小学生でも分かる問題にチャレンジ!「640÷0.8+640」→正しく計算できる?
小学生でも分かる問題にチャレンジ!「640÷0.8+640」→正しく計算できる?- 2026.3.13
昔習った学習内容は、使わなければどんどん忘れていってしまいます。
例えば、小学校のときに習った小数の計算ルール、今でも覚えているでしょうか?
今回の問題にチャレンジすると、あいまいになっている記憶がよみがえってくるかもしれませんよ。
問題
次の計算をしなさい。640÷0.8+640解答
正解は、「1440」です。
どうやって計算すればよいか、思い出せたでしょうか。
計算に迷ってしまったり、誤答してしまった人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。
この問題の正しい計算方法が、分かるようになりますよ。
ポイント
この問題のポイントは、「割る数を整数にすること」です。
今回の問題で最も難しいのは、640÷0.8の部分ではないでしょうか。この「小数で割る」という計算ルールは、忘れてしまっている人も多いでしょう。
割る数が小数のときは、次のように計算をします。
<小数の割り算(割る数が小数の場合)の計算ルール>ステップ1:割る数が整数になるまで小数点を右に移動する。ステップ2:ステップ1と同じ桁数分割られる数の小数点も右に移動する。ステップ3:割り算をする。では、早速やってみましょう。
まず、0.8の小数点を右に一桁分移動して、整数8を作ります。次に、割られる数の640の小数点も右に一桁分移動します。
640には小数点がないと思うかもしれませんが、640=640.0と考えれば小数点が見えてきます。640.0の小数点を右に一桁分移動すれば、6400になりますね。
あとは、割り算をするだけです。
640÷0.8+640=6400÷8+640=800+640残りの足し算をすれば、この問題の答えが出てきます。
800+640=1440 【おまけ】小数で割る割り算の計算ルールが成り立つ理由小数で割る割り算は、小数点を移動して整数で割る割り算として計算ができます。
しかし、小数点を勝手に移動してしまって、元の式と答えがずれてしまわないのか気になる人もいるでしょう。
このような疑問は、割り算を分数に変換すると解消されるでしょう。
a÷bという割り算は分数a/bに変換できます。よって、640÷0.8は640/0.8に書き換えられます。
ここで、分数は分子と分母に同じ数を掛けても大きさは変わらなかったことを思い出してください。つまり、次のように分数を変形することができます。
640/0.8=(640×10)/(0.8×10)←分子と分母に同じ10を掛ける=6400/8=6400÷8分子と分母に10を掛けた後、分数を割り算に戻すと、6400÷8の形になりました。
このように、割り算を分数にし、小数点の移動を×10(※)の計算に置き換えて考えると、今回紹介した計算ルールが成り立つ理由が見えてきますよ。
※小数点を右に二桁分移動したいときは×100、三桁分移動したいときは×1000をします。
まとめ
今回の問題では、小数の割り算を正確にできるかが重要になりました。
小数で割るタイプの割り算では、小数点の右移動によって整数で割る形を作り、計算を進めます。このとき、割られる数の小数点も右に移動することを忘れないようにしましょう。
この計算ルールが覚えにくいという人は「どうしてこの計算ルールが成り立つのか(=割り算を分数形式にして考える)」を理解しておくことをおすすめします。バックグラウンドが分かっている計算ルールは忘れにくいからです。
今回、小数の計算方法を少しずつ思い出してきたという人は、ぜひ類問にもチャレンジしてみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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