タイを釣りたいエビ
Linux Mint 17.3まではログイン画面を表示していましたが、19.1に乗り換えた際に自動ログインに変更しました。 その弊害としてChromeブラウザ起動時に「ログインのリーキングのロック解除」ポップアップが表示されるようになってしまい、非常に鬱陶しことこの上ないです。
ですので、これを表示しないように回避しようと思います。
- そもそも「ログインのキーリングのパスワード」とは何か
- 回避方法は2つ
- 自動ログインを解除する
- 自動ログインを維持したままデフォルトパスワードを設定する
- パスワードと鍵の設定
キーリングとはパスワードと暗号キーを格納している金庫のようなものです。 キーリングのパスワードとは、それを開くためのマスターパスワードのことで、ずばりログインユーザのパスワードのことです。 OS起動時にログイン画面で入力をしていると、そこでキーリングも認証されてChrome起動時にバイパスしてくれます。 が、自動ログインを使っているとパスワード認証が行われていないのでキーリングが解除されておらず聞いてくるんですね。
とは言え、キャンセル連打で突破できちゃうので意味ないんですけど。
回避方法は2つ回避方法は2つあります。 自動ログインが問題なら素直にそれを止める方法と、デフォルトパスワードを空白に設定してしまう方法です。 2番目の方法は自動ログインを保持したままにできますが、セキュリティレベルが下がるので頻繁に持ち歩くモバイルPCなどは盗難/紛失のリスクがありますからあまりオススメしません。
自動ログインを解除する「メニュー」 -> 「システム管理」 -> 「ログイン画面」を開いて設定を変更します。
Linux Mintはちょいちょい日本語化が中途半端です。 「Users」タブの「Automatic login」の「Username」にユーザ名が設定されていたら自動ログインが有効になっています。 ユーザ名を空にすれば解除できます。
設定が終わったら☓ボタンで画面を閉じて再起動すればログイン画面が表示されます。 以後、Chrome起動時にキーリングパスワードを聞かれることはありません。 ※Webページのログイン情報を保持していた場合、全てログアウトされています。
自動ログインを維持したままデフォルトパスワードを設定する「アクセサリ」メニューに「パスワードと鍵」があればそれを使います。 なければタツノオトシゴさんこと「seahorse」というツールをインストールします。 Ubuntuの標準リポジトリにあるので sudo apt install seahorse でOKです。 インストールが完了したら「アクセサリ」カテゴリに「パスワードと鍵」が追加されます。
パスワードと鍵の設定パスワードと鍵を起動したら「ログイン」 -> 右クリック「パスワードの変更」を選択します。
もし「Enter the old password for the"ログイン" keyring」と出たら空欄のまま「続ける」を押します。
2020/05/03 追記 コメントにて、このウィンドウが出た場合の対応についてパスワード入力が必要である旨の指摘を頂いております。
確認不足で恐縮ですが、もし「パスワードが違います」「パスワードが必要です」などのパスワード入力を促すメッセージが表示された場合、設定済みのパスワード(ログインパスワードのはず)を入力してください。
「Choose a new password for the "ログイン" keyring」が出たら空欄のまま「続ける」を押します。
確認ダイアログが出たら「続ける」。
これで次回以降、自動ログインのままでもChrome起動時にキーリングパスワードを聞かれることはありません。 ただし、セキュリティレベルは下がるので、共有端末だったり頻繁に持ち歩くモバイルPCの場合はオススメしない設定です。