女の子の「おちんちん」への願望
女の子の「おちんちん」への願望

女の子の「おちんちん」への願望

 男の子の「自分のからだ」との出会いは、女の子の場合と違って、とてもスムーズです。これは、からだの構造からきています。なにしろ、男の性器は自分の目ですぐ見えるところにありますし、手で触れるにも丁度いい位置にあります。 触れれば、やわらかく、あたたかい……。

 風呂上りのハダカンボの小さい男の子が、自分のおちんちんをねじったり、ひっぱったり、まるでおもちゃがわりに遊んでいるのを見て、「なるほど。男の子は、このようにして自分の性と出会うのか」と感じ入ったことがあります。きっと、男の子にとっては、自分の性器に触れるなんてことは、鼻の先や耳たぶに触れるような親密さ、手軽さなのでしょうね。

 「女の子というものは、自分になくて男の子だけがもっているもの、すなわちペニスへの劣等感とそれを欲しいと思う願望を抱く」と規定したのは、かの有名なジークムント・フロイト博士(1856~1939)です。

 兄と弟の間にはさまれて育ったわたしは、ペニスを自然と目にする機会も多く、また父親に連れられて銭湯の男湯に入ったことも数多いのですが、でも、ただの一度も、ペニスをうらやましかったり、欲しいと思ったことはありません。むしろ、あんな奇態なものが自分の前にぶらさがっていないことに、どれだけほっとしたことか……。

 それにしても、男の子のこうした「自分のからだとの親密な出会いは、やはり羨ましいかぎりです。「おちんちん」なる愛称をもっていて、次のような詩までつくってもらえるのですから。

 「男の子のマーチ」 谷川俊太郎詩集より

おちんちんはとがってて

月へゆくロケットそっくりだ

とべとべおちんちん

おにがめかくししてるまに…(抜粋)

 なんとも楽しく、自然と頬がゆるんでくるのを感じます。

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