小4 全国公開模試対策
全国公開模試対策
育テとは異なり、実力テストの面のある全国公開模試、通称全モ。まだ2回しか受けていないけど、傾向から対策を考えてみた。特に、普段の育テで基礎側を解いている基礎コース=下弦向けの内容。ちなみに育テ対策の記事はこちら。せっかくのテストなので、悪い点であっても、せめて実力を出し切れる点を取って、その後の対策につなげられる結果になるといいと思う。試験内容まず範囲は明示されていない。問題も少し捻ってくる。だからといって対策できないわけでもない。スケジュールは当然明示。小4のステージIIでは、おおむね2月、4月、6月と2ヶ月に1回。ステージIII以降は回数が増えるらしい。最近たくさん表示されるようになった中学受験関係の広告から知った、テストの主催元を考えてみれば、問題作成は日能研。で、あれば、範囲は実質公開されているようなもの。あとは育テとは異なる点。下弦・上弦などの区別はなく、全生徒が同じ問題を同じ時間に解く。国語:タイムマネジメント特に下弦側は対策必至。普段の育テの感覚でいると実力不相当に?ある意味相当に?得点が下がる要因がある。形式は漢字&文法、説明文、物語文で40分が通常。それぞれで約50点ずつ。漢字は3年生までの範囲からも出題。ただ、いずれ4年生の範囲が中心にはなるだろう。文法で難問はまだ出ていない。育テだとこれらは共通最後にあるけど、全モでは頭からの出題になるので、そのまま解けばいい。機械的に最後から解こうとするハマるけど、注意するまでもない。説明文、物語文は文章レベル・量としては普段の育テとさほど変化はない、はず。もちろん、ある程度の易化・難化はあるけど、設問形式も同様。選択肢、抜き出し、記述。が、下弦だと普段の育テと違う点として、説明文も物語文も読んだことのない文章からの出題となる。いつもの育テでさほど時間が余っていない場合、まず時間が足りない状況になる。特に読むのが遅い子の場合は、早く読める特訓をするか、文章→傍線→設問と取り組む対策をするのが有効。個人的に、前者は文章量が増えたときに間に合わなくなる方法なので、我が家は後者。高校受験も大学受験も、そうやって読んだ方がいいし。あと、これまでに傾向では、8割程度の問題で、回答が傍線のすぐ周囲にある。特に説明文。まだ言い換えを問う出題が出来ないからだろう。それと、ハマった問題は選択肢だろうが記述だろうが、潔く諦めた方がいい。とにかくタイムマネジメントがカギ。当日の対策文章→傍線→設問で解いていき、すぐに解けなければすぐに文章に戻る。解けない設問、記述はとにかく飛ばす。記述は最後。普段の勉強栄冠の道学び直し3を初見時に15分以内に解けるかが目安。それに間に合わないと、このテストで時間が足りるようにはならないと思う。長男くんは上に書いたハムメソッド実践中。算数:易問確保と応用力普段より見直しを徹底。問題の形式は変わらず、計算→一行問題→文章題と進む。大体6~8問くらい。範囲は、4年生でこれまで日能研で勉強したことと、どうやら3年生。特に直近育テの範囲は大問3、4あたりで重点的に出る可能性がある。難易度はわかりやすく大問順。ただ、最後から見て2、3問分くらいは、どの分野かわからない問題が出てくる。これは育テにはない感覚。だから、大問1つ解くごとに、しっかり見直しをする。特に下弦では、最後の方の大問は(1)以外は捨ててしまっていい。解けたらラッキーくらいの気持ちだけど、まず解けない。まずは大問1と2を満点を取るつもりで、解いたらすぐに見直し。そのための復習は、各範囲の学び直し1までで十分。ただ、大問2の方は3年生の図形も出てきてしまったり、大問2の最終設問は難しかったりするので、完答が無理ゲーなときはある。大問3以降は、テキストで見たことのない文章題が出てくる。大問3,4くらいはまだ簡単だけど、文章からどこの単元の解法を使うか読み取れないと解けない。感覚でもいいとしても、普段からそういう解法の使い分けの練習をしておいた方がいいと思う。要は、「百分率の単元だから%で考える」というような勉強だと、ハマる。たとえ「問題に%って書いてあるから%で考えてみる」レベルでも、そういう風に意識させないと、おそらくこれからどんどん使えることが増えていくにつれて解けなくなってくる。大問5くらいからはもう出たとこ勝負。でも(1)は挑んでみるべき。簡単なことが多いわりに、配点も小さくない。(2)以降は、わからなかったら飛ばす。特に最後の大問はその傾向が顕著。