【将棋】棒銀戦法を完全解説|手順・定跡・対策とは?
【将棋】棒銀戦法を完全解説|手順・定跡・対策とは? 2026 1/24 広告 将棋戦法・囲い・定跡 2026年1月24日 お好きなところからご覧ください- 棒銀戦法をかんたんに紹介
- 棒銀の定跡と基本
- 棒銀の勝ち方
- 棒銀の対策
- 棒銀が学べる棋書・YouTube
将棋の世界において「棒銀(ぼうぎん)」は、初心者から上級者まで広く知られる攻撃的な戦法です。
銀を真っ直ぐ前に進めて相手の陣形を突破するシンプルな手筋でありながら、使いこなすにはタイミングや相手の囲いに応じた柔軟な判断力が必要です。
この記事では、棒銀戦法の意味や由来、基本的な定跡、対策法から、プロの実戦例・学習に使える書籍や動画までを、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
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棒銀とは?将棋の基本戦法をわかりやすく解説
棒銀とは、将棋における【攻めの基本】とも言える戦法で、飛車の前(2筋または8筋)に銀を繰り出して一直線に攻め込む形が特徴です。そのシンプルな動きから、初心者が最初に学ぶ戦法としても有名であり、またプロでも使われるほど実戦的な力を秘めています。
まずは、棒銀の概要とその成り立ちから見ていきましょう。
棒銀戦法の基本概念棒銀とは、以下のような手順を基本とする戦法です(居飛車棒銀の例)
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角▲3八銀 △8四歩 ▲2七銀 △8五歩 ▲7七角 △4二玉▲2六銀 △3二玉 ▲1六歩 △2二玉 ▲1五銀 △1四歩▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △同 角 ▲同 飛
このように、銀が飛車の前を通って敵陣に一直線に攻め込んでいく姿が、「棒を突き刺すような形」に見えることから「棒銀」と呼ばれています。
【ポイント】
- 基本は飛車の前に銀を持っていく
- 単純だが強力な攻めが可能
- 序盤から主導権を取りやすい
棒銀には大きく分けて以下の2パターンがあります。
戦法の種類飛車の位置使用される囲い特徴居飛車棒銀初期位置(2筋)矢倉・舟囲い銀を3七→2六→2五と進める。矢倉崩しにも使われる。振り飛車棒銀飛車を左に振る(7筋)美濃囲いなど銀を6七→7六→7五と進め、飛車との連携で攻める。居飛車棒銀は特に「矢倉崩し」として有名で、相手が矢倉囲いを選んできた場合に強力な威力を発揮します。
棒銀の由来と歴史棒銀の起源は江戸時代とも言われ、古くから使われてきた戦法です。最初はアマチュア同士の将棋で好まれましたが、プロ棋士も中終盤の形として用いるなど、長年にわたって活用されてきました。
特に1980年代から1990年代にかけては、矢倉戦の主流として「右四間飛車」や「棒銀矢倉崩し」がプロの間でも頻繁に登場しており、今なお進化を続けています。
初心者におすすめされる理由棒銀が初心者におすすめされる理由は以下の通りです。
- 駒の動きがシンプルで覚えやすい
- 攻め方が直線的で明快
- 相手の陣形を学びながら進められる
- 成功すれば序盤から優勢に立てる
また、定跡もそれほど複雑ではないため、まずは攻めの感覚をつかみたい人にとって最適な入り口となります。
棒銀がうまくいかない場合の注意点ただし、棒銀には弱点もあります。相手のカウンターを受けやすく、無理攻めをすると形が崩れて敗勢になってしまうこともあります。特に以下の点に注意しましょう。
- 銀を前に出しすぎて孤立させない
- 相手の角道や端攻めに気を配る
- 銀を引く手順も視野に入れる
以下は「棒銀の成功例・失敗例」を比較した表です。
ケース状況結果成功例相手が矢倉で、銀の突破に成功飛車先を破って主導権を握る失敗例相手が早めに角交換→角打ち反撃銀が狙われて駒損、形も崩れる次のセクションでは、具体的な棒銀の定跡と手順を、図解や表を交えて詳しく解説していきます。
