故郷を離れて親思う…演歌歌手、福田こうへい 9月、大阪・新歌舞伎座で座長公演
故郷を離れて親思う…演歌歌手、福田こうへい 9月、大阪・新歌舞伎座で座長公演

故郷を離れて親思う…演歌歌手、福田こうへい 9月、大阪・新歌舞伎座で座長公演

芸能プレミアム故郷を離れて親思う…演歌歌手、福田こうへい 9月、大阪・新歌舞伎座で座長公演2017/8/26 14:00
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 劇中、上京してきた母親(角替和枝)が田舎者丸出しなのを恥ずかしく思い、怒鳴りつけて追い返す場面がある。「明治座では、その場面で泣いている方がいらして…。もらい泣きしてしまいそうで、そちらを向くことができませんでした」

 劇中でも歌われる「母ちゃんの浜唄」は、持ち味の勢いよく張り上げるような歌い方を封印している。「詩を語るように、問いかけるように」歌う。

 一方、カップリング曲の「父子鷹」は力強く、福田節炸裂(さくれつ)の一曲。「僕とおやじのけんかをそのまま楽曲にしてもらったんです」。衝突を繰り返した父だったが、12年前に亡くなった。この歌は、今だからこそ歌える歌だという。「おやじなくして僕の演歌の道はありませんでした」

 そんな福田の歌声を堪能できるコンサートは、「元気になる」とファンの間で評判だ。「『来てよかった』と言っていただけるのが一番うれしいです。最近は、付き添いで来たのにファンになった、と言ってくださる方も多くなりました」

 岩手なまりで繰り広げられるトークも人気。「自分の身の回りのことしか話してません。本当は標準語にした方がいいのかもしれませんが、なまりが抜けなくて」。恥ずかしそうにほほえんだ。

(文・杉山みどり)

ふくだ・こうへい 昭和51年、岩手県生まれ。平成24年、演歌歌手として「南部蝉しぐれ」でメジャーデビュー。翌年、NHK紅白歌合戦に初出場。9月27日には新曲「道ひとすじ」を発売。「福田こうへい特別公演」は21日まで。新歌舞伎座(電)06・7730・2222。

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