おせち料理の意味とは?祝い肴から煮物まで一覧表でわかりやすく解説
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おせち料理の意味とは?祝い肴から煮物まで一覧表でわかりやすく解説

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お正月に欠かせない「おせち料理」

おせち料理には新しい一年への願いや意味が込められているのをご存じですか?マメに働けるように「黒豆」ごぼうを叩いて身を開いて「開運」

本記事では、祝い肴・焼き物・酢の物・煮物など、おせち料理に込められた意味を一覧表でわかりやすく解説します。英語・漢字表記や由来についても触れているので、「おせちの意味を知りたい」「家族に説明したい」という方にぴったりの内容です。

目次
  1. おせち料理とは
    1. 組重の諸説
  2. おせち 祝い肴の意味
  3. おせち 焼き物・酢の物の意味
  4. おせち 煮物の意味
  5. おせちの英語・漢字表記
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おせち料理とは

伝統的なおせち料理が詰まった重箱
  • 本来、節会や節句に作られる料理を指す(季節の節目などに作られる)
  • 最も重要なのが「正月」だという事で正月料理を指すようになった
  • 「節目の日のための供物」という意味から「御節供(おせちく、おせつく)」と呼ばれたのが語源
  • 重箱におせち料理を詰めるようになったのは明治時代以降
  • 基本構成は「祝い肴三種・煮しめ・酢の物・焼き物」
  • 祝い肴三種は地域によって異なる関東=黒豆・数の子・田作り関西=黒豆・数の子・たたきごぼう
  • 一つ一つの料理は日持ちするように工夫されて作られている
  • おせち料理にはそれぞれ意味がある
組重の諸説
  • 本来は五重だったと言われる
  • 五の重は土用を表すと言われる
  • 五の重(5段目)は空にする(来年こそは一杯にできますようにの意味を込めて)
  • 五の重は「控えの重」とする(好きなものを詰める)
  • 五の重は酢の物をいれる
  • 四の重は「死」を連想させるため「与の重」と呼ばれる
  • 四段重は春夏秋冬を表すと言われる

五の重の構成例一の重=祝い肴二の重=口取り三の重=鉢肴あるいは海川の幸または焼き物与の重=煮しめ(山の幸の煮物)五の重(先述のように説が分かれる)▼四の重(与の重)の構成例一の重=祝い肴のうち三つ肴と口取り二の重=焼き物三の重=煮物もしくは酢の物与の重=酢の物もしくは煮しめ※尚、地域により中身の種類や入っている場所が違いますので絶対ではありません壱の重=祝い肴、口取り弐の重=酢の物、焼き物参の重=煮物(重箱は上から順に壱の重、弐の重、参の重、与の重、五の重と数えます)

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「御節料理御」

おせち 祝い肴の意味

祝い肴三種(数の子・黒豆・かまぼこ)の盛り付け数の子かずのこ卵が多い事から子孫繁栄しそんはんえい「たくさんの子に恵まれますように」「我が家が代々栄えますように」と願う黒豆くろまめマメに働けるように「マメ」という言葉には、元気・丈夫・健康などという意味が込められている田作りたつくり田作りは稲田の肥料として使われていたことから豊作祈願ほうさくきがんゴマメとも呼ばれ、豊作への願いから「五万米」と漢字表記されるたたき牛蒡ごぼうを叩いて身を開いて「開運」という意味が込められる紅白かまぼこ紅白で縁起物紅の部分は「めでたさ」や「魔除け」の意味があり、白の部は「神聖さ」や「清浄」の意味が込められている伊達巻だてまき巻物に見立てて、書物を連想させるので、「知性」の象徴として考えられ「学業が成就しますように」との願いが込められる昆布巻きこぶまきよろこぶの語呂合わせ「養老昆布(よろこぶ)」と解釈し、両親がいつまでも健康で長生きできますようにと「不老長寿」の願いが込められる栗きんとん栗金団と書き、黄金色の見た目を金塊や小判などに見立てて、金運上昇の意味が込められるちょろぎ「長老木」「長老喜」「千代呂木」と書き、長寿の願いが込められる錦玉子にしきたまご黄身は「金色」を、白身は「銀色」を表し、二色(にしき)であることから錦(にしき)と掛け合わされ、財宝の意味を込められる。   

