禁断のKRELL
AMPEX 6516 真空管モノーラルパワーアンプ
AMPEX 6516 真空管モノーラルパワーアンプ 1954年 アメリカ合衆国
鮮明でクリアなハイファイサウンドで、輝かしいアンペックストーン に心が躍り夢見心地で聴き入ってしまう。回路にポジティブフィードバックが 掛けられた闊達なアンペックストーンが特徴である。 音質傾向は硬質で切れ味が鋭く、JBLと相性良好。精妙な描写力で きめが細かく、高解像度で情報量の多さに驚きます。 また真空管アンプはモノーラル化で半導体アンプ以上に空間表現が飛躍的に向上する。 ヴィンテージアンプの聴き味の良さがありながら、まるで現代アンプのような音がする。
AMPEX 6516はロングラン製品でGTCトランスの生産完了後も ピアレスに乗せ換えて製造が続けられた事。 6516 R2というマイナーチェンジモデルが出ている事から 音の評判が当時から良かった事が伺える。 (評判の悪かったものは当然短期間で消えて、後継機種も作られません) 代替えとして使われたピアレスよりGTCトランスの方が音が良かった。
オーディオ用トランスの場合、ウエスタンエレクトリック,UTC,ピアレス,パートリッジなど 特に50年以上前に欧米で製造されたヴィンテージ品のなかに現代の製品にはない 素晴らしい特性、音楽性をもった製品が数多く存在します。 これらの製品は長い歴史のなかで試行錯誤を繰り返し贅沢な素材と 人間の耳で確認しながら手間を惜しまず作られたもので特殊な巻き線方法を とったハンドメイドによるものです。現在の測定器のデータをベースに量産機械で 製造された製品とは全く次元の違う再生音をもっています。 真空管オーディオアンプ用トランスは、とくにアウトプットトランスが音の最終出口なので プリアンプやパワーアンプなどよりも、スピーカーがオーディオの主役であるように、 音質上大変重要で、真空管アンプの音の70%はここだけで決まってしまうと言える。
ヴィンテージトランスの格別の表現力と味わい深さ、それでいて音は 現代のアンプのような透明度の高い音で奥行きや録音現場の空気感、 演奏者の気配などもよく表現できる。アンペックス社最高のアンプといって間違いないでしょう。
AMPEX 6516 は 管球王国でも二度取り上げられて、 GTCとピアレスの2タイプのトランスで詳細に記事化されている 熱の入れようですが、驚くほど音が良かったです。 当初はビーム管ヴィンテージアンプ一斉試聴企画のラインナップに加わっていなかったのですが 管球王国編集部からの強い要望で試聴機が用意されたという経緯がある。 使用真空管/807×2本、6SN7×1本、5879×1本、5U4×1本 最大出力20W サイズW484×H171×D145mm 重量18.0kg 電源:AC100V
BOT