ブライアン・アダムス 繰り返し「Beautiful People!」日本武道館で3年ぶりの来日公演
ジャパンツアー東京公演で弾き語りを披露するブライアン・アダムス Photo by 畔柳ユキカナダのシンガー・ソングライター、ブライアン・アダムス(66)が26日、東京・日本武道館で、ジャパンツアー「ROLL WITH THE PUNCHES TOUR 2026」東京公演を行った。
80年のデビュー以来46年にわたる活動の中で、40カ国以上で1位を獲得し、アルバム総売り上げは6500万枚を誇る。グラミー賞、ジュノー賞の受賞に加え、ミュージカルの楽曲制作や写真家などマルチな才能ぶりを発揮する存在だ。
83年に3rdアルバム「Cuts Like a Knife」を引っさげて初来日し、今回が14度目。最近では3年ぶりの来日となった。公演に向けて「また日本に戻れるのが本当にうれしいし楽しみだね。ロックしようぜ! みんな一緒に!」とコメントを寄せていた。
この日は通算26回目の武道館公演となり、洋楽アーティストとしてはエリック・クラプトンに継ぐ記録となっている。
オールドロックのSEが流れると会場は総立ちに。意表を突いて、会場後方に設置された特設ステージに、アコースティックギターを持って登場。弾き語りで「Can't Stop This Thing We Started」を披露した。「こんばんは」の日本語のあいさつに会場は拍手喝采。「Straight From The Heart」では大合唱となった。2曲の弾き語り後、メインステージを指さすと、大歓声に沸く客席通路を移動し舞台に向かった。
メインステージは「Kick Ass」「Run To You」「Somebody」と続けるヒットパレード状態。「Somebody」のサビは、会場と掛け合いとなった。
最新アルバムの表題曲「Roll With The Punches」披露時には、アルバムのアートワーク同様の巨大な銀色のボクシンググローブを、会場に漂わせた。
「美しい皆さん、こんにちは! 今夜は皆さんのために、たくさんの曲を用意してきました」と呼びかけた。MCでは「Beautiful People」を繰り返し、曲間では「ありがとう」と日本語で感謝も示した。
91年公開、ケビン・コスナー主演の映画「ロビンフット」主題歌「(Everything I Do)I Do It For You」も大合唱となり、観客のスマートフォンのライトが左右に振られる幻想的な空間を生み出した。
ギター、ベースを操り、バンドによるロックサウンドあり、聞かせるバラードあり、弾き語りあり、ビートルズのカバーありの幅広い音楽性と、その唯一無二のハスキーボイスで、ファンに“PUNCHES”をプレゼント。特設ステージの弾き語りで始まったライブは、同所での弾き語りで幕を閉じた。
27日に同所で追加公演、28日にはAsueアリーナ大阪で大阪公演を行う。14度目の来日公演は2都市3公演で1万7000人の動員を予定しているという。