イラン政府専用機がテヘラン発モスクワ着、最高指導者亡命説が浮上
イラン政府専用機がテヘラン発モスクワ着、最高指導者亡命説が浮上望月博樹 2026.01.31 アクセス 117
引用:Flightradar24イラン政府所有の航空機がテヘランを出発し、ロシアのモスクワに到着した情報が捕捉された。航空機追跡サイト「Flightradar24」によると、エアバスA321-231機が29日の夜9時30分(現地時間)にイランのテヘランを離陸したという。その後、約3時間38分飛行し、ロシアのモスクワに到着したとみられる。この航空機はイラン政府所有で、国家高官が使用する機体として知られている。
誰が搭乗したかは確認されていないが、オンライン上ではイランの最高指導者アリー・ハーメネイー氏が搭乗したのではないかとの疑惑が相次いだ。これに先立ち、イランで大規模な反政府デモが激化した際、ハーメネイー氏が「プランB」としてロシア亡命を準備しているとの報道がこうした主張を後押しした。
4日、英ザ・タイムズはイランと西側主要国の情報報告を引用し、デモ鎮圧に失敗した場合、ハーメネイー氏がロシアなどへの亡命を準備していると報じた。シリアを独裁統治した後に追放されたシリアのバッシャール・アル=アサド前大統領も現在モスクワ周辺で逃亡生活を続けている。
今回の航空機の移動は、イランに対する米国の圧力が徐々に強まる中で捕捉され、大きな注目を集めた。29日、米国のピート・ヘグセス国防長官は米軍によるベネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領の逮捕に言及し、大統領が期待するいかなる措置でも実行する準備ができていると警告した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、米国のドナルド・トランプ大統領は最近ホワイトハウスと米国防総省が用意したイラン攻撃案の報告を受けたという。攻撃案には、イラン政権の象徴的施設への攻撃、金融機関に対するサイバー攻撃、イラン政権及びイスラム革命防衛隊施設への爆撃など「大規模な計画」が含まれていたと米国側の関係者は語った。
しかし、米国が要求するレベルは事実上核兵器の放棄を意味し、イランが決して受け入れられない「レッドライン」だと海外メディアは分析している。