キャベツくん
定番絵本
キャベツくんこの絵本について
空に浮かぶのはキャベツになった生き物達!? ブタヤマさんがキャベツ君に襲いかかると、不思議なことが起こります。
文・絵- 長 新太
- 3歳
- 4歳
- 5歳
- 第4回絵本にっぽん賞
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キャベツ君が歩いていると反対側からブタヤマさんが歩いてきました。
「こんにちは」とキャベツ君が挨拶しますが、ブタヤマさんは「フー」と言うだけ。ブタヤマさんはお腹を空かせてフラフラだったのです。
突然、「キャベツ、おまえをたべる!」と言ってブタヤマさんが襲いかかるので、キャベツ君は「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」と言いました。
すると、ブタヤマさんは空を見上げてびっくり。「プキャ!」と悲鳴を上げるほどです。空には、鼻がキャベツになったブタヤマさんが浮いていたのです。
ブタヤマさんが、ヘビが食べたらどうなるか尋ねると、「こうなる!」とキャベツ君。
団子の串のようにキャベツに刺さったヘビが空に浮いたのです。ブタヤマさんはそれを見て、「プキャ!」とまた悲鳴を上げます。
タヌキが食べたら、ゴリラが食べたら、カエルが食べたら……。ブタヤマさんは次から次へと尋ねますが、空を見るたびに悲鳴を上げてしまいます。
ライオンやゾウ、ノミまで空に浮かんで、最後に浮かぶのは……。
次はどうなるだろうか? 次はこうなるだろうか? 想像が掻き立てられるナンセンス絵本です。
著者の長 新太氏は、狭い街に住んでるからこそ、広くて見通しの良い空が好きなのだと言います。そして、広い広い空を見ていると、様々なものが見えてくると言います。ブタヤマさんはお腹が空いていたのでキャベツになった生き物達が見えましたが、もし、お腹が満たされていたならば何が見えただろうかと回顧します。
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ライオンがキャベツを食べるとどうなるのかな? じゃあクジラが食べると? キャベツくんとブタヤマさんの楽しい会話のおもしろさ。第4回日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」受賞!
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この絵本の著者等について
文・絵:長 新太(ちょう しんた)1927年東京生まれ。漫画家、絵本作家。映画の看板を描く仕事をした後、「東京日日新聞」の漫画コンクールで入選したことをきっかけに、1948年、毎日新聞の系列である東京日日新聞社に入社。1955年より独立し、絵本作家、漫画家として活躍する。初めての絵本は月刊誌「こどものとも」の「がんばれさるのさらんくん」 (24号 中川正文/文 福音館書店)で、 『おしゃべりなたまごやき』(寺村輝夫/文 「こどものとも」35号 福音館書店 1959年)で...
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