踊るような“みずへび座”の銀河「NGC 646」 ユークリッド宇宙望遠鏡が観測
こちらは、ユークリッド宇宙望遠鏡(Euclid)が観測した棒渦巻銀河「NGC 646」。
みずへび座の方向、約3億9200万光年先にあります。
中心からは2本の渦巻腕(渦状腕)がまさに腕のように伸びていて、小さく見える左隣の銀河「PGC 6014」とともに踊っているかのような印象を受けます。
【▲ ユークリッド宇宙望遠鏡(Euclid)が観測した銀河「NGC 646」(右)と「PGC 6014」(左)(Credit: ESA/Euclid/Euclid Consortium/NASA, image processing by the Euclid Science Ground Segment and M. Schirmer (MPIA))】一見すると、NGC 646とPGC 6014は重力を介して相互作用しているように見えます。
ESA=ヨーロッパ宇宙機関によると、PGC 6014は約3億4700万光年先にあり、NGC 646よりも4500万光年ほど地球に近いのだとか。
そのため、2つの銀河が重力相互作用する関係にあったとしても、その期間は比較的短いものになるだろうということです。
2023年7月に打ち上げられたESAのユークリッド宇宙望遠鏡の主な目的は、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)や暗黒物質(ダークマター)の謎に迫るために、宇宙の正確な3Dマップを作成すること。
研究者はEuclid宇宙望遠鏡の観測データをもとに、暗黒エネルギーおよび暗黒物質の性質と“宇宙の大規模構造”の形成における役割、宇宙の膨張は時間の経過とともにどのように変化してきたのか、といった謎の解明に挑むことになります。
冒頭の画像はESAから2025年12月22日付で公開されています。
文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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