棒銀の定跡と基本手順|居飛車・振り飛車別に解説
棒銀は見た目こそシンプルですが、しっかりとした手順を踏まなければ機能しない繊細な戦法でもあります。このセクションでは、居飛車棒銀と振り飛車棒銀それぞれの代表的な定跡と進行例を紹介しつつ、成功するためのポイントも解説していきます。
居飛車棒銀の定跡手順と狙い居飛車棒銀は「矢倉崩し」として有名で、以下のような流れが基本になります。
【居飛車棒銀の代表的な手順】
手数指し手解説▲7六歩△3四歩角道を開ける▲2六歩△4四歩飛車先の歩を伸ばす▲2五歩△3三角飛車先突破準備▲3八銀△8四歩銀を出る準備▲2七銀△8五歩銀を繰り出す布陣▲7七角△4二玉▲2六銀△3二玉▲1六歩△2二玉▲1五銀△1四歩▲2四歩△同歩▲同銀△同各▲同飛このように、飛車先の歩(2五)を突いてから、銀を3七→2六→2五へと進め、飛車と銀が連携して相手の陣地に圧力をかけます。
ここまでうまくいくことはありませんが、棒銀が破壊力あることがわかりますね。
【主な狙い】- 2四歩の突き捨てから飛車・銀交換を迫る
- 矢倉囲いの頭を叩いて形を崩す
- 相手の角の利きを警戒しつつ、タイミングよく角交換を仕掛ける
矢倉崩しとして有名なだけあって、相手が矢倉を組もうとする展開では非常に有効です。ただし、相手が早囲いや早繰り銀で反撃してくる場合は、無理攻めにならないよう慎重さも求められます。
振り飛車棒銀の定跡手順と狙い振り飛車側でも棒銀は成立します。代表的なのが「四間飛車棒銀」で、美濃囲いと組み合わせて銀を使った端攻めや中央突破を狙う形です。
【振り飛車棒銀(四間飛車)の手順例】
手数指し手解説△3四歩▲7六歩相手の角道を開ける△4四歩▲6六歩自陣に銀の通り道を作る△4二銀▲6七銀銀を棒銀の形に出す準備△5二金右▲7五歩銀を7六→7五と進める△4三金▲7六銀 → 7五銀棒銀完成、攻撃態勢このように、振り飛車でも棒銀は成立しますが、居飛車に比べて手数がかかるため、急戦型の相手にはやや不向きな一面もあります。
棒銀の成功パターンと失敗パターン【成功パターン】
- 銀が飛車と連携して飛車先を突破
- 相手の囲いを崩しながら主導権を握る
- 飛車・銀交換後に角・桂などが活躍する
【失敗パターン】
- 相手の角交換から角打ちで銀を狙われる
- 無理に突っ込んで銀が孤立・駒損
- 相手の囲いが堅く、攻めが届かない
このように、棒銀は「銀を引くタイミング」や「飛車先の歩の交換タイミング」が非常に重要で、それを見誤ると簡単にカウンターを食らってしまいます。
棒銀のポイントまとめ(表) ポイント説明銀の出方基本は3七→2六→2五(居飛車)または6七→7六→7五(振り飛車)相手の陣形確認矢倉・美濃などに弱点があるか飛車先突破の準備2四歩の突き捨てが有効角交換の警戒銀が狙われる位置にいないか確認棒銀は「簡単なようで奥が深い」戦法です。特に、定跡の流れを正確に覚えておくことが成功への近道となります。次のセクションでは、棒銀に強くなるための練習法や、実際に使えるコツを解説していきます。
棒銀の勝ち方と実戦での活用法
棒銀戦法を真に活用するためには、ただ定跡をなぞるだけでなく、実戦での駆け引きや読み合いに強くなる必要があります。このセクションでは、実戦で棒銀を成功させるためのコツや、典型的な勝ちパターンを具体例を交えて解説します。
実戦で使える棒銀の狙い筋を知る棒銀は銀を一直線に突き出して相手陣を攻める戦法ですが、単純なぶつけ合いでは勝てません。ポイントは「角と飛車の連携」と「相手の囲い崩し」です。
以下のような狙い筋を覚えておくと、実戦で優位に立ちやすくなります。
【棒銀の代表的な狙い筋】
- 2四歩の突き捨て→2四同歩→2三銀打ち
- 飛車先を交換→空いたスペースに飛車を成る(2三成銀〜2二飛成)
- 相手が金銀で守っている場合は角を使って両取りを狙う
