まんようがな 万葉仮名
万葉仮名(まんようがな)とは、古代日本で日本語を表記するために使われていた漢字のこと。または、中国から伝わった漢字の音を使って日本語を表記したもの。例えば「くに」は「久爾」と表記する。万葉仮名は『万葉集』に多く用いられているためこの名前がついた。他にも真仮名(まがな)、男手ともいう。
日本には中国から漢字が伝来するまで固有の文字を持っていなかったため、漢字で地名や名前などの固有名詞を表現する際は一音に漢字一字を使用していた。その際、一音に必ず同じ漢字が使われるということはなく、一つの音に対して複数の漢字が当てられていた。(例外として複数の漢字を用いて一つの言葉を表す万葉仮名もある)このような漢字の使い方を借字という。使われ始めた時期は明らかになっていないが、出土資料から少なくとも7世紀には使われていたと考えられている。平安時代に入ると万葉仮名からさらに片仮名と平仮名が誕生した。
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