「もっとしたい」25歳彼女と「ほどほどでいい」28歳彼氏…性欲に差があるカップルの笑えない悩み
2021.01.25- #恋愛
石田 衣良
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私は最低週1回以上したい
早川:今日は25歳の女性からこんな相談がきています。3歳年上の彼氏と付き合って3年、うち1年は同棲してます。仲も良く、結婚も考えていますが、少し悩みがあります。
石田:ほう。
早川:私にとって彼が人生で初めての彼氏です。もともと私は性欲が強いほうなのですが、彼との相性も良くて、いつもセックスのことを考えています。彼は過去に2人彼女がいて、セックスもたくさんしていたそうで、恋人のいない時期は誰かと関係を持つなど、性に開放的に生きてきたようで、逆に今は性欲が落ち着いているようです。
私は思い切り楽しんだ時期がないので、もっとしたい気持ちはあるのですが、彼以外とはしたくありません。石田さんの「好きな人とたくさん」という言葉はとても好きなのですが、性欲に差があることでいつも不十分です。
いまは月に1〜2回ほどですが、私は毎日は無理でも最低週1回以上はしたいです。誘うといつもダルそうにしており、断られるのが辛くて誘うのもやめてしまいました。しょうがないことなのでしょうか。
-AD-彼は落ち着いてきているのに、私は旺盛
石田:これは厳しい悩みだね。
早川:25歳女性からの相談です。
石田:彼は28歳で、男性の最初の性欲の波が収まったばかりであると。一方で彼女はまだ覚えたばっかり。付き合って3年同棲して1年かあ。確かにちょうど落ち着いてきた時期だよね。ただ、それでも月に1〜2回というのは、若いんだから、ちょっと厳しくない?
早川:そうですよね。
photo by iStock石田:ただ、このまま同じ状況が進むと、さらに頻度が下がっていくと思うんです。なので、休みの日とかにちゃんと話したほうがいいんじゃないかな。「私としてはもう少ししたいし、他の人とはしたくない」的なことを伝えたほうがいいと思う。
早川:3年付き合って1年同棲ってことは、カップルとしてはそれなりに経ってるけど、彼女の性欲は増しているということなんですね。
石田:逆に女性の相談者さんのほうが、男性と付き合ったのが初めてで、初体験を経てだんだんと体が大人になってきて、本当のセックスの良さみたいなのが分かってきている段階なのかもしれない。もっとすごい世界が見えるんじゃないか、という好奇心満々な時期なんでしょうね。そこだよね。彼は落ち着いてきているのに、自分は好奇心旺盛。このギャップは難しい。
-AD-早川:彼の状況が全然分からないですけど、確かに28歳で男性として収まってくる時期というのも分かりますよね。仕事で疲れているなどもあるだろうし。
石田:ここで問題なのは、彼女が彼のことが大好きという点だよね。もし彼がちょっとダメ男で、彼女が他の人ともしたいという気持ちがあれば、「浮気しちゃえばいいじゃん。いろんな男性を見ておいでよ」とも言えるんだけど…。そうならないんだもんね。
相手を責めすぎないこと
早川:ちょっと厳しそうですね。
石田:となると、実際のところ彼となんとか関係を改善するしかないと思う。やっぱりどこかでちゃんと話すべきなんじゃないかな。二人でお酒とか飲んで盛り上がってる時とかに。
早川:その場合、伝え方とかデリカシーで気をつけることはありますか。
石田:相手を責めないほうがいいですよね。自分としては辛い状況が続いていることを伝えた上で、彼氏を責めすぎないことが大切だと思います。
でも、ちょっと思うんだけど、最近の男子って何でこうなのかな? 28歳くらいの若さで、仕事で疲れているとかダルいとか、なんでこんなにダメなのかなっていう…。
-AD-早川:悩んでいる女子たちもかわいそうですね。
石田:彼女は「性欲が強い」と自分で言ってるけど、性の世界をわかり始めた女の子はみんなこうなるんだよ。僕は普通のことだと思う。なのに男の子たちがすぐ疲れたとか飽きたとか…。「こんなもんか」と見切って、ダメなセックスを繰り返して、止めてしまってはいつまでも向上しないし、ちょっとまずいと思う。
早川:いずれにせよ、ちゃんと話すことからですね。
石田:そうだね。きちんと話した上で自分の状況を伝える。ちょっと脅してもいいかもよ。「この状況がずっと続くようだと、私としては他の人が素敵に見えちゃうかもしれない」くらいのことを言ってもいいんじゃないかな。
早川:それで彼がどう反応するか。
photo by iStock石田:彼氏だって、実はまだ彼女とこんなことをしたい、こんなことをしてもらいたい、みたいな言えてないこともあるかもしれない。それを聞いてみるといいよ。私は週に1回以上したいと伝えて、あなたも私に本当にしてほしいことは何かないの?頑張るからって。
女の子が恥ずかしそうにそこまで伝えても、「いや、なにもない」という男だったら別れよう。
早川:そうですね。
石田:そんな男はクズだからさ。もっといい男いるよ。
-AD-※本稿は2018年3月16日公開「恋と仕事と社会のQ&A」を記事としてまとめたものです。
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石田衣良(いしだ・いら)/1960年、東京生まれ。84年に成蹊大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。2003年「4TEEN フォーティーン」で直木賞を受賞。『アキハバラ@DEEP』『美丘』『娼年』など著書多数。早川洋平(はやかわ・ようへい)/プロインタビュアー。新聞記者等を経て、2008年キクタス株式会社設立。著名人から市井の人々までをインタビューし、それを発信する音声メディアを製作。『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース多数。関連記事
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