「自分は宇宙人に誘拐された」と訴える人に共通する、心理的傾向とは?
「自分は宇宙人に誘拐された」と訴える人に共通する、心理的傾向とは?

「自分は宇宙人に誘拐された」と訴える人に共通する、心理的傾向とは?

写真はイメージです Photo:PIXTA

宇宙人に誘拐され、人体実験をされるという「アブダクション」。この体験者は「アブダクティー」と呼ばれるが、彼らのアブダクション経験は“つくられた”記憶である可能性もあるのだとか。そのような記憶を形成してしまう彼らの心理的傾向に迫る。※本稿は、越智啓太『つくられる偽りの記憶 あなたの思い出は本物か?』(化学同人)の一部を抜粋・編集したものです。

信じるか、信じないか アブダクションの特徴とは

 アブダクションの記憶が形成されるとするならば、アブダクティーの特徴も、ある程度明らかになってきます。以下の特性がエイリアン・アブダクションと密接に関係しているのではないかと考えられます。

1.そもそも、思い出す記憶が実際に存在する可能性を信じていなければその記憶を思い出すことはない。つまり、UFOやエイリアン・アブダクションを信じている人ほどエイリアンに誘拐されやすい。

2.催眠にかかりやすい人ほど、エイリアンに誘拐されやすい。

3.頭の中に鮮明なイメージを浮かべやすい人ほど、エイリアンに誘拐されやすい。

4.生じたイメージを現実のものなのか空想のものなのか区別しにくい人ほど、エイリアンに誘拐されやすい。

 ある記憶がフォールスメモリー(編集部注/実際に体験していないことを体験したと思い込んでしまう記憶のこと)として生じるためには、そもそもそのような出来事が実際に存在したとか、しうるということを信じている必要があります。

 このようなことを信じていなければ、自分の体に奇妙なあざがあったりしても、そもそもアブダクションについて考えたり、思い出そうと努力したり、イメージ化したりすることがないと思われるからです。

 では、アブダクティーは、そもそもUFOやエイリアンを信じているのでしょうか、この問題を検討するとき参考になるのが、スパノスらのグループの研究です。

 彼らは、ローカル新聞を使って、UFOとコンタクトした人々(目撃した、交信した、ミッシングタイム(編集部注/記憶の欠落、行方不明になっている期間)があるなど)を募集しました。

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