今のところ、トップクラスの子が、調子がとてもいいときにしか解けないであろう問題が出ている。そこらへんまで対策したかったら、睡眠時間(7~9時間)、起床時間(3時間以上前で、8時間未満)、食事の時間・内容(空腹にならない程度の軽食)くらいにも気を使った方がいいだろうな、っていうレベル。一方で、最後以外は、そこそこ程度。まだ学び直し3レベルの問題かな。ただ、それと気づきにくいように出てきているだけ。当日の対策大問1→見直し→大問2→見直し→最後以外の大問→見直し→最後の大問(1)→全体見直し→もう1回見直し or 最後の大問(1)以降目標は大問1の満点と子どもとも共有。親側の希望としては大問2までを満点だけど、プレッシャーになるかもしれないから伝えない。ときどき記述とか最終設問が難しいときがあり、それらは難しい。普段の勉強育テ対策以外は、ランダムに、各単元の学び直し1をやる感じ。ランダムさは親が手伝うか別の教材じゃないと厳しそう。どの単元の勉強やっているか子どもがわかってしまった瞬間、意味がなくなる。学び直し1は全部でなくとも、時間が出来たときに一部ずつだけでも。要は「その単元の最低限の内容を覚えている」ことと「いつその単元の考え方をすればいいかがわかっている」ことの確認。どうせ夏期講習等の特別講習で復習はもう一度やるみたいだから、学び直しの3までは不要かなという感じ。でも、可能なら、解かないまでも問題文や図だけはときどき見せておきたい。社会:暗記と国語対応大問1~3程度で、大問1はおそらく知識問。直近の育テ範囲が出る可能性が高そうだけど、他のところも補足的に聞かれる可能性はある。というのも、まだ2回しかないもののこれまではその傾向。第2回では日本の川が出た。その状況で、第3回でまた日本の川が出るか?というと可能性は低そう。しかも、社会は理科と交代での学習のはずで、まだやっていない校舎があるかもしれないから、テスト週で学んだ部分など最新の部分は、おそらく出ない。そういった点から、受験生全員が学んでいるはずの、前回公開模試から前回育テまでの範囲が重点的になりそうだ。次いで、補足的に他の箇所が聞かれるというのは、日能研では知識を関連付けて覚えさせることを標榜しているので、地図であれば関連して地図記号を聞いてきたりする可能性があるから。残りの大問は傾向が読めない。知識問が続くこともあれば、学んだテーマに関連する文章問題が出るときもある。知識問なら対応は同じ。問題は後者で、常識な部分が問われてしまう。つまりテキストでの対策はほとんどできない。せいぜいコラムの部分か。普段から、ニュースとか、読書やYouTubeで関心をとかはもちろん有効だが、そんなものを全モのためにやれる余裕は、長男くんにはない。努力対効果が悪すぎる。ただ、じゃあお手上げかというと、諦めるのも早い。そういう問題では、たいてい長い説明文章がついている。意味のない文章なんてつけないのだから、それはヒント。少なくとも半分くらいはそこから見当がつけられる。つまり、実質的には、社会で学んだ知識も使う国語。だから国語と同じように、文章から答えを探す。文章→傍線→設問と。国語ほど長くないとはいえ、全部文章を読むのはお勧めしない。ヒントでない部分まで読んでしまって混乱する可能性が高いから。社会の場合は明確に傍線がない場合もあるから、いきなり設問から読む方がいいかも。それでダメだったら?そのときは諦める。25分しかないのに、知らないことを考え続ける余裕はない。これまでの傾向を見ても、明らかに「テキストにはなかったな」という問題は、正答率も低い。みんなも解けない。それなら知識問の誤字脱字や、選択肢の写し間違いを見直した方がいい。上弦の子は知識もあればそういう器用さも持ち合わせていると思うけど、特にウチの子みたいな不器用な子は、そういう当たり前なテスト戦略も一人では組めない。でも、それが本人の学力かというとそんなことはないと思う。中高経れば常識的に身に付くんだから。先回りしてサポートして上げた方が、テストで点は取れる。とにかくテストで点を取るのが何より先決。こんなに毎週のようにテストを受けて、テストの日は実質半日はつぶれるような生活なのに、それで結果も悪いとか、自分がやってたらやる気が出せる気がしない。当日の対策大問1や大問2以降の知識問を解く。解いたら見直し。このときも、常に設問から読む。下弦の子には、知識問か否かの判断がつかない可能性はあるけど、知識問を設問から読むデメリットは特にない。普段の勉強休み期間の講習後なら、そのテキストとテストが重要。