たとえば、矢倉囲い相手に棒銀で2四歩→同歩→2三銀打と進めば、相手の守備が不安定な場合、金か桂を奪うチャンスが生まれます。
棒銀が有効な囲い・不利な囲い棒銀は、囲いの形によって有効性が大きく変わります。以下の表に、棒銀が有利・不利な囲いをまとめます。
囲いの種類 棒銀との相性 解説
矢倉囲い ◎ 非常に有利 棒銀の基本的なターゲット
美濃囲い ○ 比較的有利 端攻めと連動すると強力
舟囲い △ 普通 打開に工夫が必要
居飛車穴熊 × 非常に堅い 棒銀では崩しにくい
金無双 ○ 崩しやすい 銀の攻めが刺さりやすい
[重要]棒銀は矢倉や金無双など、上下の守りが弱い囲いに強く出られます。一方で、居飛車穴熊のような堅陣には基本的に不向きです。
棒銀を成功させるための4つのコツ1. 角道をしっかり通しておく
• 銀の突進に合わせて角で相手の守備駒を圧迫することで、攻撃の迫力が倍増します。
2. 相手の囲いが完成する前に仕掛ける
• 相手の囲いが未完成なうちに攻め込めば、守りが甘く、大きなリターンが期待できます。
3. 無理攻めを避けて撤退も視野に
• 攻めが無理そうなら一度引く判断も大事。棒銀の銀は生還しやすい位置なので柔軟に。
4. 角交換後の対応を事前に用意
• 銀を出した瞬間に角を打たれて困らないよう、角交換後の守備を想定しておく。
実戦譜から見る棒銀の勝ちパターン棒銀が決まるときの典型例として、次のような展開が挙げられます。
【棒銀の成功例】
1. ▲7六歩 △3四歩
2. ▲2六歩 △3二金
3. ▲2五歩 △4二銀
4. ▲3六歩 △6二銀
5. ▲3七銀 △7四歩
6. ▲2六銀 △6四歩
7. ▲2五銀 △6三金
8. ▲2四歩 △同歩
9. ▲2三銀打 △3三桂
10. ▲2二銀成 △同金
11. ▲同飛成 → 主導権を握る展開に
このように、手順通りに進めば相手の守備を崩して飛車を成ることができ、主導権を奪えます。
よくある棒銀失敗パターンと注意点- 銀を突進させすぎて孤立 → 角や飛車の援護がないと捕まる
- 相手に2三歩などの反撃を許す → 銀が無駄死にする可能性あり
- 序盤で角交換されて角打ち→飛車や銀を狙われる
このようなリスクがあるため、棒銀を実戦で使うときは必ず「銀だけで攻めず、飛車・角・桂の連携を意識する」ことが重要です。
棒銀への対策方法|プロも使う受け方を紹介
棒銀はシンプルながらも破壊力のある戦法ですが、的確に対策をすれば、主導権を握られることなく対応できます。このセクションでは、プロ・アマチュア問わず効果的とされる棒銀対策を紹介し、守りながらカウンターを狙うコツを解説します。
棒銀に強い囲いを使う棒銀対策の基本は「相手の攻め筋を限定させる囲い」を選ぶことです。以下は、棒銀に対して強く出られる囲いの代表です。
囲いの種類対棒銀評価解説矢倉囲い△ 対象になることが多い早めの対策が必要美濃囲い◎ 棒銀の攻めが届きにくい横からの攻めに強い舟囲い○ 手軽に組めて守りやすい引き角戦法と相性良し金無双○ 器用な対応が可能急戦にも柔軟に対応できる特に美濃囲いは、斜めの攻撃に強く、棒銀の正面突破を防ぎやすい形です。
プロも実践する代表的な受け方3選① 角交換を誘導してカウンター狙い
棒銀が飛車先を突いてきた場合、あえて角道を開けて角交換に持ち込み、自陣に角を打たせないようにします。その後、飛車の横利きを活かして逆襲を狙います。
【ポイント】
- 自玉の周辺に駒を密集させておく
- 相手の角打ちを牽制する歩や金銀配置を重視
② 引き角戦法で飛車・角の利きをずらす
引き角(角を▲7九や△3一に引いておく)を使うことで、相手の銀と角の連携を崩す作戦です。棒銀は「飛車と角の協力」が鍵になるため、角を引いて利きを変えることで崩すことができます。
【具体例】
- ▲7七角型から▲8八角と引いて、銀の進路に利かせる
- △3三角→△2二角などで飛車先を牽制する
③ 早めの歩交換と飛車の横利き活用
棒銀に対して、先に飛車先を交換してしまうと相手の攻めが鈍ります。さらに、飛車を横に回す(振り飛車)ことで棒銀を無力化するのも有効です。
