前福井県知事の杉本達治氏、セクハラ1000通認定 女性職員4人被害
拡大する前福井県知事の杉本達治氏
福井県の杉本達治前知事(63)が複数の職員にセクハラに当たるメッセージを送ったと認め辞職した問題で、県の委嘱を受け事実関係を調べていた特別調査委員は7日、調査報告書を公表した。昨年4月中旬に県の公益通報の外部窓口に杉本氏からセクハラを受けたと通報した職員を含め、計4人の女性職員にLINEや私用メールで性的関係を求めるなどのメッセージを約千通送信したほか、身体的な接触を伴う被害も3件あったと認定した。⇒【報告書要旨】セクハラ問題に関する調査報告書の要旨を見る
報告書によると、杉本氏は「キスしちゃう」「エッチなことは好き?」などの性的なメッセージを執拗(しつよう)に送り、被害者は深刻な精神的被害を受けたとした。加えて、飲食店などで被害者の太ももを触ったり、足を絡めたり、スカートの中に手を入れて尻などを触ったりするなどの行為に及んだという。
杉本氏は調査委員の聞き取り調査に対し、被害者に謝罪の弁を述べた上でメッセージの送信を認め、「酔っていて気持ちが気が緩んでいた」などと供述した。一方で、身体的接触については「全く記憶にない」などと否定した。
【ライブ配信】杉本達治・前福井県知事セクハラ問題の報告書公表、臨時記者会見
杉本氏のセクハラ問題を巡っては、県が昨年10月22日、職員から通報事案があったと公表。県内外の弁護士3人を特別調査委員に委嘱し、調査が進められていた。杉本氏は同11月25日、報告書の公表を待たず辞意を表明し、12月4日に県会の同意を受け辞職した。
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