放火?連続火災に広がる不安 三重・明和 倉庫やプレハブ小屋など被害
印刷
Tweet
放火?連続火災に広がる不安 三重・明和 倉庫やプレハブ小屋など被害
2026年02月21日(土) 15:59
1面
三重県多気郡明和町で19日から20日かけて、火の気のない倉庫などから出火する不審火が相次いで発生し、住民らの間で「不審火ではないか」などと不安が広がっている。火気を扱う住居ではなく、人の出入りがほぼない倉庫などでの火災ばかりということから、松阪署は放火の可能性も視野に、事件と事故の両面から捜査。出火原因の究明を急ぐとともに管内のパトロールを強化し、警戒を強めている。
同町内では、19日午前9時ごろ志貴で農機具が収納された倉庫から出火し、全焼した。同日、午後1時50分ごろには、同所の南約6キロの上村の倉庫で火災が発生。この倉庫にも農機具が収められており、建物の一部が焼けた。さらに翌20日午前10時55分ごろには、2件目の現場から約1キロ離れた池村で、物置として使用されている平屋のプレハブ小屋が焼ける火災が発生した。いずれの建物も住居として使用されておらず、火災発生時に所有者はいなかった。
また先月23日には、同所近くのプレハブの一部が焼ける火災があった。いずれもけが人は出ていないが、人がいない倉庫やプレハブで火災が相次いでいることや、近場で多発していることから、町民の間では「不審火では」という不安の声も出ている。
同署では「事件と事故の両面から調査する」とし、放火の可能性も視野に捜査する方針だが、乾燥している時期で、管内では建物以外でも野焼きなどによる火災が立て続けに発生している状況を踏まえ「管内のパトロールを強化すると共にさまざまな可能性から出火原因の究明に努めたい」とし、屋外での火の取り扱いについての注意を呼び掛けている。
不審火で一部が焼けた農機具倉庫=19日午後5時半ごろ、明和町上村で
BOT