【例】
- ▲2五歩→△同歩→▲同飛→▲2八飛→▲6八飛(横歩取りからの転換)
- 振り飛車党にとっては得意な展開に持ち込みやすい
棒銀は見た目以上にタイミングがシビアな戦法です。そのため、相手の狙いを先読みして一手早く対処するだけで、攻めを無効化できます。
【見抜くべき狙い】
- 銀が3七(または7三)まで出てきたら、飛車先交換を警戒
- 角道が開いたタイミングで、角交換の準備がある
- 相手の囲いが未完成なら、無理攻めのチャンス
対処法としては、「角の打ち込み場所を塞ぐ」「歩で飛車先を止める」「金銀を壁にする」などが基本です。
対棒銀の練習法|詰将棋と実戦譜を使った鍛錬棒銀対策を身に付けるには、ただ受けるだけでなく、受けながら逆襲に転じる感覚を養うことが重要です。以下のような練習法を試してみましょう。
【おすすめ練習法】
- 棒銀に対して持久戦で勝てた棋譜を研究する
- 詰将棋で金銀の守り方を体に覚えさせる
- AIや将棋アプリで「棒銀限定戦」を設定して練習
また、プロ棋士の棋譜で「棒銀を受け切った逆襲例」を研究するのも非常に効果的です。特に佐藤康光九段や羽生善治九段の矢倉での対応は非常に参考になります。
棒銀を学べるおすすめの本・動画・教材
棒銀は将棋入門者にも人気の戦法ですが、単純に見えても奥が深く、勝率を上げるには体系的な学習が必要です。このセクションでは、棒銀を効率よく学べる「書籍」「YouTube動画」「アプリ教材」を紹介します。
棒銀を学ぶのにおすすめの定跡書・棋書3選棒銀の指し方を体系的に学ぶには、やはり書籍が最も信頼できます。以下は特に定評のある「初心者〜中級者向け」の書籍です。
書籍タイトル著者特徴難易度棒銀の極意所司和晴棒銀の戦術を細かく解説★★☆☆☆棒銀・早繰り銀の戦い方中原誠実戦的な変化を丁寧に紹介★★★☆☆よくわかる矢倉の棒銀対策羽生善治守りからの反撃を重視★★★☆☆【ポイント】
- 「棒銀の極意」は初心者が最初に読むべき良書
- 棋譜解説付きで視覚的にも理解しやすい
- Kindle版もありスマホでも学習可
最近では将棋系YouTuberによるわかりやすい解説が充実しており、無料で棒銀の基礎から実戦まで学べる動画が揃っています。
おすすめのチャンネルと講座内容:
- 将棋放浪記(プロ棋士藤森哲也五段)
- 【初心者向け】棒銀の基本と攻め筋解説
- 棒銀の狙い方を実戦形式で学べる
- 高田明浩チャンネル
- プロの棒銀 vs 棒銀対策 実践譜解説
- 実戦感覚を養える
- 将棋実況チャンネル・おやつ将棋
- 棒銀が刺さった!振り飛車VS急戦の一局
- 奇襲への対応も学べる
【視聴のコツ】
- まず1本を繰り返し観て「銀の動きのパターン」を覚える
- 動画を観ながら同じ局面を盤に並べてみる
- 「なぜこの一手?」を常に自問しながら学ぶと定着しやすい
将棋アプリやWebサービスでも棒銀を練習可能
書籍やYouTubeと併用したいのが、将棋アプリでの実戦練習です。以下は特に棒銀を集中的に練習しやすいアプリ・Web教材です。
アプリおすすめ:
- 将棋ウォーズ(HEROZ)
- 棒銀限定戦も可能
- AIとの対局で毎回形を変えて練習できる
- ぴよ将棋(Android/iOS)
- 棒銀戦法を選んで練習できる
- 棋譜の振り返り機能が優秀
Web教材:
- 将棋倶楽部24:戦法別定跡解説ページ
- https://www.shogiclub24.com/
- 棒銀に特化した定跡や手順を解説
- 実際のアマ大会の棋譜も多数掲載
棒銀を本気でマスターしたいなら、以下のような3ステップの学習方法が効果的です。
- 知識を入れる:書籍・YouTubeで基本理解
- 銀の動かし方、角との連携、囲い崩しの方法など
- 体で覚える:アプリやPCで実戦対局を繰り返す
- 同じ形を何度も使い、成功パターンをストックする
- 振り返る:棋譜解析でなぜ負けたかを確認
- 誤った銀の動かし方を修正できる
