FreeCADの使い方17~文字の彫り込み・押し出し~
FreeCADの使い方17~文字の彫り込み・押し出し~

FreeCADの使い方17~文字の彫り込み・押し出し~

目次
  1. 文字の彫り込み・押し出し
    1. ShapeString(文字列)の作成
    2. 立体に文字列を貼り付ける
  2. 引用
  3. お詫びと訂正

文字の彫り込み・押し出し

以下の手順では、Part Designワークベンチを使用して直方体が作成されていることを前提としています。

ShapeString(文字列)の作成

ワークベンチをDraft▾に切り替えます。

ツールバーより、「テキスト文字列をシェイプとして作成」をクリックします。

コンボビューに作成する文字列の設定が表示されますので、

下の画像とリストを参考に、設定を行います。

  • X, Y, Z:変更しない(任意の値で問題ありません)
  • 文字列:表示させたい文字列を入力
  • 高さ:変更しない
  • フォントファイル:任意のフォントファイルを指定(ttc形式を推奨先に設定した場合は変更する必要はありません)
日本語や記号の文字化けについて

フォントによっては、日本語や記号のShapeStringを作成しようとすると、

文字化けで□のようなものが表示されることがあります。

本サイトでいくつかのフォントを使用したところ、フォントファイルの形式が「ttc」のフォントは、日本語での表示が可能であることを確認しました。

このため、日本語で文字列を作成したい場合には、「ttc」形式のフォントの使用をおすすめします。

日本語でも表示できるフォントの例を以下に列挙しましたので、ご参考いただけますと幸いです。

表示できるフォントの例

  • MS ゴシック(msgothic.ttc)
  • BIZ UDゴシック(BIZ-UDGothicR.ttc)

表示できないフォントの例

  • Segoe UI(segoeui.ttf)

画像のように、3Dビュー上に文字列が表示されましたら、次へ進みます。

見当たらない場合は、コンボビューよりShapeStringを選択し、

ツールバーより、「画面上の選択されたコンテンツにフィット」をクリックします。

立体に文字列を貼り付ける

ワークベンチをPart Designワークベンチに切り替えます。

コンボビューのモデルタブに表示されている作成したShapeStringを、

Bodyの上までドラッグして離し、Bodyの子要素にします。

1 2 ShapeStringのマッピング

立体の文字を貼り付けたい面を選択します。

ツールバーより、「スケッチを面にマップ」をクリックします。

開いたダイアログから、先ほど作成したShapeStringを選択します。

「平面」または「FlatFace」を選択します。

ここで「平面」や「FlatFace」ではなく、「ObjectXY」が表示された場合、立体の面が認識されていない可能性があります。

その場合は「キャンセル」をクリックした後、再度面を選択してツールを実行します。

上記の操作で画像のように、立体の面や面の延長面上にShapeStringが接したら成功です。

文字の高さについて

先ほど作成した、ShapeStringの文字の大きさを調整したい場合は、

ShapeString選択時にコンボビュー下部のデータタブに表示される、Sizeの値の調節を行います。

ただし下の画像のように、ShapeStringの文字の「高さ」は、フォントによって同じ値でも大きさが異なる場合があります。

位置の調整

仕上げにShapeStringの位置を調整します。コンボビューより、ShapeStringを選択します。

コンボビュー下部のプロパティのうち、「Attachment…」と「Position」を順に展開します。

ここで表示される、x、y、zの座標値をクリックすることで欄が編集可能になり、ShapeStringの位置を調節できます。

調節する際は、単位(mm・mなど)に注意します。

画像では、立体の中央にShapeStringを調節しています。

ここまで完了しましたら、文字列の彫り込み・押し出しは、Part Designワークベンチの「押し出し」・「ポケット」ツールで行えます。

以上で、文字の彫り込み・押し出しの手順は完了です。最後までおつかれさまでした。

記事の内容に関して、ご指摘・ご不明点などがありましたら、お気軽にコメント欄までお寄せください。

次の記事↓

FreeCADの使い方18~スケッチャーの描画ツール~前回の記事に続いて、この記事では、これまでのFreeCADの記事で使用したツールを含む、いくつかのスケッチャーの描画ツールの使い方を解説しています。FreeCAD 0.18.4の環境を基にした情報です。前回の記事↓...muralnotes.com2020.11.30

引用

この記事内で使用したアイコンは、以下のFreeCAD公式ドキュメント内のものを使用しています。

https://www.freecadweb.org/wiki/index.php?title=Artwork (外部ページ)

お詫びと訂正

記事投稿時に、上記引用の表記を行っておりませんでしたこと、

また、一部の表記をタスクタブと誤って表記してしまったことを、この場を借りてお詫びして訂正いたします。(2020/10/29)

「高さ」の指定について、解説における解釈が誤っていましたことを、この場を借りてお詫びして訂正いたします。(2022/2/18)

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