「懲りない国なんだ…」柏崎刈羽原発が再稼働した夜 出てきた東電構文に問う「原発を動かす資格あるのか?」
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新規登録 ログインする Xで共有する Facebookで共有する 印刷する メールで送る リンクをコピーする Xで共有するX Facebookで共有するfacebook LINEで共有するLINE はてなブックマークで共有するはてなブックマーク <福島第1原発事故を見つめた14年>㉓ 福島の原発事故を追い続ける山川剛史編集委員が、事故後、この道一筋にやってきた1人の記者としての思いをつづります。◆「懲りない国」と実感した夜
世界最悪レベルの原発事故を起こした当事者である東京電力が、再び原発を動かし始めました。 つくづく懲りない国なんだと実感しつつ、制御棒を抜き始めた(再稼働した)「2026年1月21日午後7時2分」という時を福島県飯舘村のトレーラーハウス内で迎えました。柏崎刈羽原発6号機の制御棒を抜き始めた瞬間(東電提供)
6号機が再稼働した翌日、制御棒を次々と引き抜く作業をしていた最中に警報が鳴り始め、部品を交換しても鳴り止まないトラブルに見舞われました。 すぐには原因が分からないということで原子炉を停止することになりました。 6号機は2012年3月から14年近くも停止したままなので、トラブルが起きるのは東電も覚悟はしていたと思います。制御棒という原子炉の中枢部のトラブルであり、停止は当然の決定です。◆信用を損なう「東電構文」
それはいいのですが、見ていただきたいのは東電が6号機再稼働用に設けたホームページです。6号機の停止を発表しているのですが・・・(東電のホームページより)
「計画的に一旦停止」「計画停止中」なのだそうです。 あえて好意的に読むなら「トラブルが解決したら再び再稼働するのだから、計画の流れの中か」と読めなくもないですが、皆さんはどうでしょうか? 私はこの表記を見て、「東電さん、こんな言い方をするから信用されないんだよ」と一人毒づいてしまいました。 トラブルを計画していたわけじゃあるまいし、どうして「トラブルが起きたので、問題が解決するまで原子炉を停止させます」と率直に言えないのでしょう。 知り合いや同僚に感想を聞くと、異口同音に「ああ、また東電構文ってやつですね」との返事でした。◆それでも再稼働に突き進む…
東電が保有する原発は全て止まりましたが、福島の大問題を抱えたまま再び再稼働に突き進もうとするのは間違いありません。 確かに福島第1原発の後片付けは、表面的なところは随分と進みました。 しかし、潜在的な巨大リスクを抱える使用済み核燃料は、人間が行くこともままならない1、2号機の建屋上部に1000体も残っています。 壊れた原子炉の中に溶け落ちた核燃料(デブリ)は、少し状況が...残り 918/1835 文字
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