- 銀を焦って突っ込ませない(相手の囲い完成を見てから)
- 角との連携を意識する(角道を開けてから動く)
- 相手の対策手順を知っておく(矢倉・美濃囲いに弱い)
棒銀は見た目は簡単でも、駒の連携やタイミングが命です。「決まる形」を覚えると勝率が一気に上がる戦法なので、教材で繰り返し学習する価値は十分あります。
まとめ|棒銀を使いこなして攻撃力のある将棋を目指そう
棒銀は、初心者から上級者まで幅広く使われているオーソドックスな攻撃戦法です。シンプルながらも戦術の奥が深く、しっかりと理解して運用することで、序盤から相手にプレッシャーをかけられる強力な武器になります。
このセクションでは、これまで紹介した内容を振り返りながら、棒銀を使いこなすためのポイントを整理していきましょう。
棒銀を武器にするためのチェックリストまずは、棒銀を効果的に使うために意識すべきことをチェックリスト形式で確認しましょう。
チェック項目 解説
- 銀のルートを理解しているか? 銀の前進ルート(6四→5五→4六など)を把握
- 相手の囲いに応じた攻め筋を知っているか? 矢倉・美濃・穴熊などにどう対応するか理解
- 角・飛車のサポートを意識しているか? 銀単独ではなく他の駒との連携が重要
- 守りとのバランスが取れているか? 攻めに夢中になって玉が裸、はNG
負けた時に振り返りをしているか? 棋譜を見て間違えた手順を修正しているか
棒銀が活きる将棋スタイルとは?棒銀は「攻撃的な将棋を好む人」や「序盤から主導権を握りたい人」に向いています。以下のようなスタイルに合うでしょう。
● 居飛車党の方
• 相手が振り飛車なら棒銀で積極的に潰しにいける
● 定跡より実戦感覚を重視する人
• 棒銀は変化が多いが、感覚で指しやすい
● 一手で形勢を変えたいタイプ
• 銀がうまく刺さると一気に勝勢に
一方で、慎重にジリジリと戦うのが好きな「受け将棋」タイプには、やや向いていない可能性もあります。
棒銀戦法の成功パターンを覚える棒銀は「決まった形」で攻めると強くなります。以下のような成功パターンを身につけておくと、実戦でも自然と手が出るようになります。
【代表的な成功形】
- 銀が5五に進出し、飛車で5四の歩を取り、銀と飛車で挟撃
- 相手の玉が囲いに入る前に銀が突入し、飛車交換を強要
- 銀交換から玉頭を狙い、角の利きと連動して一気に寄せる
このような形を何度も練習して定着させることが重要です。
よくある失敗パターンとその対策以下は、棒銀を使っている人が陥りやすい「典型的な失敗例」とその対策です。
失敗例・原因・対策
- 銀が突っ込みすぎて孤立 飛車・角のサポートが無い 連携を意識して進軍
- 相手のカウンターで一気に崩される 無理攻め 攻める前に相手の囲いを確認
- 中盤以降に主導権を失う 銀交換後のプラン不足 銀交換後は桂馬・金でフォローを
一部では「棒銀は古い戦法」という意見もありますが、今でもプロ・アマを問わず多くの棋士が採用する有力戦法です。現代ではAIの影響でさらに研究が進み、「AI棒銀」など新しい派生型も誕生しています。
たとえば
- 藤井聡太竜王がAI型棒銀を研究
- プロの早指し戦では奇襲棒銀が決まることも
- アマチュア大会でも定跡外しとして活用されている
つまり、棒銀は「古いけど強い」、「シンプルだけど奥が深い」、そんな愛され続ける戦法なのです。
まとめ|棒銀は実戦で覚えてこそ強くなる最後に、棒銀を自分の将棋に取り入れるためのポイントを再確認しましょう。
- 定跡本や動画で「形」を覚える
- アプリや実戦で繰り返し使って体で覚える
- 負けた対局を振り返り、改善点を洗い出す
- 常に角・飛車との連携を意識する
棒銀を極めることで、序盤から相手に圧をかけることができ、勝率も飛躍的に向上します。ぜひ自分のスタイルに合わせて、棒銀を「武器」に育ててみてください。
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