他は、栄冠学び直し1~3と、直近の育成テスト。特に前回育成テストの範囲。休み期間の講習は複数単元の問題になっているから、より出やすいと思う。でも、社会にそんなに時間を掛ける余裕もない。暗記ができたら、問題を解きなおすというより、説明ページを3日に1回くらい3分くらい音読で読み直すといいと思う。忘れてしまわないように。理科:タイムマネジメントと国語大問1~4程度で、生物、物理、地学、化学の4種類のように見える。各25点程度。が、まだやっていない単元の場合、3年生の範囲か国語の問題となる。今のところ長男くんは日能研で生物しかやっていない。だから、生物の範囲しか日能研で勉強したところは出てこない。とりあえずそれは暗記する。社会と同じ理屈で、前回全モから直近育テまでの範囲が出る可能性が高い。だとしても、それでカバーできるのはたかが25点。他はいくら栄冠をやりなおしても直接的な対策にはならない。間接的に対策になるのは、実験条件の整理とか、グラフの読み方とかそれくらい。生物の範囲だとグラフはほとんど出てこない。これから傾向が変わるかもしれないけど、物理や化学で大切になるのは、比の計算。実験条件の整理やグラフの読み取りは、グラフも出てくるものの実質的には国語の問題。比の方は、以前の全モがなにより参考になる。比までは使わないとしても、問題文の表を延長して書いてしまえばいい。比例を習うまでは、それでだいたいの問題は解ける。国語的な問題の方は、社会と同じ対応。設問から読んで、問題の文章やグラフから該当する部分を探す。わからなかったら、せめて日能研で一度学ぶまであきらめてしまってもいいかもしれない。だって、対策できる教材がまだないし。対策できない問題を間違えるのは仕方ないし、無理に対策するのは時間のムダ。後はタイムマネジメント。やはり25分しかないので戸惑っている余裕はない。それなら、各大問の最後は捨てて、最初の方の問題を確保する方が効率がいい。当日の対策生物範囲の知識問は解くとして、その後はほぼ国語と思って解く。設問を読んで、該当する問題文の箇所を探すやり方。要は、頭から解いてはいけないというだけ。あと、比の問題(といっても子どもに区別はつきにくいかな?最後の大問)は、表・グラフを延長して書いて、それで答える。「表やグラフの範囲外のところを聞かれたら自分で足すんだよ」って感じか。普段の勉強基本は社会と同じ。でも、それで対策できるのは25点。理科を勉強させたいなら、今までの全モをしっかり理解させた方がいい。あるいは、どうせ日能研でそのうちやるだろうから、それまであきらめるか。全体:優先は算数と国語あとは子どもではやりにくい対策。ウチの長男くんには、全部の学習をやり切る体力はない。どの科目を重視するか、言い換えて、どの科目を捨てるか。個人的に重要なのは、算数≒国語>>社会>理科。算数は、育テで解けても全モの問題が解けなければ、入試のためには身についていないと思う。入試で「この問題はXXXの単元です」という紹介はされないから。だから、どの解法を使えばいいか選択するプロセスが一番はじめに来る。その後の解法が分かっていても、はじめが出来なければ一歩も進めない。なので、算数は全モが解けるレベルでの勉強をしてほしいし、やり直すとなると大変。国語は、対策はしにくいものの、他の科目の土台になる。記載した理社以外に算数でも、問題文を読み間違えたら解けないし、正しく読めるだけで解けてしまう問題もいくつか出る。全モの国語は、特に下弦にとっては、早く回答を探す力が求められるので、これができていくと自然と他の科目の点数も上がるし、普段の勉強する力も増す。それは、自分が英語なり知らない言語で何かを勉強することでも考えると分かりやすい。書いてある内容がわからないければその教科の理解が進まない。一方で早く要点をつかめるようになれば、勉強の速度が上がって、楽しくもなる。社会は、知識問だったらともかく、運悪く応用問題の方だと常識度合い次第では対応が難しい。国語と言ったって限度があるし、それなら国語の方で点を取れるように対策していた方がいい。理科は、今75%の問題は日能研で教えている範囲が出ているわけではないのだから、無理に対策する必要はなさそう。というか、理科はなんでこんな試験構成にしているのか疑問。だから、対策は算数と国語が優先されて、社会と理科は出来が良かったら褒めるくらい。問題や間違えたポイント次第じゃ、できなくても放置。だって知識もスキルも習ってないものが出る可能性があるんだもの。BOT