花ちゃんお月様へ
無期限の長期休暇をもらい、「これからはずっと一緒だよ」と花ちゃんに誓った夜。少な目ですが、しっかりペレットと牧草を食べ旦那が買ってきた桃も喜んで食べました。ちゃんと歩くこともできました。でもその後、初めて体に異変がありました。後ろ足の踏ん張りがきかなくて顔が全く洗えなくなり何度も何度も手を前につきながら諦めずにいました。私が10分くらい手足のマッサージをすると10秒くらいですが、なんとか自分で顔を洗うことが出来ました。花ちゃんはそれで満足したようでした。今後は少しづつ自由に動けなくなるだろうと想像しました。寝たきりになっても世話をしてあげようと覚悟を決めました。その後はひたすら私に寄りかかっていました。これが最後の写真になりました。花ちゃんの顔は少しむくんでいたようです。その時は気のせいだと思おうとしていましたが、今写真を見るとやはり顔が違っています。寝る前に花ちゃんは・・・旦那の顔をしばらくじっと見つめ、その後同じように私の顔をじっと見つめました。その時の花ちゃんの目を忘れることが出来ません。私は昔その目を見たことがありました。心の中でさよならを言う人の目と同じ。遠くに行ってしまう時の目だったからです。。不安なまま寝ていたためか、明け方4時半くらいに私はふいに目が覚めました。横を見ると花ちゃんが居なくて、青ざめて探しました。花ちゃんはソファの影で横たわっていました。息をしていないかと思いましたが、抱き上げると私を見ました。でも体はぐったりとして力がありませんでした。見えないところで逝こうとしたのだと思います。私はとっさに水分をあげなくてはと思い、台所から桃を持ってきて花ちゃんに出しました。すると花ちゃんはふいに起き上がって、何歩か走って、桃を嬉しそうに頬張ったのです。にっこりしたような気がしました。でも一口食べただけで、花ちゃんはまたぐったりしてしまいました。そこで旦那が目を覚ましました。すぐに状況がわかったようでした。花ちゃんを横に寝かせて、2人で体をなでました。息はもう弱くなっていました。病院には連れていきませんでした。もう病院までは持たないだろうと思ったし、家で看取ってあげたかったからです。花ちゃんを見たら、もう逝こうとしているのがわかりました。2人で花ちゃんにありがとうを何度も言いました。また会おうね、来世でも家族になろうね、と何度も言いました。花ちゃんの呼吸はだんだん弱くなっていきました。最後に「また会おうね!絶対だよ。忘れちゃだめだよ!」というと信じられないかもしれませんが、花ちゃんは「アウ・・・」と言いました。私達が「うん、会うね、会うね」というと、花ちゃんは「アウ・・・アウ・・・」と言って、そこで息を引取りました。うさぎさんの最期は「キィー」と悲鳴のような声をあげると聞いたことはありましたが、そういった声ではなく、言葉で「アウ…」と言いました。どこか苦しくて出た単なる偶然だったかも知れません。でも偶然でも、意味があるように思えました。花ちゃんは笑ったような可愛い顔のままお月様に旅立ちました。キラキラした目もパッチリ開けたままでした。息をしていないのが信じられないような愛くるしい表情でした。これから介護してあげようと思っていたのに。小さい時から賢くて手のかからない子だった花ちゃんは自分で時を決めて去っていったかのようでした。そして私達に「アウ…アウ…」という小さな奇跡を残してくれました。最期まで光を与えてくれた花ちゃん。本当に天使のような子でした。私は泣いていましたが、悲しみの涙と共に感動の涙も流していました。いくら言っても足りません。11年間ありがとう、花ちゃん。花ちゃんに出会えて本当に幸せだよ。これからも魂はずっと繋がっていると信じています。約束したのだから、またきっと会えると思っています。長くなってしまいましたが、最期まで読んで下さってありがとうございます。この回想録を読んで、私と一緒に花ちゃんの一生を見届けて下さった皆様にとても感謝しています。花ちゃんも喜んでいると思います。今後も花ちゃんの思い出と共にブログは続けていきたいと思っています。 Tweet 関連記事- お礼とお知らせ 2014/03/29
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