おせち 焼き物・酢の物の意味

縁起物の焼き物料理が並ぶおせち鰤ぶり出世魚で出世を願う鰤は出世魚と呼ばれ、体が大きく成長していくにつれて名称が変化する魚であることから、出世していく人の姿に重ね合わせ、出世を願う小肌こはだ出世魚で出世を願う鯛たいめでたいの語呂合わせ海老えび「曲がった腰と長いひげ」が腰が曲がるまで長寿。「目が飛び出している」外見から、「めでたし(目出たし)」と連想され、慶事に適している食材。脱皮を繰り返す生態が「新たに生まれ変わる」というイメージを与え、成長と発展を象徴。→海老のサイズは世界基準紅白なます紅白で縁起物大根と人参を使い、根菜類のように根をしっかりと張り、家の土台を強くするという意味が込められる酢だこタコ=多幸(幸が多い)「一年間幸せでいられますように」という意味。吸盤とそれ以外の部分で色鮮やかな紅白模様になりめでたい。たこが真っ黒な墨を吐いて敵から逃げる姿も「苦難を煙に巻く」と捉えられる。菊花蕪きっかかぶ菊は邪気を払うといわれており、かぶを菊の花に見立てた「菊花かぶ」には長寿を願うという意味がある常節とこぶし別名=フクダメと呼ばれ、福を溜めると言われる。鰻うなぎうなぎ上り=出世金柑きんかん金柑=金冠 (財宝)「金冠」と掛けられ黄金色で富を象徴する。名前の中に運を意味する「ん」が入っているので「金運」を上げてくれる食材とされる海鼠なまこ形が俵型=豊作棒鱈ぼうだら鱈=鱈腹、「たら(鱈)ふく食べられる」と語呂が合わせられ、「一年間食に困りませんように」と願いが込められる。数か月間、天日干しした鱈を水で戻して調理される

おせち 煮物の意味

個別に取り分けた和食のおせちプレート牛蒡ごぼうたたきごぼうは牛蒡をたたいて開くことから「開運」の意味。地中にしっかり根を張り力強く成長することから「延命長寿」土地に根付く姿に重ね「家族が土地に根付いて安泰に暮らせますように」と願う蓮根れんこん複数の穴が空いていて、向こう側が見通せることから「将来の見通しが良い」。種が多いことから多産を象徴し、「子孫繁栄」の意味も込められる。蓮の花は仏教で「極楽浄土に最もふさわしい花」とされ神聖な植物里芋掘り起こした時に、親芋の下に小芋、小芋の下に孫芋とたくさん出てくる様子から、子宝に恵まれることを連想させるため「子孫繁栄」、丸い形を「家庭円満」慈姑くわい塊茎から突き出た芽を「芽出たい(めでたい)」。空に向かってまっすぐ伸びた芽を出すくわいの姿を、出世する人に重ね合わせ「出世」を願う筍たけのこ成長が早く、天に向かうようにまっすぐ伸びる。その様子と掛け合わせて、「子どもたちがすくすく成長していくように」、「将来的に出世するように」という願いが込められる手綱たづなこんにゃく手綱こんにゃくの結び目のような形から縁を結ぶとも考え、「良縁成就」の縁起も担いでいます。手綱に見立てることで手綱を締めるように己の心を引き締め、自分自身を厳しく律し、戦いに備える心を養うお多福豆おたふくまめその名の通り、たくさんの福を運んでくれる食べ物として、おせち料理はもちろん、お祝いの席でもよく使われています梅人参うめにんじん梅は早春に最初に咲く花で、寒さに耐えて花を咲かせる様子が、 清廉潔白に節操というイメージにつながり、縁起が良い紅白の花を咲かせるのでめでたい椎茸しいたけ「亀は万年」と言われるように、亀は長寿の象徴。亀をイメージさせるので「亀甲椎茸」などにする武士の陣笠(兜の代用)に見立てて蕗ふき漢字で書くと「富貴」という文字になることから、豊かな生活が送れるようにとの願いをこめて。

おせちの英語・漢字表記

Osechi Ryori御節料理

おせち料理は漢字で 「御節料理」 と書きます。「御節(おせち)」とは本来、節句(季節の節目)に供える料理を意味し、特に正月料理を指すようになりました。

英語では “Osechi Ryori” または “Osechi” と表記され、日本の伝統的な正月料理として紹介されます。海外の日本食レストランや観光ガイドでも “Osechi Ryori (traditional Japanese New Year’s cuisine)” のように説明されるのが一般的です。

つまり「御節料理=Osechi Ryori」であり、国内外で日本文化を表す代表的な言葉となっています。「Japanese New Year Food」や「Japanese New Year Dishes」 という表現も使われますが、これは一般的に「お正月に食べる日本の料理全般」を指す言い方です。

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この記事を書いた人 現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上) ▶ プロフィールを見る

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