「目張りされた軽乗用車から突如燃え始め、車内から遺体が…」武田忠さん(当時60)殺害事件を迷宮入りさせた“大胆な犯行”と“緻密な計画性”【未解決事件のいま】
国内 2026.02.28 10:59 NEWSポストセブン 「目張りされた軽乗用車から突如燃え始め、車内から遺体が…」武田忠さん(当時60)殺害事件を迷宮入りさせた“大胆な犯行”と“緻密な計画性”【未解決事件のいま】 タレコミする遺体が発見された仙台市泉区の病院の駐車場
写真一覧2012年4月24日午後2時15分ごろ、仙台市泉区の病院の駐車場で軽乗用車が突如、燃え始めた。その車中から武田さんの遺体が発見されたのだ。
「武田さんは、出火した軽自動車の後部座席に倒れた状態で発見されており、運転席窓ガラスを除いて、新聞紙により目張りされた状態でした」(宮城県警)
武田さんの遺体を司法解剖したところ煙を吸っていなかったことから、すでに殺害されており、車内に遺棄されたとみられる。そして、何者かが軽乗用車に火をつけた。
「頸部損傷の疑いがあり、複数回にわたる鈍体(鋭い刃などがついていない物体)の打撲もしくは圧迫によるものと推定されます。しかし素手なのか凶器を使用したのかなどの特定には至っておりません」(同前)
病院には通院などで多くの人が出入りしていた。目撃者がいそうなものだが、決定的な証言はなかったようだ。そして犯行は計画的だった。当時の新聞報道によると、指紋や駐車場への入庫記録を隠すためか、駐車券は残されていなかったという。
「車を覆っていた新聞はスポーツ紙で、事件前日に武田さんが買ったものだったようです。23日昼すぎ、内縁の妻とコンビニの駐車場で弁当などを食べ、この後、武田さんは行方不明になった。帰宅予定の夕方にも帰宅しなかったことや遺体の状況から、この間にすでに事件に巻き込まれたと見られます。
車が24日午前9時ごろまでには駐車場に停められていたと判明しています。そして何者かが朝から停車していた車に戻り、放火したと見られています」(同前)
証拠などは多くありそうだが、なぜ迷宮入りしてしまったのだろうか。
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