【自立活動】人間関係の形成、コミュニケーションの実践例(ネタ)「こんなときどうする?」
【自立活動】人間関係の形成、コミュニケーションの実践例(ネタ)「こんなときどうする?」

【自立活動】人間関係の形成、コミュニケーションの実践例(ネタ)「こんなときどうする?」

人間関係の形成やコミュニケーションに課題がある児童に、どんな学習を行えばよい?

ソーシャルスキルトレーニングを進められたけど、具体的にどうすればいいの?

初めて特別支援学級を担任することになって、自立活動の授業をする前に私自身が抱いた疑問でした。

同じような思いを持っている方の疑問を解決できればと思って、今回の記事を書いています。

わたしの経歴はこちら

  • 小学校教員 15年目
  • 通常学級担任 1、2、4、5、6年担任を経験
  • 現在特別支援学級(知的障害)担任 1、2、3、4、5年担任を経験
  • 生徒指導主事4年目

この記事を読めば、分かること!

  • こんな児童にピッタリ
  • おすすめの教材「あそびっくす!まなびっくす!」
  • 実践例「こんなときどうする?」場面カードを使って考えよう
目次
  1. こんな児童にピッタリ
  2. おすすめの教材「あそびっくす!まなびっくす!」
  3. 実践例「こんなときどうする?」場面カードを使って考えよう

こんな児童にピッタリ

私が担任するクラス(知的障害特別支援学級)の児童の一人に、人間関係の形成、コミュニケーション面に課題のある児童がいます。

もちろん、魅力的なところもたくさんあるのですが、今回は、実践紹介のため、省いています。(ご理解ください)

児童の特性としては・・・

  • 一人遊びを好む
  • 新しいことを試すのをためらう
  • 急な変更が苦手
  • 活動に自分なりのこだわりがある
  • 気持ちを上手に表現することが難しい(相手の気持ちを考えず、ストレートに伝えてしまうことがある)
  • 気持ちのコントールが苦手

このようなタイプです。

あるとき、クラスのみんなで遊ぼう!ということになり、何をして遊ぶかを話し合っていました。

その児童は、すべり台で遊ぶことが好きなので、遊具遊びを希望していました。

その他の児童(4名)は、けいどろを希望していました。

多数決では、もちろんけいどろです。

ところが、その児童は大パニック!!!!!

「いやだーーーーー!!!!!」と大声で泣き出してしまいました。

理由を尋ねても「やりたくない!!!!!」の一点張りでした。

そのような事態は、初めてだったので、私もびっくりして、泣き止むようになだめ、少し落ち着くことができましたが、

みんなで遊びたいという思いの児童も4名いるので、みんなで遊ぶ時間と自分のしたい遊びをする時間をとろうということで、その場はおさめました。

落ち着いてから、やりたくなかった理由を尋ねると、いろいろと思いはあったようです。

  • けいどろをしたことがなかった
  • けいどろの遊び方が分からなかった
  • すべり台で遊びたかった  などなど・・・

しかし、苦手なことや初めてのことに出会うたびに大泣きをしていたのでは、この先、困るだろうと思い、気持ちの落ち着け方や気持ちの伝え方、適切な行動について学習していく必要があると感じました。

おすすめの教材「あそびっくす!まなびっくす!」

本校の特別支援学級の教室には、これまでの先生方が購入してくださった教材がたくさんあります。

その中の一つに「あそびっくす!まなびっくす!」というコミュニケーションやソーシャルスキルが学べるカード教材がありました。

そのカード教材で可能なクイズやゲームはこちらです。

① 3ヒントクイズ・・・傾聴する力、ワーキングメモリー、聴覚情報の統合

② お話ビンゴ・・・・3~4語連鎖の文表現(主語を入れた表現・女子の適切な使用・感情表現)

③ おかたずけゲーム・・聴覚情報の統合、推論する力、不確実な中実行する力

④ 位置あてゲーム・・・視覚記憶能力、記憶の方略の意識下

⑤ 早読みゲーム・・・・追視能力、呼応速度を早くする

⑥ お知らせゲーム・・・上下左右といった空間語の理解と表出、情報を伝える力、聞き取る力

⑦ 仲間分けゲーム・・・言葉の概念形成力、多角的視点や思考の切り替え、柔軟性

参考:https://www.stella-edu.com/blog/3946/

実践例「こんなときどうする?」場面カードを使って考えよう

今日は、このお話ビンゴのカードと自作プリントを組み合わせて、実践をしてみました。

  1. 場面カードを1枚選ぶ。
  2. 場面カードにはだれが出てくるかをプリントを書く。(登場人物が1人の場合は①だけを使い、二人の場合は①②を使う)
  3. それぞれの様子や気持ちを想像し、プリントに書く。
  4. このような場面に出会ったときは、どうすればよいかを考え、プリントに書く。
  5. 児童に、自分の考えについて詳しく聞いた後、それ以外の考えをいっしょに考えたり、日常場面につなげて伝えたりする。

この学習を通して、他者の気持ちに目を向け、適切な行動について考えることができました。

また、この学習をした後に、同じような出来事が起こったときには、学習内容を振り返りましょう。

適切な行動ができていたときには、すぐに褒める!うまくいかなったかったときには、どうすればよかったかをいっしょに考え、次につなげられるように声掛けをします。

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