怒りを抱えていた」と書く彼は、当時親に向けて遺書を書いたそう。あれから5年が経って・・・・という内容です。 あなたの子どもも、いつかきっと、はまちゃんが書いてくれているような気持ちになる。どうかその日を信じてほしい。 7歳で「しにたい」と言った次男は、小学3年生くらいから、ぽつぽつと心に緑の芽が出始めたように思います。砂漠の期間が長く、何度もわたしの心が折れそうになった長男は、ここ最近で少しずつ、砂の下に水が溜まってきたのかな、と思わせてくれるようになってきました。あなたの子どもも、いつかきっと、緑の大地が心に広がるようになる。だからもうちょっとだけ、頑張ってほしい。ずっとずっと、応援しているよ。
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