「これを見ずして、日活ロマンポルノは語れない」愛染恭子の未亡人下宿 KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
愛染恭子の未亡人下宿
劇場公開日 1984年12月22日
4.5 これを見ずして、日活ロマンポルノは語れない
KIDOLOHKENさん フォロー 2026年1月9日 PCから投稿 編集- このユーザーをブロックする
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二つびっくりしたまずは、主役の愛染恭子。これまでの日活ロマンポルノ女優とは全く一線を画している。それまでの女優たちは、スターと言うほどの輝きはなかった。「このように、よく見れば、女はみんな美しくてエロいものだ」という演出だった。しかし、愛染恭子は本当のスーパースターとしてのパワーを持っている。スター性を前面に押し出し、スター映画として成功した作品である。もう一つは映画として。日活ロマンポルノとして。これは今までの作品群を完全に破壊している。全く新しい。こういったコメディタッチの作品は日活にはなかった。コメディとエロを融合させたエポックな作品だ。ストーリーは基本、白雪姫もの。主に三つのエピソードからなっている。タバコ屋の女の子に惚れちゃう男。彼女はしかし、違う男に口説かれちっゃた。エリート家庭教師の男。実はエロ系のアルバイトで生活していた。アパート住人の一人がストリップ劇場の女に病気をうつしてしまった。その代役にママが出演パフォーマンスする話。あとは適当にギャグが散りばめられて・・って感じだが。なんというか、全体が山本晋也祭りというか愛染恭子祭りというか。そのノリが楽しかった。とにかく、内容の個性が際立っていた。とにもかくにも愛染恭子の魅力満点。魅力爆発。ストーリーとして完成してないとか、そんなことは関係ない。面白かった。ちなみに、愛染恭子は日活ロマンポルノとアダルトビデオの両方に出演している唯一のスターである。さらにはストップ劇場でもスターだった。
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