小原紅早生 柑橘 温州みかんの特徴と育て方 kaju_kankitsu-mikan018-05
小原紅早生 柑橘 温州みかんの特徴と育て方 kaju_kankitsu-mikan018-05

小原紅早生 柑橘 温州みかんの特徴と育て方 kaju_kankitsu-mikan018-05

● 柑橘 小原紅早生の品種の特徴

数あるみかんの中でも、もっとも果皮が赤い「小原紅早生みかん」。昭和48年に香川県のみかん農家「小原幸晴」氏のみかん園で発見された、宮川早生温州みかんの枝変わりの品種です。種苗登録までに20年、美味しいみかんができるまでに10年もの歳月をかけた、努力の結晶とも言えるみかんです。その味はコクがあり濃厚で糖度も高く果汁もたっぷりでジューシー。皮もむきやすいので食べやすいみかんです。香川県産の小原紅早生の中で、糖度12度以上の最高ランクの果実を「さぬき紅」、糖度11度以上の果実を「金時紅」と言うブランド名でも出荷されています。また、 丁寧に水分調整と1つずつの袋かけをして年をまたぐ越冬をすることで、果実の質と、さらに濃厚な甘みでベストな味に仕上げられたものが「越冬さぬき紅」と呼ばれています。このみかんは収穫時期が短く、収穫される数も多くはないので、入手困難ということ生産量が少ない非常に希少なみかんですので、お庭で育てればご近所の注目の的ですね。

一本でも実がつく品種が多いのが嬉しい柑橘類。お庭に一本カンキツの木があるだけで、家庭果樹の楽しみを満喫できます。初夏に咲く可愛らしい白い花や甘い香りも素敵です。苗木は定期的に殺虫剤などの農薬散布をしております。

【みかん全般】みかんと言えば温州ミカンのことを言います。温州ミカンは種が入りません。甘夏などの花粉の多い木の近くではまれに種が入ります。日本の代表的な果物で各地で栽培、生産されています。5月に白い花が咲き、花粉は少ないですが単為結果性なので1本で結実します。

学名 Citrus unshiu ミカン科 ミカン属 別名 紅みかん、金時みかん、さぬき紅、金時紅、おばらべにわせ 作出年・作出者 1973年 (香川県・・小原幸晴) 交配親 「宮川早生」の枝変わり 開花時期 5月 花色・大きさ・花形 白・小輪咲き(2.5cm位)・一重 香りの強さ ★★★★★ 強香 甘い 収穫時期 11月下旬~12月下旬 果実の大きさ ★★☆☆☆ 小中果 約100g 甘さ ★★★☆☆ 平均糖度:12度 果実の用途 生食 結果年数 2~4年 自家結実性 1本でなる 最終樹高 地植え:2m ~ 2.5m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木) 最終葉張り 2m ~ 3m  栽培用途 果樹畑、花壇、鉢植え、庭木、コンテナ 植栽適地 北関東~九州 育てやすさ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性 (-5度)、耐暑性強い 耐病害虫性 耐病性:強い 害虫:普通 芽吹き時期 4月頃 トゲの大きさ 5mm 花言葉 清純、親愛、純白

みかん|小原紅早生 2年生接木苗の育て方

植え方・用土

3~4月ごろが植え付け適期です。暖地で2年生以上の苗は冬の植え付けも可能です。鉢植えは年中植え替えできます。冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所が栽培適地です。日当たりが良いと果実がおいしくなります。 鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけれる場所で管理してください。品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒がる場所に植えるときは株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。 水はけの良い、肥沃な土を好みます。よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。地植えの場合は堆肥「極み」を1袋、鉢植えでは、みかんの土(肥料入り)を使って植えると簡単手軽&最高です!

春の植え付け方法

3~4月ごろが植え付け適期、寒さが去ったら早めに植えます。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。

夏の植え付け方法

根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。

秋の植え付け方法

暖地では植え付け適期です。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。

冬の植え付け方法

冬の最低気温が-5度以下になる地域や1年生果樹は春植えをおすすめします。植え方は秋の植え方と同じです。

水やり

地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。

肥料のやり方

肥料は花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。おすすめの有機肥料は みかんの肥料です。3月上旬と7月上旬に追肥として速効性の化成肥料(元気玉)を与えます。12月頃に寒肥として有機肥料のみかんの肥料を与えます。肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。

花芽の付き方

柑橘類は前年に伸びた新しい枝の先端部の葉脇に花芽を含んだ混合芽が1~2月にできます。前年に実をつけた新梢には花芽ができず発育枝だけが伸びますが、翌年の果実をつける結果母枝になります。結果母枝から芽吹いて枝が伸びて結果する有葉果は果実が大きく太ります。結果母枝から新しい枝が伸びずに花が直接結果枝に咲く直花果は養分不足になるので、小さい果実になり、収穫までに生理落果しやすいです。

剪定方法

枝を広げるように意識して樹形を作ると日あたりもよくおいしい果実が増えます。1年生のは将来の成長と樹形作りのために主幹を地際から30~40cmの高さで切り戻して植えます。

寒い時期の剪定は控えます。

その他豆知識

秋から6月頃まで販売しております苗木は、冬の低温時期は休眠期になり、ほとんど生長がありません。1~3月頃の苗木は冬の寒さで葉が黄色くなったり、徐々に落葉します。春になってから新芽を出すために、古くなった葉を樹が自ら落としす生理現象です。葉がすべて落ちても株に力があれば、芽吹き育ちます。葉が少ないときは水は控えめに管理し、土が乾いてからたっぷり与えます。

柑橘類の育て方Q&A

病害虫の予防法

3~4月頃の新芽時はアブラムシがつくことがあります。通年、ハダニやカイガラムシ(ロウムシ)、ハモグリバエの幼虫、アゲハチョウがつくことがあります。枝葉が込み合い風通しが悪いと病害虫がつきやすくなるので、茂りすぎないよう間引くことと、こまめに観察して発見しだい駆除してください。

育て方のまとめ

おいしい果実を増やすコツは、春から秋にハダニやアゲハチョウ、ハモグリバエなどに葉を食害されないようにして葉を多くすること。日あたりによく当てて養分を蓄積させること。柑橘類は成り年と不成り年を交互に繰り返すいわゆる隔年結果しやすいです。なり年は強めに切り戻し結果母枝の発生を促し、不成り年は剪定しないか間引く程度にして花芽を確保しておくと良いです。

増やし方

苗木は接木で増やします。

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高井尽 花ひろばオンライン株式会社 代表取締役 苗木部部長。レモン部顧問。2000年から園芸店勤務、2003年グリーンアドバイザー取得、2004年から園芸専門ネットショップ店長。2006年苗木部設立。果樹・庭木全般、宿根草の品種の特徴・育て方に精通。2004年以降、全国のお客様の育て方の相談を受け続け、地域にあった栽培相談を得意とする。現代農業のコラム執筆など。 最近書いた記事 メルマガバックナンバー お正月には縁起物を。縁起の良い植物をご紹介【苗木部通信 第093号】 メルマガバックナンバー ちょっと待った!バラの冬剪定!もうしばらく様子を見よう【苗木部通信 第096号】 メルマガバックナンバー 木を小さくする剪定について。冬の剪定について【苗木部通信 第095号】 メルマガバックナンバー コシアブラの小さな苗が入荷です【苗木部通信 第097号】
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