小鳥が集まる木、誘鳥木について考える
小鳥が集まる木、誘鳥木について考える

小鳥が集まる木、誘鳥木について考える

小鳥が集まる木、誘鳥木について考える

小鳥が集まる木のことを、誘鳥木(ゆうちょうぼく)と言います。 小鳥は、木になる実や、花の蜜に集まります。また、巣を作ったり、寝蔵にする木もあります。 小鳥はどのような木を選び、集まるのか。また、問題などはあるのか。考えてみました。

実がなる木

鳥が食べる木の実の種類は沢山ありますが、小鳥が食べることが出来る実について考えてみます。

木の実と言えば、ドングリや栗のように硬い実、ミカンなどの柑橘類のように皮が厚い実、リンゴや梨や桃のように柔らかい実、マンリョウやクロガネモチのように小さい実などがあります。

これらの木の実のうち、ドングリや栗のように硬い実を小鳥は好みませんが、それ以外なら、大抵小鳥たちは好んで食べます。 特に、人が美味しいと思う木の実は、野鳥も大好きです。

木の実の色と匂い

鳥は色を識別することができ、特に小鳥は赤い実を好む傾向があります。また、意外と匂いにも敏感で、甘い香りのする好みにもよく集まります。

赤い実がなる木
  • ジューンベリー 初夏に赤い実がたわわになります。栽培が簡単で、紅葉も楽しめる木で、近年人気があります。
  • グミ 梅雨の時期に長細い赤い実を沢山つけます。人が食べても美味しく、もちろん鳥たちも好んで食べます。栽培は難しいと言われますが、ちゃんと根付けば毎年沢山の実をつけてくれます。
  • モチノキ 晩秋に赤い実をつけます。野鳥の餌が減ってくる時期なので、小鳥にとってはあると助かる木と言えます。実をつけるのは雌の木なので、雌の木を植える必要があります。
  • ヤマボウシ 8〜9月ごろに紅橙色の実をつけます。果肉は粘質で甘く生食できます。シンボルツリーとしても使える人気の木です。
  • ハナミズキ ヤマボウシの仲間で、秋に赤い実をつけます。紅葉も楽しめるため、庭木に使われることが多いです。
  • ナンテン 秋に赤い実をつけます。野鳥はナンテンの実を食べますが、好物というほどではないです。インコなど、ナンテンを食べさせてはいけない鳥もいます。
  • マンリョウ 晩秋から冬にかけて赤い実をつけます。小鳥の冬の非常食ですね。美味しくないので、小鳥も好んで食べているわけではなさそうです。

花の蜜

小鳥には、花の蜜を好んで食べるものもいます。メジロは花の蜜が好物で、蜜の香りに誘われて、花の咲く木に集まってきます。

  • ウメ 早春に咲くウメには、メジロがよくやってきます。つがいでやってくることが多く、とても可愛らしいです。
  • サクラ 桜の花にもメジロがよくやってきます。

誘鳥木のメリット

農家さんなどはスズメを害鳥と考え、スズメが集まることを嫌う方も多いですが、スズメを始め、小鳥が集まることにはメリットもあります。

スズメをはじめ、小鳥の中には害虫を食べてくれるものが沢山います。実際、我が家のぶどうの木には沢山のコガネムシが来て葉っぱを食い荒らすのですが、スズメを庭に呼び込むようになってからは、コガネムシの数が激減しました。 庭でスズメがコガネムシを捕まえて食べているところを何度も目撃しています。また、スズメが飛んでいるアシナガバチを捕まえて飛び去るのも見かけました。

野鳥が食べる害虫の数は計りしれず、野鳥が食べてしまう農産物の被害より、害虫を食べてくれることで守られる農産物の方が圧倒的に多いのです。

野鳥が集まる庭では、害虫の被害は大きく減少します。庭に誘鳥木があると、庭の害虫被害が減り、管理にかかるコストなども大きく減らすことが出来ます。

誘鳥木のデメリット

もちろん、あまりに沢山の野鳥が集まると、デメリットもあります。特に問題になりやすいのが糞害と騒音です。

糞害と騒音を引き起こす野鳥

糞害や騒音を引き起こす野鳥の代表が「ムクドリ」です。 ムクドリは夜、群れで就寝します。この群れが大きくなると、騒音や糞害を引き起こします。特に鳴き声はとても大きく、沢山が一斉に鳴くので、とてもうるさいです。

対策

庭にムクドリの大群を寄せ付けないためには、大きな木を植えないということが基本になります。大きな木はムクドリの群れにとって格好のベッドになります。木が大きくなったら、剪定をしてムクドリが集まりにくくしましょう。

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