楕円と円
メディアは高市政権誕生を既定路線として報道し、野党第一党の立憲民主党の野田代表がこの後の国会の首班指名選挙もあるので別の政権になることも「全く無いことではない。」と語る姿が痛々しい。
衆院で与党が過半数割れになった時から何を準備してきたのか。政権交代を期待する声も無く、情けない限りだ。瓦解する〝自民党離れ〟とともに無力な〝立憲民主党離れ〟もさらに進むだろう。誠に残念。
高市新総裁は安倍晋三の後継者と言われてきたが、その安倍路線のバックボーンに西部邁の弟子であり保守論客の京都大の藤井聡教授がいた。
専門は土木工学だが第二次安倍政権において、2012年から2018年まで内閣官房参与を務め、「戦後レジームからの脱却」を政策の柱に据えて、経済(積極財政)、国土(防災)、防衛(軍事、食糧)の強靭化を提唱した。「保守思想とは何か」を分かりやすく説いている。今回の総裁選では同じ奈良県人の嘉もあってか、高市候補を終始一貫支持したが、高市早苗が保守政治家なのか、甚だ疑問である。
「戦後レジームからの脱却」はアメリカ、ロシア、中国に言うべきことは言うという基本理念だが、安倍晋三が果たしてどこまで理解して進めたか、これも甚だ疑問である。
何があったか分からないが藤井氏は安倍政権の途中で職を辞している。
ひよっとして自らも志半ばのところがあるのかもしれない。
高市政権の懐刀になると思うが、保守思想とは何の関係も無い「アメリカの属国化」は何としても阻止して欲しい。
MAGAとJSB(ジャパン・ストライク・バック)の合体だけは願い下げである。
自民党というよりこの国が瓦解する。
BOT