ロシア軍が戦場で日本の中古車を使い始めた可能性、早急な輸出規制が必要だ
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- 1.大量破壊されているロシア軍の車両等
- 2.なぜ車両等の損失が急増しているのか
- 3.戦車等の損失代替は軍用車両
- 4.損失の車両は純粋な軍用車両なのか
- 5.ロシアが中古車を輸入している国
- 6.ロシアの地上攻撃を支える中古車
ウクライナ領土を攻撃しているロシア地上軍は侵攻当初、機甲戦力と呼ばれる戦車・歩兵戦闘車・装甲車が主体となり、火砲・電子戦・ドローンの支援を受けて攻撃していた。
そのため、これまで注目されてきたのは、戦車・装甲車・火砲・電子戦兵器・ドローンによる攻撃とその兵器の損失であった。
一方で、「軍用車両」(トラック、ジープ、タンクローリー車)は、攻撃や防御を行う兵器ではないこともあり、私は注目してこなかった。
注:今回の記事では、民間の一般車両(四輪車、オートバイ)を含めた場合、「車両等」の用語を使用した。
そして最近のロシア地上軍は、歩兵が徒歩または、オートバイに乗車して、無謀に攻撃する様相になってきている。
このような戦況にあって最近、車両やタンクローリー車の損失が急激に増加している。その数量は甚大である。
歩兵とともに前進する戦車や装甲車の損失が減少する中で、車両の損失が増加していることに異常性を感じている。
そこで、ウクライナ参謀部が公表しているロシアの車両等の損失データを見直して、月ごとの棒グラフ(グラフ1)にした。
グラフ1 車両とタンクローリー車の月ごとの損失推移
出典:ウクライナ参謀部が日々発表するデータを筆者がグラフにしたもの 拡大画像表示 ギャラリーページへ今回は、ロシアが戦争で使用している「車両等」について次の順序で考察する。
①ロシア軍の車両等がウクライナに大量に破壊されている現状と車両等の損失が急増している理由。
②戦車等の損失を代替できる車両について。
③ロシアが戦場で使用する可能性がある中古車を輸出している国とその関わりについて。
④日本のロシアの地上作戦への認識と今後の対策について。
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