原形不定詞
原形不定詞
目次
- 原形不定詞とは
- 原形不定詞の英作文
- 助動詞+原形不定詞
- 知覚動詞+目的語+原形不定詞
- 使役動詞+目的語+原形不定詞
- make について
- have について
- get について
- help について
1.原形不定詞とは
不定詞は、通常「to +動詞の原形」の形をとりますが、to がない場合があります。この to のない不定詞を原形不定詞といいます。
原形不定詞とは? →to がない不定詞のこと
原形不定詞をとる形は次の3つです。
・助動詞+原形不定詞 ・知覚動詞+目的語+原形不定詞 ・使役動詞+目的語+原形不定詞
では、それぞれみていきます。
2.原形不定詞の英作文
1 助動詞+原形不定詞will, can などの助動詞の直後では、原形不定詞になります。ただこれは、みなさん「助動詞+動詞の原形」の形で学習していると思いますので、それほど気にしなくてもOKです。
助動詞をまだ習っていない方は、原形不定詞よりもまず助動詞を学習することをお薦めします。
>> can >> must >> may 2 知覚動詞+目的語+原形不定詞
知覚動詞とは、目や耳などの感覚から情報を得る動詞です。
・hear(聞く) ・see(見る) ・watch(見る)等
例文です。
「私は彼が逃走するのを見ました。」
という文。ここで注目して欲しいことは、see をいう動詞を使うことです。この動詞は知覚動詞なので原形不定詞をとります。 従って、
⇒ I saw him run away.
これが正解です。下のように、 to をつけないで下さい。 ⇒× I saw him to run away.
ただ、知覚動詞が受け身の文になるとto が必要です。 ⇒ He was seen to run away by me. (彼は私に逃げるのを見られました。)
また、原形不定詞を現在分詞にしてもOKです。
I saw him run away. = I saw him running away.
少しややこしいかもしれませんが、知覚動詞は原形不定詞でも現在分詞でもどちらでもOKです。 ただし、受身になると to が必要であることを覚えて下さい。
例文:
[原形不定詞] We heard a baby cry. (私たちは赤ちゃんが泣いているのを聞きました。)
[現在分詞] We heard a baby crying. (私たちは赤ちゃんが泣いているのを聞きました。)
[受け身] A baby was heard to cry by us. (赤ちゃんは泣いているのを私たちに聞かれました。)
[原形不定詞] I watched them play soccer. (私は彼らがサッカーをしているのを見ました。)
[現在分詞] I watched them playing soccer. (私は彼らがサッカーをしているのを見ました。)
[受け身] They was watched to play soccer by me. (彼らは私にサッカーをしているのを見られました。)
3 使役動詞+目的語+原形不定詞使役動詞とは「〜させる」を意味する動詞です。 例えば、make, have, let 等です。これらはすべて「〜させる」の意味ですが、厳密には次の様に使い分けされます。
・make … (強制的に)〜させる ・have … (一般的に)〜させる ・let … (許可して)〜させる
文脈を把握して、正しい使役動詞を使えるようにして下さい。 では例文です。
「私は彼女を家に帰らせました。」
という文。この文を make を使って英作します。make は使役動詞なので原形不定詞をとります。従って、 ⇒ I made her go home.
これが正解です。下のように、 to をつけないで下さい。 ⇒× I made her to go home.
以上が使役動詞の基本的な形ですが、使役動詞によっては様々なルールがありますので、次で説明します。
4 make について 受け身にすると to が必要
例文:
[原形不定詞] I made her go home. (私は彼女を家に帰した。)
[受け身] She was made to go home by me. (彼女は私に家に帰らされた。)
原形不定詞ではなく状態を表す語がくることもある例文: He made me happy. (彼は私を幸せにしてくれました。)
5 have について 受け身にできない例文:
[原形不定詞] I had a dentist treat my tooth. (私は歯医者さんに歯を治療してもらった。)
×[受け身] ×My tooth was had to treated by a dentist. ×(私の歯は歯医者さんに治療された。)
「have+目的語+過去分詞」で「〜してもらう」「〜される」の意味になる例文:
I had my car repaired. (私は車を修理してもらいました。)
He had his brother solved the question. (彼はお兄さんに問題を解いてもらいました。)
I had my wallet stolen. (私は財布を盗まれました。)
6 get について get+目的語(人)+to+原形不定詞通常、get は「〜を得る」や「〜になる」の意味で使われますが、get にも使役の意味があります。そして、その使役の「〜させる」で使う場合は to が必要です。
例文: I get my sister to clean my room. (私は妹に自分の部屋を掃除させます。)
ひどいお兄ちゃんですね。
get+目的語(物)+過去分詞have と同じように、「〜してもらう」「〜させる」の意味もあります。その場合は、have と形が同じです。
例文: I got my room cleaned by my sister. (私は妹に自分の部屋を掃除してもらいました。)
お兄ちゃんに少し心の変化があったようです。
7 help について help+目的語+(to)+不定詞help にも使役の意味があります。その場合は to があっても原形不定詞でも構いません。
例文:
[原形不定詞] I helped my sister clean her room. (私は妹が部屋の掃除をするのを手伝いました。)
[to 不定詞] I helped my sister to clean her room. (私は妹が部屋の掃除をするのを手伝いました。)
どうやらお兄ちゃんは心を入れ替えたようです。
同レベル(高校生)の英文法 単元一覧
- 【特集】英語のみで受験できる大学
- 【特集】数学のみで受験できる大学
- 動名詞の構文
- 原型不定詞
- 現在完了進行形
- 過去完了
- 未来完了
- 無生物主語
- 強調構文
- 関係代名詞の用法
- 関係代名詞の応用
- 関係副詞
- 複合関係代名詞
- 複合関係副詞
- 仮定法
- 仮定法過去
- 仮定法過去完了
- 分詞構文1
- 分詞構文2
- 話法1
- 話法2