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小野小町も死んだらドクロ。彼女の遺体が腐乱していく姿を描いた衝撃的な「九相図」の意味とは? ライフスタイル / 日本画・浮世絵 / 作品 角田晶生(つのだ あきお) 2019/03/27「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」 ※小倉百人一首 九番 小野小町(出典:『古今集』春・113)
【意訳】絶世の美女だなんだとチヤホヤされて調子に乗っていたら、長雨(ながめ)に濡れた桜のように、いつしか色あせてしまいました(溜息)。
誰(たぶん日本人でしょう)が決めたか「世界三大美女」の一人に数えられ、美貌にまつわるエピソードの多さから、現代でも美しい女性を「~小町」などと呼ぶくらい、美女の代名詞となっている「小野小町(おのの こまち)」。
しかし、かつては才色兼備だった彼女も、自ら詠んだごとく年齢と共に容姿も衰えてしまい、その晩年はあまり幸せなものではなかったようです。
月岡芳年「卒塔婆の月」、年老いた小町の姿。明治十九1886年。
すっかり老いてしまった小町の様子が能の演目「卒塔婆小町」などにも表現され、作中で小町は大いにぼやくのですが、そんな悩みも生きていればこそ。
絶世の美女だろうが醜男だろうが、もちろんブスでもイケメンでも、死んでしまえばみんな「骨」。
今回は、そんな「世の無常」を伝えるべく、小野小町の死体が腐乱していく様子を9段階に分けて描かれた「小野小町九相図(おののこまち くそうず)」はじめ「九相図」を紹介したいと思います。
2ページ目 これが仏僧たちの色欲を絶つための「九相図」
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